山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

衣装が間に合わない

2018年03月26日 | 

 

 

 花は咲いたが、のどかな空間を満たすパーツが一つ欠けている。ときおり、叢から飛び出すモンキやツマグロの姿を見ることもあるが、そのほとんどが、チラッと出てはすぐ隠れてしまう。殺風景な眺めよりましだと思えば、いくらかでも気慰みにならないこともないが、たまってしまうものもある。しっかり身支度を整えてから挨拶にまわりたいだろう蝶々さんは、急なこととて、まだ衣装が間に合っていないようである。

 

 

 

 白いツバキの花

 

 

 

 

 

 

 

 ミニ水仙

 

 

 

 

 

 

 

 つるんでいる、ムスカリ

 

 

 

 

 

 

 

 イヌナズナ満開のとき

 

 

 

 

 

 

 

 何だか煽られてるような・石垣の前

 

 

 


知らずにおれば済むものよ

2018年03月09日 | 

 

 

 いつごろから使われるようになったのか、健康寿命という言葉は、興味も関りもないので、今まで全く知らずにいた。それは≪日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自立した生活ができる生存期間≫だそうである。おそらく、どこかの役所の頭のいいお役人さんたちが、ひねりだしたものだろう。欲っしてもいないのに、「あなたを判定します。」と言われているようで、聞いて気分がよくなる種類の言葉ではない。ましてやこちとら、病院通いの長いキャリアを持っている。とうに大衆の対象外だい。「ヘン、どんなもんだい」。

 

 

 

 白いクモマソウ1

 

 

 

 

 

 

 

 白いクモマソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 赤いクモマソウ

 

 

 

 

 

 

 

 環境に負けずに咲いてるクリスマスローズ

 

 

 


クロッカスは春風に誘われて

2018年03月02日 | 

 

 

 いつもなのである。強い陽ざしが注ぐようになり、南からの強めの風が絶え間なく吹くようになったある日、クロッカスは突然花を開く。前日まで、そろそろ出て来るぞ、とそこらあたりを見て廻るのだが、その兆しを見たことがない。

 朝、空と、空気と、風を見ていると、フィッと閃くものがある。「あッ、咲いてるぞ」と見に行くと咲いている。新鮮さを誇りにしているようである。

 

 

 

 クロッカス・白

 

 

 

 

 

 

 

 クロッカス・イエロークリーム

 

 

 

 

 

 

 

 頼もしい腕・花キリン

 

 

 

 

 

 

 

 白いゼラニウム

 

 

 

 

 

 

 

 出番待ち

 

 


季節のリズムが変わるときに

2018年03月01日 | 

 

 不意に鼻水が出たり、クシャミが出たりする。風邪を引いたようである。熱やだるさなどの症状がないので、日常には障りがないのは不幸中の幸いであった。

 今日は全国的に“春の嵐”だそうである。山里の空も大荒れである。気温は上がっているものの、南西の風が見た目以上に強く、肌に痛く刺さり、思いの外寒い。通りに出ても、カメラを構える余裕がない。

 今日は室内花のみ

 

 

 3月のアザレア

 

 

 

 

 

 

 

 おどけたようなネメシア

 

 

 

 

 

 

 

 白いクモマソウ

 

 

 

 

 

 

 

 紅いクモマソウ

 

 


引きこもる気持ち

2018年02月13日 | 

 

 

 子供が、そして、いい大人が引きこもる。現代のみのことかどうかは興味がないから知らないが、いまの世の問題行動の一つであることは間違いないだろう。

 このところしばらく、心がほっとする連続した日がない。きれぎれの安堵感は、あってもないようなものである。というよりむしろ期待を持たされたのち、がっかりさせられる分、有害だろう。大人の時間を永く経験していると、サッサッと切り替えることが出来にくくなってしまうのだ。この、“がっかり”を「ああ、今日もだ」と感じ続けているうちに、待て待てと制する内なる声を押しのけて、何もかもうっちゃって、しばらく籠ろうかなと言う気がしてくるよ。やだねったらやだね。誰も変わりはないのだね。

 

 

 

 イベリス一つ

 

 

 

 

 

 

 

 うちら揃ってます

 

 

 

 

 

 

 

 上の方どいて、押し出しの良いサクラソウ一つ

 

 

 

 

 

 

 

 雪の中に残るヤブランの黒い実