今朝、近所のお寿司屋さんのご主人が、カットに来てくださいました
私 「お店忙しいですか?」
ご主人 「いや、全然。 ヒマでだめだね~ うちなんか生もの扱ってるからさー、大変だよ!」
そうですよね~。
うちもヒマだけど、腐るようなものはないし、賞味期限が来たから捨てなきゃ! っていうのもないし
それだけでもありがたいよね~。 なんて事をよくお義母さんと話しているのですが
食品関係のご商売をされてる方は、本当に大変だと思います
ご主人 「年寄りが亡くなると、出前が無くなってね~。」
あ、そうなんだ。 そういうもんなんだ!
今のお年寄り世代は、何かの時には、あちこちから 『出前』 を取っていたんだろうな~。
お祝い事やお客様が来られた時なんかにね。
そっかそっか、そうだよな~。
床屋もそうだな。
今までのお年寄りは出かける時には、必ずと言っていいほど、床屋に来て
髪切ったり、お顔剃ったりして、身だしなみを整えに来てくださったけど
もうそういう考えが無くなってきてますね
その次の世代に来ていただきたいけど、考え方とか、ライフスタイルがガラッと変る世代なので
なかなか、いままでのようにいきません。
デフレ以後、急激に低料金理美容店があちこちに出来てから
どっとそういうお店に乗り換えた方がいらっしゃいますね
お寿司屋さんも、回転寿司が出来てから、やっぱりそうみたいですよ。
なかなかやっていけなくて、後継者もなくて
結局辞めるお店も多いみたいですね
いまや 『寿司』 は、世界中で大人気で、外国人の寿司職人さんがどんどん出てきているのに
肝心な本家本元の日本のお寿司屋さんが激減している。
お寿司屋さんになろうという人も、本当に少ないらしいですね
床屋も同じ。
日本の理容師って、世界的にも優秀で
理容師の世界大会っていうのが、毎年あるんですが、日本チームはもう何年も
3位以内に入るくらいの成績なんですよ
ですが、実際理容師になりたいっていう人は激減してまして、もう理容学校すらない県もだいぶあるそうです。
お寿司屋さんと床屋さんて、全然違う職業だけど、置かれている環境は似てるな~と思いました。
今、床屋やお寿司屋さんだけでなく、田舎の自営業は本当に息も絶え絶えです
車社会なので、みんな車で出かけ、そこで消費します。(私だってそうですが・・・)
かと思えば、東京の有名なお寿司屋さんなんか、一人前何万もするようなお店が大繁盛して・・・・・
まったく格差社会ですね。
東京と地方。 都会と田舎の
そのお寿司屋さんのご主人と話していたのですが、いわゆる 『職人』 って、仕事を覚えるまでに何年もかかるわけですよ。
そうやってがんばって仕事ができるようになったのに、回転寿司やら、安床にお客奪われて、店畳んで
そんな安いお店でいい仕事をする職人なんて育つはずもなく、結局そんな安い店だけになって・・・
こんなんでいいんでしょうかね?
ご主人 「そうは思うけど、もうこうなっちゃしょうがない。オレはその時はもうこの世にはいないだろうし・・・。(笑)」
まあそうかもしれないけど、日本の行く末が心配です
ということで、勝手にPR
みよし乃寿司
出雲崎町川西55-1 (川西の踏み切り横です)
(0258) 78-4442
FAX (0258) 78-4445
みよし乃さんのお寿司、すっごくおいしいですよ
一人前(並)で、¥1,300くらいだったと思います。
ネタはこういうの入れてくれとか、さび抜きでとか、注文する時に言えば、そのとおりにやってくれます。
そんなに高くないでしょ?
少人数の宴会や、出前もやってますので、たまには回転寿司ではなく
本格的なお寿司、いかがですか?
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