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越後妻有 秋 2012 開催中!

2012-10-31 09:02:47 | 出来事

今月半ばの話になるので、先日の投稿と前後しますが…

10月6日より11月30日まで、

『越後妻有 秋 2012』と題して、大地の芸術祭の一部作品が鑑賞できるということと、

特別展や企画展を開催しているところもあるということで… 

 

10月15日(月)に行ってきました~

そんなことしている間に、大地の芸術祭ブログを完成させていればよいものを~

というお叱りの声も聞こえそうでしたが、なにせ思い立ったら行きたくて行きたくて…

 

まずは、松代地区「農舞台」の『わらアート in 越後妻有』を鑑賞。

 

農舞台へ到着したところで、急に大降りの雨

しばらく車の中で待っていましたが、なかなか止みそうに無い。

しかたなく傘をさして鑑賞することにしました。

 

農舞台入り口には、何やら門のようなものが…

 

 

 

W001 『藁田門 -ワラッタモン -』

 

笑った門なのか~

そう言われてみると、大きく口を開けて笑った顔に見えますね。

 

 

 

 

W002 『捕らわれた宇宙人』

 

この作品を観た時、すぐにピンときました。

あまりにも有名な写真を思い出したのです。

捕まえた宇宙人を撮ったとされる写真です。

 

これこれ。

ポーズが同じでしょ?

 

この写真。

実は、ドイツの週刊誌がエイプリルフールに掲載した記事だったんですって。

今でも信じている人が多いと思いますけどね~

 

 

しかし、わらで作るのは大変だったでしょうね~。

この宇宙人の人形の部分に、自分が入って写真を撮ると、

自分が「捕らわれた宇宙人」になれるという看板が設置されていましたよ

 

残念ながら、この日は1人だったので出来ませんでした…

 

 

 

W003 『わらの大仏』

 

奈良の大仏さんとソックリ?

 

 

 

 

 

すぐ側には注意書きの看板があり、

「バチがあたります。大仏さまに登らないでください。住職」って書いてありました

 

しかし、これは大作。

どのくらいのワラが必要だったんだろう?

 

 

 

農舞台の中では、新たな企画展が開催されていました。

『里山の限界芸術 vol.1 山根秀信「風景」展』

 

農家でもある作家さんが育てたお米の中に、小さな家の模型。

 

 

 

 

そしてその側には、お米で作られた妻有郊外の限界集落と呼ばれる風景。

 

 

 

 

訪れた人たちが、お米の中に置かれた家の模型を引き抜き…

 

 

 

 

模型の紐を切って…

 

 

 

 

限界集落風景の中に、家の模型を置いていく。

期間終了の時には、限界集落が大きく変化するという参加型の芸術となっています。

 

 

 

 

周りの壁には、限界集落の空家になった家々が描かれて。

 

 

 

 

私たちにとっては、よく見かける家々でもありますが。

 

 

 

 

そして、奥には新しい住宅街の風景が描かれた絵が。

 

 

 

 

コンクリートの建物とアスファルトの道。

 

 

 

 

おしゃれなつくりの家々。

自然がいっぱいの限界集落の風景と、人が沢山の新しい住宅街の風景。

比較することで、何が見えるのでしょう?

 

 

 

 

ギャラリーを出た目の前に、草間彌生さんデザインの携帯電話が…

 

 

 

 

これも。

 

 

 

 

そしてこれも。

いや~、派手なデザインですな~

これはちょっと、欲しいとは思えないか…

 

 

 

 

そうそう、このショップ自体も作品なのでした。

D056 『くむ・めぐる・いとなむ』

 

毎回、芸術祭のグッズがありますが、なかなか高価で…

気になる商品はあるのですが、ちょっと手が出ないのです

今回のデザインかどうかは分かりませんが、手ぬぐいは1枚買いましたけどね

 

 

 

内側から『藁田門』を見てみると、歯もあったのね

内側は暗いので、ちょっと不気味

 

 

場所を移動して、十日町地区へ。

『絵本と木の実の美術館』に行ってみると…

秋の企画展『3階の教室は海だった』を開催していました。

 

何やら色んなものが。

全体のタイトルは『さなだの月光』

 

 

 

これは、この美術館の建物をリアルに作った模型。

形はシンプルだけど、すごく細かく描いてあります。

写真みたいだけど、線で描いてあるのがわかります。

 

 

 

 

その下には、なが~い階段が。

 

 

 

 

窓から見える月?

 

 

 

 

箱? サイコロ? 何だろう?

 

 

 

 

立体的に見えるけど、本当は平面。

筒の中が少し明るくなって見えて、本当に立体的に見える。

 

 

 

 

 

全体は、こんな感じ。

奥にも何かあるかな?

 

 

 

 

あれ?窓がふさがれてる。

ん?節穴がある?

 

 

 

 

左奥のスペースには…

なんだか水木しげるが描きそうな妖怪みたいなのが。

 

 

 

 

いや~、水木しげるが描きそうですよね~?

 

 

 

 

窓をふさいでいた合板の節穴からは、外が見えました。

これ、何の花でしょうね?

 

 

 

 

次の部屋には『とびだす子』という作品。

 

 

 

 

教室の中に、土の階段。

ここから3階に行くのかな?

 

 

 

 

階段には、いろんなものが埋まっています。

子供たちの宝物なのかも

 

 

 

次の部屋は…

『三階の3人』

大きな人形が天井からぶら下がっていました。

大きすぎて、全部入りきらない

 

 

 

これも『三階の3人』なのかな?

ここから大きな人形が出てきている感じになっているから。

 

 

 

 

『物語の階段』と『物語を描く人』

 

 

 

 

『物語の階段』

3人の子供たちが階段を登っていく様子を描いているんだね。

 

 

 

 

『鉢の三階』

三階部分には、どうらくじん様と熊がいるようですね…

 

 

 

 

『どうらく熊』

どうらくじん様の隣にいたのは、どうらく熊なのか。

 

 

 

 

『天井ビーチハウス』

三階には海があって、ビーチハウスがあるってこと?

 

 

 

 

ウクレレがいっぱい。

 

この物語も、きっと絵本になるんだろうな~?

どんなお話になるのか、見てみたいですね~

 

 

今回初めて、美術館の中にある「Hachi cafe」で食事をしました

 

雰囲気はとても良いです。

 

 

 

 

 

学校の机を改造して作ったテーブルには、ちいさな花が飾られていました。

 

 

 

 

今回食したメニューは「山のアロス」

妻有ポークを使った、スペイン風炊き込みごはん。

とても美味しかったです

ただ、鳥肉が骨付きなので、フォークが刺さらず食べにくいのがちょっと…

 

 

さらに、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]にも行ってみました。

 

 

『No Man's Land』の膨大な古着の山とクレーンは姿を消し、

大きな池と噴水になっていました。

 

 

 

美術館入り口には、あちこちにあったインフォメーションの屋台が。

 

 

中に入ると、美術館員の方が丁寧に説明しながら付いてきてくれて…

このとき中にいたのは僕だけだったので、本当に丁寧に説明してくれました。

 

『Lost #6』という作品は、撮影禁止の札があったのですが、

美術館員の方に聞いたら「撮ってもいいですよ」と言われたので、

動画で撮影しちゃいました

 

どうぞご覧ください。

 

 

影が壁に映って、なんとも面白い雰囲気。

 

美術館員の方がおっしゃっていましたが、

この作品の中で、何時間も観ていた人がいたそうですよ

すべての作品を観ながら、開館から閉館までずっといた人もいたとか…

 

好きな作品は、ず~っと観ていたい気持ちは分かりますけどね。

 

ガラスケースの中に入れる『浮遊』という作品は、もう入れなくなっていたのが残念でした

 

会期終了までに、もう1回くらい行きたいな~

 

でも、「水と土の芸術祭」を鑑賞に行かなきゃいけないし…

真っ赤な紅葉を撮りにも行きたいし…

コピーロボットが欲しいと切に思う hf-matsu No.2 なのでした


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