山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

モジズリの花

2016年06月30日 | 山野草

 

 今はほとんどの場合、ネジバナと言うが、その昔はモジズリと言っていた。モジズリは綟摺りと書くが、心情的にはひらがなで≪ も じ ず り ≫としたいところである。

 写真があっさりし過ぎているとの声が聞こえて来ている。ここは、自分のことでもおかまいなしに、付和雷同する。そこへ、主体性欠如の心も加わってって、今日は、大勢に流されることとした。やってみると、たまには数を並べるのも悪くないな。楽ちん、大好きなのだ。

 

 

 モジスリ(ネジバナ)1、伸びやかに

           

 

 

 

 

 モジスリ(ネジバナ)2、密やかに

 

 

 

 

 モジスリ(ネジバナ)3、ゆかしく

 

 

 

 

 モジスリ(ネジバナ)4、捩じれてる

 

 

 

 

 モジスリ(ネジバナ)5、拗ねている?

 


半夏生お化粧のとき

2016年06月29日 | 野・山・自然

 

 梅雨も終わりが近づき、大粒の雨がボタボタ降るようになると、それまで何の変哲もない姿をしていた半夏生が、一気に伸び始め、やがて花穂を見る頃になると、先端の葉はお化粧を始める。山里の大多数の人々の生活を映しているかのように律儀なのである。

 

 

 半夏生の葉のお化粧。上々のノリである。

 

 

 

 

 朴の新芽、スポットを浴びているよう

 

 

 

 

 

 普段認識する時は赤い集合花として見ているムシトリナデシコ。これはやせ地に一花だけで咲いていた。こうして見ると、なるほどナデシコである。

 

 

 

 

 ホタルブクロが大威張り

 


雨の日は手近な花を

2016年06月28日 | 

 

 梅雨前線の上下への動きが活発になって来たようだ。梅雨明けが近いかな?。指標だと言われているタチアオイの花を見る限り、まだ一週間ほどはかかりそうなのであるが、果たしてどうか。

 

 

 ベルリンブルーのアジサイがあった。既成概念上のアジサイと比べると驚くほどにも青色が染みわたっていて、鮮やかである。

 

 

 

 

 ビョウヤナギはびしょびしょだ

 

 

 

 

 ハナキリンの赤い花に、雨滴がてんこ盛り。

 


空は夏色

2016年06月27日 | 近辺の風景

 

 空いっぱいに広がった夏空を五感で感じる、梅雨の晴れ間である。蝶はつかの間のひと時を有効に過ごす名人である。このような日には、一寸草むらを覗くとそこここに彼女らの姿をみることが出来る。

 

 

 シジミチョウとシロツメの花

 

 

 

 

 ルリシジミ

 

 

 

 

 青蛙の姿もあった

 

 

 

 

 カミキリムシ(ラミーカミキリ)

 

 

 

 

 空は夏いろ

 


夏来にけらし

2016年06月26日 | 山野草

 

 起き抜けは、一切を忘れているので、つい、“夏来にけらし・・・”と口をついて出たほど、爽やかな朝である。若干、寝不足気味にも関わらず、身体がシャキッとしている。「まだまだだなッ」と意味不明な言葉も続く。口にしてみると、何もかも、全てがまだまだのような気になる。誘導・誘惑に弱いのは、昔むかしからの性癖である。

 

 

 イチヤクソウの花

           

 

 

 

 

 タケニグサ

 

 

 

 

 暗がりで、黄色い花、一輪(ニガナ)