きまぐれ日記

平凡でもいい。楽しく充実した毎日を!
庭の草花の写真を中心に好きな事を気ままにつづっていきます。

しだれ桜と普茶料理(中国風の精進料理)

2012-04-11 | Weblog
時おり青空がのぞく穏やかな春の朝、
出かける先は小田原方面、
ここから箱根登山鉄道に乗り換えて3つ目で下車

入生田駅から5分ほど歩くと長興山紹太寺の総門が見える。
満開に咲きほこる さくらの花









茅葺の本堂でお参りを済ませてから別室に通される。
整然と美しく食卓の支度が出来ていた。









季節の野菜をふんだんに使った 見た目も美しい精進料理の数々。





料理の特徴は、豆腐、胡麻、油を多用して
季節の蔬菜(野菜の事、中国では野菜と書くと野生の植物の意味になるらしい)
の持ち味を生かして調理する点にあるとのこと。









それぞれの料理の説明がされたが、すぐ忘れ
(この材料なんて言ってたっけ?)との声に大笑い
今思い出しながら書こうと思うけれど、少しメモッておけばよかった・・・











(わーきれい~)(薄味でだしが効いてて美味しい!)











てんでにおしゃべりは弾む、個室だから誰に遠慮することもなく。











食後はお目当てのしだれ桜を見に15分ほど坂道をのぼる。
樹齢約320年 高さ13メートル、枝張り直径13メートルの名木

数年前に見たこの桜の美しさは脳裏にくっきりと残っている。
枝を滝のように広げ 降り注ぐように咲くしだれ桜を思い描きながら山道をのぼった。










住職さんの言葉通り、今年は見頃が遅れていて まだまだ寂しげな風情。

途中ミカンがきれいに色づきたわわに枝をしならせていた。



小田原で蒲鉾をお土産に、そして例の如く守谷のパン屋さんへ
相変わらずの行列にも ひるまず あんぱんや栗まんじゅうを買った。





(これで晩ごはんのおかずはOKね)
(いえいえ蒲鉾やさつま揚げはおつまみがわりよ)
(何かお惣菜買って行かなくちゃ)

最寄りの駅に着けば、みんな主婦の顔。

今日の素敵な料理の数〃
良いヒントをもらった とうなづいている人もいたから
きっとそのうち、何人かの家庭の食卓にのぼるかも!?