「やっほー、まにちゃん、どうしてる?」
と友だちからメッセージが来て
「自分のみにくさの小川をじゃぶじゃぶ歩いてる。楽しくなくもない。」
と答えた。
「足は冷たくない?」
「まあ冷たいかな」
「流れてる?」
「そりゃもう一寸先は闇くらいの勢い」
「それはもう、滝だねえ。」
そう言いながら友だちは遠い街でにっこりした。(気がした)

「やっほー、まにちゃん、どうしてる?」
と友だちからメッセージが来て
「自分のみにくさの小川をじゃぶじゃぶ歩いてる。楽しくなくもない。」
と答えた。
「足は冷たくない?」
「まあ冷たいかな」
「流れてる?」
「そりゃもう一寸先は闇くらいの勢い」
「それはもう、滝だねえ。」
そう言いながら友だちは遠い街でにっこりした。(気がした)
久しぶりに見たハリファックス老師は一昨年の来日時よりも若々しく力強く何にも負けそうにない様子だった。
高く淀みのないホームグラウンド、山奥のレフュジーからのライブだったからというのもあるだろう。
あの強さ。
長年鍛えられてきた鋼のような。
知力精神力体力胆力はもちろん、ベースの負けん気、向こうっ気が強い。
それを一切tameすることなくドライブとして活かしてきた。
雲の上にいるのにいつも闘ってる。
ファイティングモンク、善なる勢力の旗手。
なんて面白い、なんてレアな。
あんなにひどく叩きつけられたのに
なんでこんなにきれいに開いているんだろう
自分の中をひょいとみて思う
私の形に私がぴったり入っている
しあわせは体感
海はきらきら
地形はことば、
って言ってみたかった
(言ったこともあるかな)
流れて表出して
他の表出したものとぶつかって形作られて
文脈がありコンテクストがあり景色がある
地形はことば、物質と同じように表れたもの
はらはらとひらけていく物語を
点字みたいなその文章を心の指でたどって読んで