日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

空をゆく鳥たち 

2016年12月26日 | 命について
てい子よ。
君はちっとも更新しないね。
まあいろいろお忙しいんでしょうがね。
退屈した母はポエミーになっちゃうよ。



「空をゆく鳥たち」

とにかく腕を上下に振るんだとひたすら動かすものと

こうすると風に乗りやすいなと羽の動きに注意を向けるものと

群れ全体の向かう先を見ている鳥と

何故俺らは飛ぶのだろうと空を見上げる心と

すぐそばで同じことしてても
飛びかたも
行き先も
なにもかも
違う

認識や視野はすべてを変える

いつかみんな

どうか

空の大きさに気がつくといい
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どうかおだやかにお過ごしください 

2016年12月25日 | 日記
まにまにですよ。

クリスマスですね。
あと年末とかお正月とか。
忘年会っていう人もいるかな。

クリスマスパーティー
帰省とか
いや、通常営業って人も

でも病院って人もいるよね。

命が尽きようとしてる人も
そのそばで
祈るような気持ちで
涙を流してる人も

それどころじゃない修羅場で
泣き叫んでる人も
楽しそうな世の中を見て呪うような気持ちの人も。

私だってただ普通のことを普通にやりたかっただけなのに
どうしてこんなことになっちゃったんだろうって
広い世界でたったひとりの気持ちの人もいる
知ってる。

行事のあれこれって結構体力を使うから
調子がいい人には楽しいこともあるけど
みんながいつもそうなわけじゃない。
楽しそうに見える人たちだってほんとはつらいこともあったりするよ。

いつかね、ひとつかふたつ
楽しくできることもあるかも。
まあ先のことはわかんないけど。

とりあえずあんまりがんばりすぎないで
あんまり辛いように考えないで
少し自分にやさしくして一息いれて

あなたもどうか
おだやかにお過ごしください。
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再会

2016年12月10日 | 日記
クリスマスソングが流れて少し浮き足立った街でばったり
10年くらい前に一緒だった人たちと会った。
まだ仲良く連れだって出かけてるんだね。
聞きたいこともあるけれど聞いちゃ悪いかな、と思ってる顔だね。

元気?って聞かれて、元気だよーと答えた。

バーゲンの服をあててみて
どうかな。
いいよ、似合う。

でも着るかな。
着るかどうかだねー。

とりあえず元気そうでよかった。
元気でね。

あの時、違うコースに分かれなかったら
私は今でもあの人たちと一緒にいたんだろうか。
「若くてきれいでしあわせそうなお母さん」たちと一緒に。

ちょっと考えてみたけど、多分違ったな。
思い出してみたらあの頃だってお互い違うと思ってた。
遊びに入れてもらっても、なんだか申し訳ないような
旅先で親切にしてもらってるような気分だった。

今はどうだろう。
私のまわりを見てみると
さまざまな人の輪がいくつも花のようにに咲いている。
仲のよいグループと一緒にカレンダーを埋めるのではなく
その時、巡り合わせた相手と時間を作っていくような
自由で流動的な関わりかた。
ずっと一緒にいるわけじゃないけれど
比べたり羨んだり人に合わせたりせずに
ただそれぞれが自分であり続けながら
お互いにとっての最善を願う。
いつの間にかそんなところにたどり着いていた。
私にはこれがとてもいいみたい。

みんな元気そうでよかった。
あの頃、一緒に過ごさせてくれてありがとう。
元気でね。
メリー、メリークリスマス。
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手遅れ

2016年12月01日 | 日記
まにまにですよ。

さっきね、20分くらい前、
あーっ、そうかー!ってわかったよ。
子育てがどういうもんかって。

…もうめちゃくちゃ手遅れだよね。
てい子たちもうテイーンエイジャーじゃん。
あー、もう遅いってんだよ。
なーんか腑に落ちないままやってきたんですよ。
よくこれまで育ってくれたね。こんな親で。

とここまで書いて一旦保存したら
iPad見てゲラゲラ笑ってるてい子。
下書きの記事↑を読んだな!

早寝早起きとかさ、 バランスよく食べろとか
体を動かせとか換気をしろとか
お母さんってほんとうるさいじゃん。
耳、自動的にふさがるよね。
私もうるさい役、したくないんだよね。

更に言えば全般的にうさんくささを
それに対する反発心を、我ながら感じてた。

「自分の都合入ってるじゃん!」って思ってたんだね。

ごめんね、多分それまでは自分の都合が混ざってた。

つまり自分が子供をなんとかしようと思ってた。

違うよね。

親が子供をなんとかするんじゃない。
人は人をなんとかするんじゃない。

正確には
子供が本当になりたい自分になるのを助ける。
子供本人よりも、子供の味方になる。
誘惑に負けて流れちゃいたい子供の中にたしかに存在する
もっと良くなりたいと願う子供の方を、応援する。

それが子供を育てる大人の役割。

やっとすっきり整理ができた。

なんだよー、遅すぎ!
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