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何だかんだで一週間かからずに新世紀エヴァンゲリオンのＴＶシリーズをユーチューブで全部見てしまいましたぁ
。感想？面白かったんだけど、複雑怪奇で説明不足。難解な聖書用語にカバラの要素がちりばめられてる作品だから、はっきり言って、一回で理解するなんて到底無理。
それに２５話と最終話は、これまでの展開を無視して、主人公のシンジの深層心理を描いてエピローグ。これじゃ、劇場版を別に作って“オチ”を付けなきゃ、ファンは納得しないよなぁ。
のちに公開された劇場版は、破滅的な後味の悪いものだったようだけど、それも見ないとダメなんだろうな。だって、ＴＶ版じゃあれだけちりばめられた謎解きの要素が放棄されてるんだもん。
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個人的には、シンジ、レイ、アスカが揃って、反発しあいながらも協力していく中盤のストーリーが好きだな。それが、１６話を機にそのバランスが、微妙に崩れていって、壊れてくアスカはかわいそう過ぎるし、物語が核心に迫ってくに従って、大風呂敷を広げた展開に収まりがつかなくなって、破綻してるようにも見える。
まぁ、１話ごとの解説が必要だよ、このアニメ。
リメイクされた「新劇場版」を見るには、やっぱりこのＴＶ版は見ておく必要はあるよね。「序」は、ほぼ要約、「破」は大きく展開が変わってる。
ＴＶ版では、どっかキャラがみんな“壊れてる”ところがあったけど、「破」を見ると、大分まともに（特にアスカが）なってる気がするんだ。
次回作の新劇場版がきちんと収まりのつく“大団円”になってほしいなって、思うね。ＴＶ版見たら、余計にそう思うなぁ。さ、もう一回「破」を観にいこう。
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