
<朝日ニュースターの“福島原発事故と損害賠償の行方”ホスト:上杉隆、ゲスト:只野靖(弁護士)>
唐突な管首相の「浜岡原発停止」会見があって、仰天。浜岡を止めるべきとは思ってはいるものの、正直、中部電力が本当に受け入れたのは予想外(静岡県知事が支持したことが大きいと思う)。結果的にはこれで良かったと思ってるけど、すでに(共産・社民を除く)与野党からの、反発は相当に強いからね、“停止を要請した根拠”をきちんと示さないと、これから相当追い込まれる。
※東電が受け入れたとの当初の報道は、誤報だったみたいで、結論を先送りというところらしい。経営を左右する問題だし、そう簡単にはいかないようだ。事態は予断を許さない(17:18)。
只野靖弁護士は、浜岡原発運転差止裁判弁護団の一員。福島原発事故に関して、東京電力や国がどこまで補償するのか、法律的な解釈を解説。現状では、東電も国も、殆ど賠償金を支払わない可能性が高いという驚くべき“事実”を明らかにする。
もちろん、政治的な判断による立法措置などによって、状況が変わってくることはあり得るだろうけど、きちんとした補償を受けるためのハードルが物凄く高いってことはわかる。持ち出してくるであろう“増税・電力料金引き上げ”といった動きに対して、どうすべきか考える一助になるだろう討論。必見!
