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日日不穏日記gooブログ版

表示制度は変えるべきか

 迎え盆というわけで皆、配送を終えると早々に戻ってくる。進君は拡大を名目(?)に支部長を連れて悠々配送、早退してしまうし、ふかちゃんは仕事を終えると秋田まで車を飛ばす。カレンダー通りの勤務で休暇などの融通がきかないから、今日くらいは早く帰らないと。さあて昨日の続きを書くことにしようか。昨日の結論は「表示制度は正常に機能している」というものであったのだが、じゃあ今の表示制度のままでいいのか?というとそれはまた違う。現在の表示制度は「遺伝子組み換え使用」「不使用」「不分別」の3段階での表示だが、まず原料の重量比・上位3品目かつ5%以上のものを使った場合がまず対象になるが、この条件を満たさない4位以下の原材料は対象外となるし、検査テストに反応しない「加熱・発酵のプロセスでタンパク質が分解してしまう」醤油や植物油も表示の必要がない。これで加工食品のほとんどが対象から外れることになる。畜産飼料に使う大豆やトウモロコシも除外となれば「不分別」表示される商品は皆無と言っていいくらいだ。生協のサラダ油、コーン油に「不分別」表示されたものがあるくらいで(大手スーパーではイオンが植物油に「不分別表示」を行っている)、「使用」に至ってはわざわざ組み換え原料を集めて商品化するのは実験的にやった北海道のバイオベンチャー企業位のものくらいなもの。口にしたくなくても表示されていないという現状を考えれば、今の制度を消費者の求める形に変えていくべきで、商品選択のための情報をよりわかりやすく提示することは間違いなく必要だ。さて、「不使用」の根拠となる分別管理をIPハンドリングと言うが、その難しさについては流通マニュアルを見るとより鮮明になる。どんなに「意図せざる混入」を避けようとしても避け難いことがわかると思う。ああ、小難しいこと書いていてやれやれ疲れた。元気があれば温泉でゆっくり静養してみたいもんだ。信州日帰り温泉でも見てあれこれ計画でも練ってみるか。

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