日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

苦しみをともだちにして

2018年02月07日 | 苦しむ人とともにあること
世間一般のどこかの人からしたら、私の状況はかわいそうに、不幸に見えるかもしれない。

昨年は母が死んで、子どもたちは「普通の」学校に通っていなくて、夫は不調でどうなることやら。

でもね。

こないだ前野隆司先生の幸福学の本で点数を計算したらほぼ満点だった。

しあわせかって聞かれたら、なんて答えるかな。はい、とは言わないと思うけど。

より正確には、「自分はしあわせな幸運な人間だと思う」かな。

昔の私、今の私になる前の私は、こんなに深くフルに人生を生きることになるとは思っていなかった。

どんどん生きることの中心に、本流に近づいている。

私の中では、どうも「全うすること」「十全に生きること」が「しあわせになること」より価値が高いみたい。

「しあわせになること」は苦しみを必要としない(よね?)けれど、「フルに生きる」ために苦しみを避けては通れない。
それは本質に関わるものだから。

苦しみの顔をまじまじと見つめて、何度も話して、あるいは抱きしめることなしに、成長も成熟も、ただ単にきちんと生きることすら可能とは思われない。

その気になれば、苦しみは多くを教えてくれる。

ほんとは友だちにするくらいがいいのかもしれない。

そんなにしょっちゅう一緒にいなくてもいいんだけどね。

コメント (4)