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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012 その2

2012-08-04 08:10:00 | 出来事

さて、続きをご報告。

農舞台の屋上。

なにやら沢山展示してありました。

 

D227 『火の玉発動機的世界』

なんか石を並べて鳥居のような形に。

神を祀る神社みたいな感じでしょうか?

 

 

龍? なんだかとても良い風貌。

 

 

 

こちらは面白い顔をした人形たちですね。

 

 

 

招福太郎、福の神でしょうか?

おにぎりと招き猫を持ってる?

面白い顔ですね~ 

 

 

 

これは、なんだったかな?

戦闘ロボットかな?

鳥山明が描きそうな感じだと思いませんか?

アラレちゃんが乗っていそうだ 

 

 

 

地球防衛軍って書いてあったと思う。

どれも、細かく作りこんであるんですよね~

 

 

 

「天空の城ラピュタ」に出てきた戦闘列車みたいです。

 

 

 

 

空母でしょうか?

魚みたいにも見えますね。 

 

 

 

 

潜水艦でしょうね。

 

 

 

 

戦闘機かな?

ペンギン

 

 

 

 

これが味のある作品でして…

黒板を使って、講義している感じでしょうか。

 

 

 

 

その黒板。

左隅に、「バカうんこ」「だれだ!イタズラ書き」って

小学生の頃、よく書いたよな~「うんこ」や「バカ」

思わず笑みがこぼれますね。

 

 

 

hf-matsu さん一番のお気に入り。

「デブルマン」ですって

お昼寝中なのでしょうか?

 

 

農舞台を出て、周りに展示してある作品を。 

 

 

D155 『ゲロンパ大合唱』

ただのカエルのオブジェではありません。

堆肥製造マシーンなのです。

実用的な芸術なんですな

 

 

 

 

D063 『旅人の迷路』

野草による庭園。

開催中は綺麗になっていますが、そうでない時に行ってみたら、

草ボウボウで何が何やらの状態でした

日頃の手入れが大変ですよね~ 

 

 

D064 『記憶-再生』

石に思い出などが記されています。

原始的な、記憶の記録方法ですね。 

 

あまりの暑さにまいっていると、近くのテントから「休んでいかねかね~」と声が。

集落の方々が、ボランティアで道案内やツアーの受付などをしているのでした。

冷たいお茶をいただき、きゅうりの浅漬けまでご馳走に。

とてもありがたかった

息を吹き返し、次の作品へ。

 

 

 

D248 『イエローフラワー』

花をイメージしたデザインの案内板。

松代城山に広がる、作品群を紹介しています。

とっても実用的~

 

 

 

すこし場所を移動して…

 

D252 『赤ふん集合』

集落の方々と一緒に製作した作品。

実はこの作家、No.2 が中学の時の美術の先生なのです

なぜかこの大地の芸術祭の作品は「赤ふん」

そこまでこだわる理由は何なのだろうか? 

 

 

 

 

布袋様。

 

 

 

 

恵比寿様。

 

 

 

 

弁天様だけは、「赤ふん」じゃなくて「赤い腰巻」なのね

 

 

 

 

写楽。

 

 

 

鞍馬天狗。

他にも集落のあちこちに、沢山展示してあるようですが、

なにしろ暑くてしょうがない

また別の日にお邪魔することにします。

 

 

 

D253 『ピュアガーデン』

こちらも集落の人たちと一緒に作った作品。

かつて盆踊りなどをした広場に、花を咲かせましょうというコンセプト。

 

 

 

上から見ると、パチンコ台にも見える?

それは失礼でしょうかね…

 

 

 

 

 

 

農作業に使う、プラスチック製の「み」が、葉っぱになっていますね。

写真を撮っていると、なんだか大粒の雨が…

うわ~、凄い降りになってきた~

 

 

 

休憩用のテントに雨宿りさせてもらいました。

 

 

 

 

凄い土砂降りなのが分かりますか?

 

 

 

 

まるでスコールのようです。

しばらく待っても止みそうにありません

カメラをTシャツの下にして、車まで走りました。

 

この雨じゃ、山の中は無理だろうと判断して、十日町市街地の作品を観ることにしました。

 

トンネルをいくつかくぐると、道路は乾いています。

「あれ?こっちは全く降った形跡がないな~」

 

簡単に昼食を済ませ、「越後妻有交流館キナーレ」に移動。

そこで、またしても土砂降りに

僕らの後を追いかけてきたようです… 

T231 『No Man's Land』

9トンもある古着の山。

クレーンがつかみあげて、そして落とす。

会場中には、心音にも似た機会音が響いています。

 

しかし、土砂降りの雨でびしょぬれになった古着の山。

このままで乾くのかな~と心配になりました。 

 

 

本当に凄い雨だったんです

 

 

 

雷が鳴って、地響きがしたくらい。

みるみるうちに古着はビチョビチョ

 

 

 

 

今年新たに「越後妻有里山現代美術館」として生まれ変わった施設にも作品達が。

入り口すぐの吹き抜けには…

T221 『ゴースト・サテライト』

妻有の物を集め作り上げた作品が、天井から吊るされています。

 

 

 

昔のパチンコ台やパラボラアンテナ。

なんだか人工衛星みたいですね~ 

 

 

 

 

こちらは、ザルにハンガーに扇子。

ロケットみたいです

 

 

 

これは何?

先に入っていた女の子が「トンネルだよ~」と教えてくれました。

トンネル????

 

 

 

hf-matsu さんが巨大化した?

え? え?

T224 『トンネル』

見たとおりのタイトル

 

 

 

 

正面のトンネルは写真。 

トンネルも車も本物そっくりに作ってあります。

すばらしいトリック作品です。

 

 

 

T228 『フロギストン』

妻有で採取した植物を炭化させて作った彫刻作品。

未来の乗り物に見えなくもない。

 

 

 

悪魔祓いの門。 みたいなイメージを感じる。

 

 

 

宇宙旅行の飛行船。 そんな感じ。

イメージが貧困かな~? 

 

 

 

T227 『浮遊』

ガラス張りの部屋の中を、キラキラと銀紙が舞います。 

 

 

 

よく見ると、家の形。

 

 

 

 

教会みたいな形のものも。

 

 

 

 

かやぶき屋根の家みたい。

 

 

 

 

T225 『POWERLESS STRUCTURES,FIG.429』

現代美術の展示スペースであるホワイトキューブを問い続ける作品だそうです。

う~ん、何が言いたいのかな~?

 

 

 

T226 『Wellenwanne LFO』

正面のスクリーンに、水面の波紋が映し出される… はずなのですが…

全然映し出されない

 

 

 

hf-matsu さんに水面を吹いてもらって、波紋が見えました。

ズルしちゃいました

 

このあとの作品が、雷のせいで電気が止まったという話だったので、

この作品も電気が止まってしまったのかも…

もう一度、観に来ましょう。

 

依然として、古着をつかみに動くクレーン。

 

 

 

そして、つかむ。

 

 

 

 

これは何という作品なんだろう?

新潟県内の土が、小瓶に入れられ並べられています。

 

 

 

 

出雲崎の土もありましたよ。

 

 

 

 

 

「別ヶ谷」と「小釜谷」

この場所を選んだ理由は何なんでしょうね?

 

 

 

お隣、長岡市蓮花寺の土も。

まだ、三島町になってる… 合併前の作品なんですね。

 

 

 

T229 『Rolling Cylinder, 2012』

これこれ、僕は床屋なので、この作品に興味がありました

最初は、このままなのかと思っていましたが、

あとから入ってきた若者たちが

「動くらしいんですけど、雷の影響で止めたみたいなんです。」と。

へ~、動くんだ

そりゃ見てみたい。

ここの職員の方かな?「動かしてみますので、一旦出てもらえますか?」

 

そして、電気が入れられました。 

 

床屋のサインポールよりも、ゆっくり動き出しました。

ゆっくり進むと、なんだか動く歩道の上にいるような感覚に。

ここも、もう一度来てみよう

 

 

 

ふと見ると、すっかり雨は上がっていました。

これだけの古着に滲み込んだ雨。

乾くときには相当な水蒸気になるんじゃないかな?

凄く蒸し暑くなりそう… 

 

 

正面入り口の外にも、いろいろ作品があります。

T026 『火を護る螺旋の蛇』

 

奥に見える「絶対交換会」の旗。

T234 『絶対交換会』という作品。

作品といっても、作家さんと私物を交換して、3年後に返却するというもの。

 

hf-matsu さん、指輪を交換しました。

 スタンプ押してもらうの忘れた

 写真撮るの忘れた

 

次に来た時に、No.2 が交換して、写真撮らせてもらおうっと

 

 

 

T028 『3つの門のためのネオン』

夜になると、鮮やかなネオンが灯るようです。

 

 

 

T027 『シルクの水脈』

 

 

 

T233 越後妻有現代美術館 館名サイン 『モノリス』

 

『スノーワーカーズ・バレエ 2012』というパフォーマンスが始まるまでには、

ちょっと時間がある。

ちょっと移動して、下条駅へ。 

 

T253 『下条茅葺きの塔』 

中には昔の教科書やら、農具やらが展示してありました。

 

 

 

T252 『下条プロジェクト』

フィリピンのイフガオ地区と下条地区の交流プロジェクト。 

 

 

 

 

 

フィリピンの民家をモチーフに作ってあるのでしょうか?

 

さて、パフォーマンスの時間が迫りました。

信濃川河川敷に移動します。 

 

シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」をモチーフに、

除雪車13台によるパフォーマンスです。

 

 

 

へ~、こんなところも動くんだ~。

普段見てはいるものの、知らないこともありました 

 

 

ロミオとジュリエットが愛をささやく場面?

 

 

 

そこへ邪魔をする除雪車が

 

 

 

何度も邪魔をしに来る

 

 

 

ちいさな除雪車が、追い出します

 

 

 

最後に整列して、いろんなところを動かして見せてくれる。

 

 

 

ロータリー車も、こんなとこ動くんだ~というところが…

ロータリー車は、あまり観察したことがないから、勉強になりました

 

 

 

 夕日に映えるロータリー除雪車。

運転手のみなさんに、大きな拍手が送られました。

 

 

 

パフォーマンスが終わると、都会から来た人たちは、みんな除雪車の見学に。

珍しいんだろうな~

普段、見る機会なんか無いでしょうからね。

 

 

 

特に子供達は、楽しいだろうね~

 

こうして作品に触れた1日が終わりました。

さて、次はどこへ行きましょうかね~?

 

帰ってからガイドブックを見て、

「キナーレ」で写真を撮らなかった作品が他にもあることを発見

予習していかないのが悪いんですけど…

 

次からは、予習してから出掛けようと思った hf-matsu No.2 でした。

思っただけで、出来るかどうかは分かりませんけど