日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

夜明け前

2017年09月30日 | 日記
今朝は夜明け前に家を出ました。
こんなに早起きしたのは久しぶり。
誰もいない真っ暗な町を抜けて駅に近づくと他にも人が1人、2人。みんなこんな時間にどんな用事があるんだろう。(私は仕事でした)駅の照明が目に眩しかった。

ところが、ですよ。山手線に乗ったら座れないくらい混んでいる。5時前なのに。さすが東京。これから出勤の真面目な朝の人たちと、朝まで飲んじゃった夜の人たちと。
新橋で降りたらラッシュかと思うほどの人波が駅に押し寄せる。金曜日に朝まで飲んで始発で帰る人たちでした。

いつもなら何も知らずに眠ってる時間、知ってるところも見知らぬ土地のよう。

面白いなあ。

街は賑やかに夜なのに、見上げると空は確かに明けてゆきました。



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9月

2017年09月25日 | 日記
友達と一日中遊ぶ
カワウソの小さい手に触る
マイ尺八をゲットする
初めて会った人たちとお昼を食べる
禅問答を聞く
雨の中びしょぬれで自転車をこぐ
雲の切れ目に虹を見る
降りたことのない駅で降りる
遠足に行く
夜明け前に起きる
猫と話す
フィジーの話を聞く
アパート探しを手伝う
学習指導要領を読む
不調な家族の頭をなでる
洗濯物をたたむ
父と子どもたちとお墓参りをする
もんじゃ焼きを食べる
報告書を書く


遊ぶことと働くことと生活することと学ぶことが並ぶその上を、私という車輪が転がっていく。

展開していく。

一直線に。

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脳ってそんなに

2017年09月19日 | 命について
このところ不調だった家族が、あー調子わるーいと言いながら出かけて行きました。
そんなに明るいピカピカの顔になのに?という内心のびっくりは隠して、そうなんだ、気をつけてね、と言いながら送り出しました。
本当に具合悪い時って多分そんなこと言わないんですよ。暗がりで丸まってる。人と話したりしない。ご飯食べに出てこない。洋服どれがいいかなっていう気力もない。
体が回復して脳が回り始めて「調子悪い」って言葉になるまで、時差がある。
調子わるーいって言うくらい元気が出てきたんだね。
お顔や動きを見てたから、私はあんまり心配してません。

脳ってほんとにその人の一部でしかなくて、反応も早くないし全体を把握してもいない。
あんまり思考や言葉にウエイト置きすぎない方がいいです。

…と、言うことは。

私も考えること以上に、自分の動きややってることに注意しよう。



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だめな人の気分

2017年09月17日 | 日記
冷たい雨がやっと小降りになって虫がコロコロ鳴きだしました。今日は寒かったですね。
うちは夏向きの涼しい家なので、あんまり寒くてホットカーペット敷きました。速攻で猫が上に寝ています。

久しぶりのお休みだったので一日中家でだらだらしていました。

だらだらとのんびりの差はなんなんでしょうね。
感じるのも決めるのも自分なんだけど。


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死の瞑想

2017年09月13日 | 死について
死の瞑想っていうのがあるんですよ。

自分が死ぬ瞬間をリアルにイメージできるように、今あなたは病室のベッドに横たわっています、みたいな指示に従って想像し体感する。
死の教育(というのもあるんです)では棺桶まで用意するそうです。生まれ変わったような新鮮な気持ちになる人もいるんですって。

私はもう角を曲がったところに死はあると思ってます。だってついこの前のように思うことが何年も前だったりするんだから、逆から見たらそのくらいの計算です。ちょっと前の母のように、私は死の床にある(かもしれない)そしてちょっと前を懐かしく思い返している。その「ちょっと前」は、今かもしれない。病院の白いシーツの上ではっきりしない頭で、自由に動けた時を思い出しているかもしれない。
そんなこと思い返す余裕はないかな。
ベッドの上とも限らないしね。

死の瞑想、先日機会があったのでやってみました。わざわざやらなくてもと思ったけれど、やったらやったで発見がありました。
最後にすべてを手放す時に私がちょっとほっとしたことです。

できうる限りを尽くして、生き尽くして、最後は心おきなくお別れしたい。
おそらくみんな、元々いた場へ還っていくのだから。

今日も元気に、行ってきます!

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