疲れ

夏は大好きなんだけど。

洗濯物干すだけでもヘトヘトになる。

光が目に痛い。

空調の効いたうす暗い部屋に戻ってソファに帰る。

読みかけの本すら立派すぎて読んでいられない。

波が折り返してどこか知らないところへ引いていく。

なあんにもしないでいよう。

夏のおしまい

暑くて暑くて、でも季節が変わった。

今から１時間ならつきあってあげるとこどもが言うので急いで支度をして自転車で出発。

今年の夏多分最後の海。

波打ち際につかっていたのはほんの少しでも、水の感触に体が満ち足りる。

大きな雲

小さな雲

帰り道のアイス。

燃え上がるように濃い影たち。

（１時間では帰れなかった）

自分の逆ウロコから逃げる龍

例えばゲームをする息子の肩をぽんぽんとたたいて行ってきますと言う

その行ってきますは帰りますという前提の上に乗っている

今生の別れを含めた有為法の日常を流れゆく

初心というゼロ地点に本当はいつでもいる

忘れて／信じ込んで

忘れずに／常に更新して

根底からダイナミックに動き続ける

静止点

スティルネス

できるようになってきたこと

自分のできないところやダメなところを、攻撃したり否定したり見ないフリしたりしないでいられるようになった。

少し笑って見るだけ。

（そうしたら恐ろしいほど悪いところが見えるけどね）

ほめ言葉を普通にありがとうと受け取ることもできるようになった。

反対みたいだけど同じことなんじゃないかな。

だって道は広いから。

間違う余地も伸びていく空間もいくらでもある。

どんなにひどくても、あるいはすばらしくても問題ない。

ちっぽけで、本当にどこまでも自由。

真夏の永遠の一日

暑かった一日、横浜の港を一回りした。

ベイブリッジのお腹やキリンみたいなガントリークレーン、キラキラの波。

船からの写真には永遠が映り込んでいる。

昔デートした山下公園を大きくなった、こ、ど、も、と歩く。

（まあ！）

生きているとは不思議なことなり。

光、光、光を浴びてふうふう歩き、帰りの電車では寝てしまった。

水分は取っていたけど帰ったらちょっと頭が痛かった。

夏の光の過剰摂取。

その後は屋根の下で大人しくしていました。