さて、続きをご報告。
農舞台の屋上。
なにやら沢山展示してありました。
D227 『火の玉発動機的世界』
なんか石を並べて鳥居のような形に。
神を祀る神社みたいな感じでしょうか?
龍? なんだかとても良い風貌。
こちらは面白い顔をした人形たちですね。
招福太郎、福の神でしょうか?
おにぎりと招き猫を持ってる?
面白い顔ですね~
これは、なんだったかな?
戦闘ロボットかな?
鳥山明が描きそうな感じだと思いませんか?
アラレちゃんが乗っていそうだ
地球防衛軍って書いてあったと思う。
どれも、細かく作りこんであるんですよね~
「天空の城ラピュタ」に出てきた戦闘列車みたいです。
空母でしょうか?
魚みたいにも見えますね。
潜水艦でしょうね。
戦闘機かな?
ペンギン
これが味のある作品でして…
黒板を使って、講義している感じでしょうか。
その黒板。
左隅に、「バカうんこ」「だれだ!イタズラ書き」って
小学生の頃、よく書いたよな~「うんこ」や「バカ」
思わず笑みがこぼれますね。
hf-matsu さん一番のお気に入り。
「デブルマン」ですって
お昼寝中なのでしょうか?
農舞台を出て、周りに展示してある作品を。
D155 『ゲロンパ大合唱』
ただのカエルのオブジェではありません。
堆肥製造マシーンなのです。
実用的な芸術なんですな
D063 『旅人の迷路』
野草による庭園。
開催中は綺麗になっていますが、そうでない時に行ってみたら、
草ボウボウで何が何やらの状態でした
日頃の手入れが大変ですよね~
D064 『記憶-再生』
石に思い出などが記されています。
原始的な、記憶の記録方法ですね。
あまりの暑さにまいっていると、近くのテントから「休んでいかねかね~」と声が。
集落の方々が、ボランティアで道案内やツアーの受付などをしているのでした。
冷たいお茶をいただき、きゅうりの浅漬けまでご馳走に。
とてもありがたかった
息を吹き返し、次の作品へ。
D248 『イエローフラワー』
花をイメージしたデザインの案内板。
松代城山に広がる、作品群を紹介しています。
とっても実用的~
すこし場所を移動して…
D252 『赤ふん集合』
集落の方々と一緒に製作した作品。
実はこの作家、No.2 が中学の時の美術の先生なのです
なぜかこの大地の芸術祭の作品は「赤ふん」
そこまでこだわる理由は何なのだろうか?
布袋様。
恵比寿様。
弁天様だけは、「赤ふん」じゃなくて「赤い腰巻」なのね
写楽。
鞍馬天狗。
他にも集落のあちこちに、沢山展示してあるようですが、
なにしろ暑くてしょうがない
また別の日にお邪魔することにします。
D253 『ピュアガーデン』
こちらも集落の人たちと一緒に作った作品。
かつて盆踊りなどをした広場に、花を咲かせましょうというコンセプト。
上から見ると、パチンコ台にも見える?
それは失礼でしょうかね…
農作業に使う、プラスチック製の「み」が、葉っぱになっていますね。
写真を撮っていると、なんだか大粒の雨が…
うわ~、凄い降りになってきた~
休憩用のテントに雨宿りさせてもらいました。
凄い土砂降りなのが分かりますか?
まるでスコールのようです。
しばらく待っても止みそうにありません
カメラをTシャツの下にして、車まで走りました。
この雨じゃ、山の中は無理だろうと判断して、十日町市街地の作品を観ることにしました。
トンネルをいくつかくぐると、道路は乾いています。
「あれ?こっちは全く降った形跡がないな~」
簡単に昼食を済ませ、「越後妻有交流館キナーレ」に移動。
そこで、またしても土砂降りに
僕らの後を追いかけてきたようです…
T231 『No Man's Land』
9トンもある古着の山。
クレーンがつかみあげて、そして落とす。
会場中には、心音にも似た機会音が響いています。
しかし、土砂降りの雨でびしょぬれになった古着の山。
このままで乾くのかな~と心配になりました。
本当に凄い雨だったんです
雷が鳴って、地響きがしたくらい。
みるみるうちに古着はビチョビチョ
今年新たに「越後妻有里山現代美術館」として生まれ変わった施設にも作品達が。
入り口すぐの吹き抜けには…
T221 『ゴースト・サテライト』
妻有の物を集め作り上げた作品が、天井から吊るされています。
昔のパチンコ台やパラボラアンテナ。
なんだか人工衛星みたいですね~
こちらは、ザルにハンガーに扇子。
ロケットみたいです
これは何?
先に入っていた女の子が「トンネルだよ~」と教えてくれました。
トンネル????
hf-matsu さんが巨大化した?
え? え?
T224 『トンネル』
見たとおりのタイトル
正面のトンネルは写真。
トンネルも車も本物そっくりに作ってあります。
すばらしいトリック作品です。
T228 『フロギストン』
妻有で採取した植物を炭化させて作った彫刻作品。
未来の乗り物に見えなくもない。
悪魔祓いの門。 みたいなイメージを感じる。
宇宙旅行の飛行船。 そんな感じ。
イメージが貧困かな~?
T227 『浮遊』
ガラス張りの部屋の中を、キラキラと銀紙が舞います。
よく見ると、家の形。
教会みたいな形のものも。
かやぶき屋根の家みたい。
T225 『POWERLESS STRUCTURES,FIG.429』
現代美術の展示スペースであるホワイトキューブを問い続ける作品だそうです。
う~ん、何が言いたいのかな~?
T226 『Wellenwanne LFO』
正面のスクリーンに、水面の波紋が映し出される… はずなのですが…
全然映し出されない
hf-matsu さんに水面を吹いてもらって、波紋が見えました。
ズルしちゃいました
このあとの作品が、雷のせいで電気が止まったという話だったので、
この作品も電気が止まってしまったのかも…
もう一度、観に来ましょう。
依然として、古着をつかみに動くクレーン。
そして、つかむ。
これは何という作品なんだろう?
新潟県内の土が、小瓶に入れられ並べられています。
出雲崎の土もありましたよ。
「別ヶ谷」と「小釜谷」
この場所を選んだ理由は何なんでしょうね?
お隣、長岡市蓮花寺の土も。
まだ、三島町になってる… 合併前の作品なんですね。
T229 『Rolling Cylinder, 2012』
これこれ、僕は床屋なので、この作品に興味がありました
最初は、このままなのかと思っていましたが、
あとから入ってきた若者たちが
「動くらしいんですけど、雷の影響で止めたみたいなんです。」と。
へ~、動くんだ
そりゃ見てみたい。
ここの職員の方かな?「動かしてみますので、一旦出てもらえますか?」
そして、電気が入れられました。
床屋のサインポールよりも、ゆっくり動き出しました。
ゆっくり進むと、なんだか動く歩道の上にいるような感覚に。
ここも、もう一度来てみよう
ふと見ると、すっかり雨は上がっていました。
これだけの古着に滲み込んだ雨。
乾くときには相当な水蒸気になるんじゃないかな?
凄く蒸し暑くなりそう…
正面入り口の外にも、いろいろ作品があります。
T026 『火を護る螺旋の蛇』
奥に見える「絶対交換会」の旗。
T234 『絶対交換会』という作品。
作品といっても、作家さんと私物を交換して、3年後に返却するというもの。
hf-matsu さん、指輪を交換しました。
あ スタンプ押してもらうの忘れた
あ 写真撮るの忘れた
次に来た時に、No.2 が交換して、写真撮らせてもらおうっと
T028 『3つの門のためのネオン』
夜になると、鮮やかなネオンが灯るようです。
T027 『シルクの水脈』
T233 越後妻有現代美術館 館名サイン 『モノリス』
『スノーワーカーズ・バレエ 2012』というパフォーマンスが始まるまでには、
ちょっと時間がある。
ちょっと移動して、下条駅へ。
T253 『下条茅葺きの塔』
中には昔の教科書やら、農具やらが展示してありました。
T252 『下条プロジェクト』
フィリピンのイフガオ地区と下条地区の交流プロジェクト。
フィリピンの民家をモチーフに作ってあるのでしょうか?
さて、パフォーマンスの時間が迫りました。
信濃川河川敷に移動します。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をモチーフに、
除雪車13台によるパフォーマンスです。
へ~、こんなところも動くんだ~。
普段見てはいるものの、知らないこともありました
ロミオとジュリエットが愛をささやく場面?
そこへ邪魔をする除雪車が
何度も邪魔をしに来る
ちいさな除雪車が、追い出します
最後に整列して、いろんなところを動かして見せてくれる。
ロータリー車も、こんなとこ動くんだ~というところが…
ロータリー車は、あまり観察したことがないから、勉強になりました
夕日に映えるロータリー除雪車。
運転手のみなさんに、大きな拍手が送られました。
パフォーマンスが終わると、都会から来た人たちは、みんな除雪車の見学に。
珍しいんだろうな~
普段、見る機会なんか無いでしょうからね。
特に子供達は、楽しいだろうね~
こうして作品に触れた1日が終わりました。
さて、次はどこへ行きましょうかね~?
帰ってからガイドブックを見て、
「キナーレ」で写真を撮らなかった作品が他にもあることを発見
予習していかないのが悪いんですけど…
次からは、予習してから出掛けようと思った hf-matsu No.2 でした。
思っただけで、出来るかどうかは分かりませんけど