山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

招きシーサー

2010年10月08日 | 日記

 そろそろ鉢植えの植物の引越し先を確保しておかないといけない時期になって来た。君子蘭など成長が早いからすぐ大株になる。スペースを2倍3倍に有効活用するアイデアを用意する必要がある。ない知恵をしぼるのは大変だ。

柘榴

2010年10月07日 | 日記

 柘榴が実ると、神さんの祖母は大変嬉しそうな顔で、多少自慢げなそぶりも交えながら、私たちにその一枝を見せてくれた。「これ、今年も私の好きな柘榴がちゃんと実ってくれたぞよ」と顔に書いてある。そんな昔があった。

空き家の畑、めひしば

2010年10月06日 | 日記

 山間部地方は何処も長年過疎化と向き合って来た。我が山里も例にもれず年とともにジリジリ、ジリジリ人口を減らして来た。
 過疎化していることを実感することは日常ほとんどないのだが、まれにこの写真のように、前年まで畑として利用されていた所が、見事に一面雑草、しかも単一種のみである。おそらく、他の質の悪い退治しにくい種類は長年丁寧に丁寧に対処してこられたのだろう。この地への愛着が伝わってくる気がする。
 家を見上げると雨戸が閉まっている。聞くとやんごとない事情で転居されたと聞く。

夏の思い出④ チカラシバ

2010年10月05日 | 日記

 チカラシバは、その昔短パンとランニング・シャツ姿で遊んだ自身の幼い頃の夏の記憶を呼び覚ます。猫じゃらしならぬ人じゃらしよろしく、背後から忍び寄って先っぽでくすぐるのである。また強くて切れない性質を利用して、お互いわっか状にかけて、両手で持って引っ張りあい、どちらのが切れるかを競ったりした。
 そのチカラシバが、この夏はあまりの猛暑にネを上げたか、或いは単純な水不足のためか、元気がなかった。あちこちに生えすぎて困るのが特徴なのに、今年はほとんど目立たなかった。
 山の神様とその下部は、この夏は猛暑に対抗すべく、極力かき氷に親しんで過ごした。