日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

センザンコウの鱗の波の

2020年03月30日 | 死について
うつさないために人に会わない近づかない、お散歩に。

曇りだけどなにいろとも言えない白グレイ青のグラデーションが綺麗。

ずっと集めている貝殻が今日はたくさん打ち寄せられていた。

それ食べられるの?と鳩が来たけど、ごめん今日は食べ物持ってないのよ。

病に苦しむ人死んでいく人その周りの人のことを思う、情けなくちっぽけなこの波打ち際。

でもそうだね、死ぬことは不幸ではなくて自然のなっていく一部。

みんなが健やかでいられますように。

その時がきたらうまく還っていけますように。




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もしかしたらここかも

2020年03月27日 | 日記
いつも前を通り過ぎてた横道を入り谷戸を訪ねた。
こどもたちが小さかった頃はよく来たけど久しぶり。

すれ違ったのは犬の散歩がひとりと1匹。
トレイルランがひとり。

あとは私だけの空。
山と田んぼ。
あ、トンビやコジュケイはいたか。

腰を下ろして日が山影に沈むまで見ていた。

帰り道みかけた店が気になって引き返して入ってみた。
やっぱりここも私だけ。

やってますか?
やってますよ、どうぞ。
店の人は外仕事の手を止めてカウンターに入った。

自転車はここでいいですか。
もう少し寄せときましょう。
ものを動かすのに慣れた手が私の自転車をきちんと収めた。

中庭に座ってコーヒーを飲んだ。

さっきと一続きの空をもう少し見上げた。

すこし辛かった気持ちが自分で体勢を整えていく。

いろんな気持ちの下にはちゃんとしあわせがあった。

ごちそうさま、また来ます。









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お別れの覚悟

2020年03月26日 | virus

みなさん、早く普通の元の生活に戻らないかなと思っているでしょう。

もうそろそろいいかなと思ったらなんだか深刻な感じだしと。


私が思うに同じままの元の生活には戻らないんじゃないかな。

ここから先は誰もわからない After Covid-19ACの世界です。


いや違うか。

これまでがBCコロナ以前と呼ばれるんだ。


落ち着くまでにはまだしばらくかかります。

これから知ってるや知ってる人の家族が病に倒れたりするかもしれない。


みんなでがんばって生き延びましょう。


情報も海外のもの(日本語のもあります)を含めて自分でいろいろ見ておくといいです。


ピンチの時は棚卸しのチャンスです。


いろんなことを見直す機会になるしね。


右往左往しないで落ち着いて、大切なものを大切にしましょう。


私も遠くに住んでる人に連絡をして、気にかけてるからねと伝えるつもり。







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症状

2020年03月25日 | virus

削って埋め立てて地形を変えて街や道路や港ができて


ニューロンが手を伸ばしあうように地球を覆うようにつながっていき


様々な要因の総体として変化する活動で


グローバルなネットワークが出来上がっていく


ヒト全体の活動は生き物みたいだし


なんなら地球に張りついた新生物みたいだ


(悪性かどうかはまだわからない)


空中写真で見る住宅地は痒そうな発疹だし


人口増加のグラフは発症だ


私が地球だったらと思うと


ちょっと身体をブルッと動かしたくなったり


発熱したり


免疫機構が活性化したりするかもね








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満ち引き

2020年03月25日 | 命について

ずっと波を見ていた


満ちていくときのかがやき

引いていくときの落ち着き


どちらか一方だけでは成り立たない


自分を含め

生きているものも

社会も国も

ずっと同じ様子のものはない


そうか

波が引いたんだな


引いた波に取り残された形はどうなるんだろう


それからまた気がついた


そうか

多分


同じ波は来ない


その波の線を消すのは違う波






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