日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

夏季合宿

2023年08月28日 | 

山は涼しかったし

ご飯は美味しかったし

ほとんどの人は気心が知れてるし

大勢の中にずっといるのが苦手な私

二年前別のところで深く傷つけられた私も

くつろいでいることができた


講義はいつものように前振りと脱線(あれ、なんでこの話になったんだっけ)がたっぷり

でもそれも必ず結果オーライになる


今回のテキストは鳥と魚と月と水が出てきて私は好きなやつ


(正法眼蔵 現成公案)


仏教はさ、やっぱりよくわかってるよね


時々寝転んだりうとうとしたりうなづいたりしながら聞いた


私は思うの

生きる目的は生きること

生きることで自分を転がし歩かせ世界と出会わせ展開して尽くす尽きさせること


自分をしていのち世界を表しきること


つまり現成げんじょう


ほら見てあの湧き上がる雲






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師匠に頭を冷やせと言われた話

2023年08月25日 | 無心

さっき降った雨のおかげで幾分ましになったとはいえ、山の斜面の階段を登ってきたら暑くてくらりとするようだった。


先に来ていた何人かが中に入らず塔頭の前に座っているのは、外の方がまだ少し涼しいから。


この前買った首を冷やすやつ持ってくればよかったと言ったら、首を冷やすのは良くないと思うよ、冷やすなら頭頂部、と師が言う。


帰り道濡らしたタオルを頭に乗せていたら、それはなんなんですかと聞かれたので説明した。


つまり「禅の師匠にお前は頭を冷やせって言われた」ってことですね。


私たちは暗い境内で笑いながら斜面を降りておやすみなさいと別れた。






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「子育てのためのポリヴェーガル」小笠原和葉さん 感想文

2023年08月19日 | 感想文/創作物

子育て、思い出しました


あれは全く他に類を見ない腹側迷走神経の「お腹の時間」

哺乳類の時期

それまでの社会化を圧倒する肌の温度と感触と匂いの経験でした


そして私の子育ては(とりわけ苦労の多いものだったんですが)終わったんだなあと、清々しく思いました

あの大変なところを抜けて、とにかく大人ばかりの家族になった

生き延びた

充分よくやった

(まるで戦さを振り返る退役軍人)


そういうふりかえりの機会としてありがたかったです


お話を、実は私はお経を聞くように音楽を聞くように聞いていたかもしれません

和葉さんのうつくしく調整された発話発音

ひとつの誤魔化しも齟齬もなく星座のようにきれいに配置された思考

私たちの身体/水の領域から届くこれほど全存在的に調和されたメッセージをあまりしりません


内容は本や以前の講義で知ってはいたことですが、あらためて空気を振動させて耳に届く声として聴くことができてよかった


きっと今の私の奥の方を少し揺らして、私全体を豊かにして、何かを少し変えていくでしょう


少し賢くなるかな

知っていることが無意識に行動を変える、というように


あ、あともう一点


最後の質疑応答のところであったやりとり


「お風呂数分で回復できる和葉さんはすごい」


というコメントに対して


「本来はすごく揺れるしストライクゾーン狭いのに、和葉さんはすごいんです。常に自分の身体/神経の状態をモニターして調整しているから」


というところがとても面白く参考になりました


ちょっと自分を観察してみるかも(実は神経系は緊張/不安定/フリーズぎみだと思う)


ありがとうございました










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気象

2023年08月13日 | 日記

勇ましい入道雲のフリートたち


むっとする大気


ここを離れるときに懐かしく思い出すのは


そういうものかもしれない






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落ちてた

2023年08月11日 | 日記

がんばってお仕事して帰ってきたら

駅に


魚が落ちてた!!






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