日日不穏日記gooブログ版

疲れてるときはオカルトネタで

 先週の土曜日に東京で【第14回日本トンデモ本大賞】が開かれた。行こうか随分迷ったんだけれども、気力・体力共にとてもそんな元気がなく、断念。結局、昼寝をして温泉に入り、そばを食べて惰眠を貪っていたのは4日の日記に書いた通り。その年の最もトンデモない本を選ぶイベントなんだけれども、今年の大賞は『人類の月面着陸は無かったろう論』であった。読もう読もうとは思ってたんだけど、こうして解説してくれないと物理学がわからん素人にはどこがデタラメなんだかわかんないんだよね。人の主張の滑稽さを体系立てて説明するには、それなりの正確な知識が必要だし、伝える文体も要る。この著者の副島隆彦さんって佐高信氏や田中康夫氏をなで斬りにした『斬り捨て御免!』という本(96.6)はよく覚えてるけど、最近、陰謀論というか、国際政治の裏読み術みたいな本量産してやばい傾向に行ってんじゃない?って思ってたけどね。やっぱ笑いもんになっちゃったか。ここまで杜撰だと月面着陸だけじゃなくて、本業の国際政治分析の方も怪しいもんだって気がしてきたな。さすがに宇野正美太田龍といった完全あっち系の面々ほどイッてることはないだろうけどさ。ちょっと古い話題を一つ。【ガードレール金属片 謎を「解明」してみせる人たち】「社会的に不安な気持ちを持っている閉鎖的な団体などが、自分たちの力を示すためにやったのでは」とみる。「世間を騒がすためには被害は大きい方がいい。人を傷つけるのを狙っているのは明らかだ」←どうでもいい問題を針小棒大に膨らませたこの騒動、あっという間に風化して既に忘却のかなたに行きつつあるけど、殆どは事故関係で説明がつく。つかないものがあるのは当たり前。そんなのこの問題に限ったことじゃない。それにしても“専門家”と名のつく識者ってのは想像力豊だねぇ。そういやかつてマスコミに追いかけられた白装束の集団はどうしたんだ?と思ってサイトにアクセス。ううう・・・何言ってるか全然わからんが、元気でやってるようだ。これから梅雨時だ、研究所の諸君!あんまり外歩き回って風邪ひくなよ。

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