
昨日、書いたように、生協の“秋の地区別総代会”へ行ってきた。会場は古巣のNセンター。長野市の中心部をエリアにしてる配送センターということや、日程の関係もあったのだろうか、正確に数えたわけじゃないけど、80人くらいの参加があったと思う

旧知の組合員理事や常勤役員やセンター長を含めた職員幹部の面々と笑顔で挨拶

反対の立場からのTPPパンフレットを常勤役員と組合員理事さんに手渡し。政策問題でいろいろ話したいってことを最初に意思表示


秋の地区別総代会というのは、組合員の地域代表である総代が集まって、理事会側が2011年度の上半期を終えての到達点を報告。あとは、それを受けてグループごとの交流って形式。
事業報告やモザンビークへの人道支援(ハッピーミルク・プロジェクト。この報告は良かった)、COOP商品の報告などをスライドで30分ほど紹介された後、グループ討議。
自己紹介から始まって、好きな生協商品、生協への要望など、和やかに話が続く

そこには口を挟まず、配送に関する意見が出た時だけ、自分が知ってる範囲で、担当者がどんな作業をしてるかってことだけは説明したけどね。そういうことは、役員よりは僕の方が多少は詳しいから


さて、そういう雰囲気の中で、僕がいろいろ訊くと、僕だけの話になっちゃうし、それを察した役員が、「お昼を挟んで別の部屋でやろうか」って言ってくれたので、じゃあ、そうしましょう・・・って話に。
僕が思ってたのは、要点をまとめて30分くらいで済ませようと

だって、役員2名と僕の3人だけで狭い部屋で話すんだよ。先方だって忙しいだろうし、そこは、僕だって分かってる・・・と言いつつ、話すこと一時間半以上。
正直、これだけ時間を割いてくれたことには感謝してる。まぁ、言いたいことは言ったし、かなりマニアックな内容のやり取りもしたわけ。
あー、事前に僕のブログも読んでくれたみたい。

「なんだ、この英語だらけのプロレス動画は!」
・・・って反応だったけど、プロレスとMMA(総合格闘技)の違いを生協の役員相手に説明しても意味がないので、そこは止めといた。
僕が言ったのは、放射能の問題にせよ、TPPの問題にせよ、(賛否を別にして)生協の見解を職員が分かりやすく前面に出て説明するべきってことね。外部のライター(松永和紀さん)が機関誌で説明するのに任せるだけじゃなく、職員(連合会のトップか幹部)がインタヴューに答えるとか、学習会の場で質疑に答えるとか。
まぁ、今日は僕の意見に対して、役員が時間を割いて答えてくれたわけだけど。

はっきり言って、突っ込んだ話をして、それほど大きな隔たりがなかったことが分かったことは大きな収穫

僕は、生協が脱原発の方針を掲げろとか、暫定規制値を独自に設定しろ(パルがやってんだから、やっても良いじゃんとは思うけど)とは言ってない。多数派生協でそんなことをするのは無理だし、分かりやすい情報公開をもっともっとやるべきと言ってるだけ

なぜ、(現時点で)暫定規制値を許容してるのか(許容できるだけの安全が担保されてるという根拠)、基準値が内部被爆を考慮していないという指摘への分かりやすい説明・・・とかね

そりゃ大変だよ。きちんと説明するのは。だけど、そこは苦しんで回答を見つけて欲しいって、僕は念押し。意見の相違はあったけど、僕はここで矛を収める。あとは頑張って、宜しく。
