きまぐれ日記

平凡でもいい。楽しく充実した毎日を!
庭の草花の写真を中心に好きな事を気ままにつづっていきます。

冬枯れの庭から

2009-01-27 | Weblog

久しぶりに気持ちの良い青空

行く先々で “今日はお出かけ日和ね” “あったかくてたすかるわね”
などと挨拶がかわされています。

   太陽が顔を出すとみんなの表情もほっと緩んで優しくなりますね。

庭は冬枯れのまま、荒れた状態ですが、よく見るとあっちの木こっちの木に、
小さな蕾がふくらんで(もうい~かぃ)(まだ~だょ)........囁きながら
咲く日を待ちかねているようです。

ローズマリーは、淡い紫色の花を次々と咲かせてくれます。余りに茂りすぎたので、
一割ほどの枝を残して剪定しました。風通しがよくなって更に元気になりました。

満作は、枯葉と枯れ枝ばかりと思っていましたが、よく見たら
黄色い紐のような花びらが、蕾の中から外を覗いていました。

紅梅の蕾はまだ固いままです。青空に向かって細い枝をまっすぐに伸ばしています。

エリカ・あせび・オレガノ・イタリアンパセリなど。上右は寄せ植えの大鉢の中
                      (人形もひっくり返って荒れたままです)

これはピンク系の馬酔木のつぼみですが、白花もきれいです。 

6枚のアニメです。(4秒毎に写真が変わります)

庭の隅にひっそり咲いていた白椿と赤椿    葉ぼたん 月桂樹のちいさな蕾

こぼれ種から芽を出した紫花菜  空に突き出す紅梅の枝など  

 

 


水仙のかおり

2009-01-22 | Weblog

              

 “これ、おすそわけ”  隣人から手渡された水仙の束  

可憐な花が、ゆれています。す~と伸びた一本の茎の先に
寄り添うように咲いている花は3~4輪
ふくいくとした良い香りがひろがりました。

 
   水仙は15本もありました。 
  辺りに広がった芳香のつよさと言ったら...
 
    まるで、水仙の花畑の中に立っているようです。

  

  庭の水仙はまだ、蕾がかたいので、この贈り物はとてもうれしい。
少し離れた知人の家の門口には、沢山の水仙が咲いていました。
  

 香りはもちろんですが、寒い時期から蕾をふくらませ、寒さに耐えて咲く
 「雪中花(水仙の和名)」の凛とした立ち姿や 清々しい花の表情が
いかにも冬の花らしい気品を感じさせます。

 水仙の名前の由来は
「仙人は、天にあるを天人、地にあるを地仙、水にあるを水仙」
   という中国の古典からとったそうです。

  英名の“Narcissus"はギリシャ神話に出てくる美少年の名前で
 「泉に映った自分の姿の美しさに恋こがれ 毎日見つめ続けて
憔悴して死に、その後に咲いたのが水仙の花...」
というお話、

またそこから「ナルシスト」という言葉が生まれた、
という話はあまりにも有名ですね。

  そんな話を思い出すと、(花がやや 下を向いてちょっと寂しそうな風情も 
  そのせいかな)
なんて、勝手な思いにとらわれたりして...   

 感情移入すると、物の見方 感じ方が違ってくるのがおもしろい。


いちご狩り 

2009-01-17 | Weblog

久しぶりのいちご狩りにわくわくしながら、
 ひんやりとした大粒のいちごを摘んでは食べ摘んではたべ・・・                       (30個以上はおなかに収まったかな)  

 友人宅の近くにある、この観光農園は、いちご狩りの他みかん狩り・筍掘り 
 じゃがいも掘り・さつまいも掘りなど 四季を通して楽しめるスポットです。                                                                                                      (費用は30分で1500円でした)     

 駅からの送迎バスの終了時間を過ぎていたせいかハウスの中は貸し切り状態。    

 みずみずしい緑の葉 可憐な白い花 まだまだ未熟な青い実に交じり
ルビーの輝きで食欲をそそる実がたくさん熟して 可愛くぶら下がっていました。

  お正月オープンで5月中旬まで楽しめますが
                                       入場料が今の時期一番お高いのも納得です。                     

 

 

 

 

 

 

友人宅でお昼をご馳走になりながら、積もる話に花を咲かせ、デザートは苺狩り。

 

 

帰りは海岸沿いのドライブ。おだやかな海と青い空、海側のフェンスの内側には

満開の水仙がどこまでも続いていました。帰る前に 同行した友人のお店に寄り

3人3様 気に入った品物を一つづつ購入しました。

私は “お祈り蛙”を選び 帰宅後 庭の植え込みの脇におきました。 


草ぶき屋根の家

2009-01-12 | Weblog

 友人宅へ向かう途中 風雅な邸宅に足が止まりました。

門の横に掲げてある説明によると、この邸宅の主が亡くなられた時の

ご遺志により、市に寄贈された建物である事がわかりました。

 市民の方が学習と文化活動に活用しているとの事で、

「いいわねー こんなすてきな場所を使えるなんて...」などと話しながら

中を覗き込んでいたら、玄関ががらっと開き、

若い女性が庭へ続く木戸の鍵を開けて下さいました。

 

草ぶき屋根の建物が3棟並び、広々とした庭には松の木が

たくさん植えられていました。

 庭にはこじんまりした東屋もあって、邸宅全体の雰囲気が

在りし日のご夫妻の優雅な生活を彷彿とさせるようでした。

 建物の脇にある紅梅が満開で、真っ青な空に映えてきれいでした。

 

待ち合わせの駅の横に神社がありました。

人気がなく静かでしたが、初詣の時は賑わったことでしょう。 

 夜 鏡開きをしました。お飾りを一つずつ外しお供え餅のプラスチックを取ると

四角いパック餅の包みが出てきました。今までは大きなお供え餅を割るのが

大変だったのに これはお手軽.....でもちょっと味気ない。

作ってあった小豆煮に砂糖を少し入れて、おぜんざいにしました。

神様の力が宿ったお餅を頂いたので、今年もきっと元気で過ごせることでしょう。

 

お供えした食べ物には神様の力が宿った神聖なものだから、

鏡開きの後食して良いとのことです。

昆布もほんだわらも少し利用してみましょう。

昆布はだしを取った後、塩こぶを作ろうと思います。

ほんだわらは少量を水に戻して味噌汁の具に入れてみました。

(ふくらんだ実がぷちっとはじけておいしかったけれど、他の部分は堅かった)

 

 この寒中でも黒い土の上には草の芽がいっぱい顔を出しています。

蕾をいっぱいつけたオキザリスが地面いっぱいに広がっていました。

  


七草粥で胃休め

2009-01-08 | Weblog

 昨日は七草粥  おかずは質素な作りおきの常備菜ですませました。

    (おかずは、レンコンとパプリカのきんぴら・いりこの白ごまあえ・きくらげの酢漬け)

これでやっと、お正月のたべすぎで疲れきった胃腸を休ませられるかな.....

今年一年の無病息災をねがいながら、白いお粥の間に見え隠れする

蕪や大根 そしてみずみずしい緑色の草たちに感謝しました。

七草をお粥にして1月7日に食べる習慣は、江戸時代に広まったそうです。

その種類も、時代や土地によって異なり、多くなったり、少なかったり...

いつの時代であっても どこの土地であっても、年の初めに

豊年を祈願し、家族みんなの健康を願う気持ちに変わりはありませんね。

   

七草の中で、セリ やスズナ(かぶ)スズシロ(だいこん)は、馴染みの食材ですが、

他のものは、みちばたの草としての 認識しかありませんね。

ハコベラ(はこべ)は以前 飼っていた、うさぎや小鳥や鶏の親子が

よく食べていたし、人間サマも おひたしや胡麻よごしにして、

その癖のない淡白な味を試していた時期がありました。

タンパク質が比較的多く、カルシウム 鉄なども多く含み整腸作用がある

ので古くから薬草として親しまれていたそうです。 

ゴギョウ(母子草)は、黄色い柔らかそうな花がきれいで、

雑草として抜いてしまうのは、しのびなく、

花壇の片隅に集めて植えていたことがありました。やはりこの草も

タンパク質、ミネラルに富み篇桃炎や胃炎を静める薬草なのですね。

柔らかい葉をヨモギの代わりにお餅につき入れて草もちを作ったことがあります。

ナズナ(ペンペン草)はご飯に入れてナズナ飯をつくります。

(三角形の実で遊んだこともあったっけ)などと次々と浮かんでは消え

昨日の七草粥作りは遠い昔に思いを馳せた一時でした。

    

 


八幡神社にて

2009-01-05 | Weblog

元日の八幡神社の情景です

初詣の人波が長く長く続いていました。羽魔矢を持っている人

おみくじを引いている人、和服姿の娘さんのはじけるような笑顔 

談笑する家族連れ みんなのんびりと 暖かい日ざしの中で

お正月のひと時を楽しんでいました。

 

 賑やかな笛や太鼓 鈴などのお囃しにのって獅子やひょっとこ大黒様たちが

次々と踊り出ます。めでたい福をみんなに振りまいているようでした。

 

 

 テーブルに乗り切らないくらいのご馳走を囲んで、乾杯です。

“ことしもよろしく”

上左は、柚子の中に 干し柿を詰めたもの・ユリ根 海老 はんぺんの

ミックス煉リ物を詰めた物の2種類作りました。

下は紫芋と南瓜のクリームチーズ和え

黒っぽいのは里芋と黒ゴマ餡を混ぜたものです。 

 

 1月のカレンダーのモデルは、実家の愛犬です。やさしく撫でられて夢見心地

パステル画風でさらにソフトな表情になりました。

 

 


今年のお飾りは豪華版

2009-01-03 | Weblog

思いがけず暮れの29日にお正月飾りのプレゼントが届きました。

玄関飾りとお揃いの豪華版にびっくり!!

ほんだわらと昆布の長さが80㎝もあり、松・梅・千両・万両・金柑

熊笹・譲り葉など全部ご自宅の庭から調達した手作り品です。

早速ありあわせの赤と白の和紙を敷いて飾りました。

部屋が一気におめでたい雰囲気に変わりました。 

                                                

       

立派な手作りの作品なので、写真に撮ってお渡ししようと

何枚も撮り、一部をサイコロ型に加工してみました。   

 上は縮緬風加工です 

            

 うらじろと、ゆずりは をたくさん頂きました。

この辺りはどのお宅も色々な木が植えてあり、門松用や生け花用の松も、

千両 万両 南天その他の実物も手に入るのはうれしい事です。 

うらじろは 葉の裏が白っぽいお馴染みのシダです。
葉が2枚相対しているところから、「夫婦差し向かいで仲睦まじいこと」に、
又 「裏を返しても白い 純潔な心」に通じるなど 
他にも、おめでたい意味合いが
含まれているようです。

ほんだわらは実の形が米俵に似ていますので、「神聖な作物である
米俵に関連した縁起物」として飾られます。漢字では、「穂俵」と書き
「ほだわら」から呼びやすい「ほんだわら」になったそうです。

ユズリハは、縁起の良い木として庭に植えられることが多いですが、
春の新葉(若い世代)が充分に育ってから古い葉が落ちるので、
新旧世代が交代しながら絶えることなく続いて行く
意味に通じ祝い事に使われるそうです。