さて、続いて向かったのは…
『スネーク・パス』 2003年作品
山の中を誘導する大蛇の遊歩道。
全長140mにもおよぶ、モザイクタイルの道。
所々に周辺に関係する花や野菜などを模ったタイル絵が。
これは、唐辛子。
こっちは、ユリの花。
これは… ネッシー?
そこから戻る感じで、右折するカーブに沿って…
『中里重地プロジェクト』 2003年作品
重地集落の、解体された家屋の古材などを用いて、ポケットパークを作った。
でも、草ボウボウだし、所々古材が腐っていて、上がったら抜けそうになっていました…
ここは、ちょっと補強が必要かな~
そこからさらに移動した、田んぼが広がるところには…
『カクラ・クルクル・アット・ツマリ』 2006年作品
インドネシアの音が出る風車を、農道に配置。
風が吹くと、カラカラと音が出て涼しげ。
今年、壊れたものを補修して配置したようです。
風が吹くと、風車が回って、竹で出来た木琴のようなものが音を鳴らします。
で、この人形も動く。
この日は、なかなか風が吹いてくれなくて、音が鳴らなかったんだけど…
やっと音が鳴ってくれたところを動画で撮ってみました。
移動しようと思って、車に乗ろうとしたら…
お姉さんが「こんにちは~、暑いですね~」と声を掛けてきました。
なんか数人で、ワゴン車から電動カートみたいなものを下ろしていました。
何をするのかな~と見ていたら…
作品の中を走っていく。
何やらカメラのようなものが設置してある。
これって、もしかしてgoogle map の車かな~?
何か分からないけど、次の作品を鑑賞するために移動しました。
聞いてみればよかったな…
さて、次の作品は…
『LIKE SWIMMING』 2003年作品
白羽毛集落の子供たちが描いた絵を、鉄板でくりぬき立体的に仕上げた作品。
家やお城やetc
いろんな物が立体的に。
子供が絶対に描く、ウンチもあるよ。
男の子なら、描くに決まっているよね
大きな家?
月と星?
やしの木と、アリに乗った自分なのかな?
これは、タケノコでしょうか?
サビも味になっていますよね~
さて、次の作品は、ここから近いようなのですが…
駐車場が無いから、徒歩で。と書いてあります。
曲がりくねった山道を、てくてく歩いていったのですが…
なかなか、着かない。
前を歩いていた、お母さんと子供2人。そしておばあちゃんかな?
お母さんが「どこにあるの?もうヤダ!」って…
大地の芸術祭鑑賞は、こんなことはザラにあること。
考えが甘かったね
5分以上歩いて着いたところに、作品がありました。
『田の玉 / 白羽毛』 2015年作品
田んぼに寄り添うような、鉄の彫刻。
鉄のリングを重ねた作品が、夏の日差しを受けて光り輝く
太陽に向かって、伸びていくようにも見えますね~
さて、次は…
『中里かかしの庭』 2000年作品
川の氾濫に悩まされた河原に、18体のかかしを設置。
いろんな色のかかしがあるんですよ。
カラフルで目立ちます。
清津峡に近いところに移動して…
『空の粒子 / 西田尻』 2009年作品
こちらも鉄のリングを溶接して作られた作品。
暗い小屋の中の作品なので、ブレちゃって…
三脚を持っていけばいいんですけど、面倒で…
次の作品は、清津峡に入る手前にある作品。
『うつすいえ』 2009年作品
今年は、「なじょだい?ワークショップ」という手紙を書くワークショップを実施。
その手紙が、家の中に吊るされています。
ただ、封筒が吊るされているだけなのに、なんかイイ感じでしょ?
床にはめ込まれたガラスに、手紙が映って、これまたイイ感じ。
天井には、光ファイバーで星空を表現。
手紙のピンクと、星の光が、床のガラスに映し出されて、なんとも幻想的な雰囲気に。
ここは、三脚を持っていくことをお奨めします。
暗いので、ブレちゃいますからね。
自分は持っていかなかったけど…
そして、家の外には…
『うつすにわ』 2015年作品
家の床と同じく、格子状の枠が、庭に設置されて…
もしかしたら、夜中には本物の星を映すテーブルになるのかも。
さて、少し道を戻って…
6年前に廃校となった清津峡小学校の体育館をリニューアルして作られた、
『清津倉庫美術館』 2015年作品 へ。
『ミニマルバロックⅣ 「双影景」』 2015年作品
チェーンソーで製材を刻み、灰を塗って仕上げた彫刻。
直線や曲線の刻み跡が、色んな表情になっています。
なんか、炎のようにも見えます。
『無題4(1970年からのシリーズ)』 2015年作品
床から巨大な鋼材が、緊張感をもって屹立している。
ワイヤーで引っ張られているので、倒れることはないのですが、
近くで観ると、圧倒的な存在感です。
その奥に展示されているのは…
『ふりそそぐものたち 1-3』 2015年作品
鉄を溶断し、溶接して制作された立体作品。
鉄という重厚な素材を用いながらも、宙に浮かぶような軽やかさがあり、
さらにはしっかりと大地に根付くような力強さといった、多義的な性質を併せもつ。
『空洞説 - 木の船2009』 2015年作品
木を彫刻し、中をくり貫いて空洞にして、さらに燃やして炭化させた作品。
火で燃やして炭化させることによって、一般的な木彫作品とはまったく異なった表情が木肌に生まれている。
後ろから見ると、また違った印象に。
隣の建物につながる階段。
こちらは清津峡小学校の校舎だった建物。
昔の写真が飾られていました。
運動会で使った、玉入れの道具も。
結構急な階段です。
自然の地形を、うまく使って建てられていたんですね。
『きよつや』 2015年作品
地域の魅力を伝えるインフォメーションとして、旧校舎を再生した作品。
地元住民とともにつくる地元産野菜を使ったお弁当や、ピザづくりワークショップも楽しめるそうです。
手^ブルに刻まれた、くねくねした曲線は、川をイメージしてあるそうで、
鑑賞に訪れた人たちに、上の方からビー玉を落としてもらうことによって、
川の水を再現してもらうという趣向だそうです。
訪れた子供たちは、ビー玉を落として、転がっていくビー玉を追いかけていました。
楽しそうだ~
ということで、鑑賞2日目はここで終了
あまりの暑さで、車のエアコンさえ効きが悪い中での芸術鑑賞。
水分補給はシッカリと。
そして、日焼け止めもシッカリと。
山道に入る時には、虫除けスプレーもシッカリと。
現代芸術の鑑賞は、サバイバルな感じなのです
さて、鑑賞3日目も暑さ厳しい中での鑑賞となりましたが、その様子はまた後日。
面白い作品と、綺麗なお姉さんが登場するかどうか、乞うご期待
な~んてね。
期待させておいて、何にもないのが一般人の生活なのです…
一番期待しているのは、わたくし hf-matsu No.2 なわけでして…