きまぐれ日記

平凡でもいい。楽しく充実した毎日を!
庭の草花の写真を中心に好きな事を気ままにつづっていきます。

春の訪れ 三渓園の観梅会

2010-02-24 | Weblog

梅の名所として知られる三渓園では、213日から37日まで、
観梅会が催され、訪れる人々でにぎわっています。

 三渓園は、生糸貿易で財をなした実業家・原 三渓の元邸宅で
1906年に一般公開されました。
京都の「桂離宮」に並び称される美しい日本庭園です。 

三渓園の観梅会は、明治41年に 原 三渓 が梅林の完成を祝い
知人を招いて行ったことから始まったといわれています。

 

出かけた日は 風もなく おだやかな散策日和。
少しひんやりした早春の空の下、
わが世の春と咲き誇る600本の
紅梅
白梅のふくいくとした香りに包まれながら のんびり歩きました。

 気心の知れた仲間とのおしゃべりも楽しく、
麦茶の無料接待処では、湯気のたちぼるお茶の暖かさに
ホッと心いやされました。

 

 

  「三重塔」が望める絶景スポットは人気があり、
      写真を撮りたい人が順番を待っていました。 

 

 

三渓園を代表する歴史的建造物・重要文化財「臨春閣」 

 

朱色の橋の はるか前方上方に望める三重塔 。
橋の袂から撮る絶好の写真スポットで、ボランティア?の方が
写真の撮り方を指導していらっしゃるようでした。(習いたかった!)

茶処「望塔亭」で一休み。甘い落雁にお抹茶がおいしかったこと!

観梅会の期間中 初音茶屋では火が炊かれ、暖も取れるサービスがあり
昔どおりの古釜で沸かした麦茶がふるまわれています。

釜から立ちのぼる もうもうたる白い湯気...
腰掛けて憩いのひと時を過ごす人々の姿ものどかに見えます。 

 

水仙の花が咲き フキノトウも顔をのぞかせていました。

油絵風に加工した アオキとヤツデ。
 

臥竜梅の根元に散り敷いた椿の花のいろどり

なんだか眠そうな表情の猫くん 何を考えているのかな...
  

 萼の部分が緑色の緑萼梅。

遠くから見ると花の色全体が かすかな微かな 薄みどり色
白い梅がなお 白く清らかに見えました。

臥竜梅の古木はたくさんの棒で支えられ、
下村観山の屏風絵「弱法師(よろぼし)」のモデルになったという、
竜が地を這うような枝ぶりの梅の古木は、貫禄があり印象的でした。
 

池には何羽もの水鳥が 同じ方向をむいて水面に浮かび長閑な昼下がりです。 

梅の花を2種 布風に加工してみました。
 

 

木製の木戸が、どこか懐かしさを感じさせる 純和風の建物です。
水彩鉛筆画風にして、白っぽい額に入れてみました。 

 

6枚の画像をPhoto Scape で加工し、アニメにしました。

園の内苑に入る最初に見える御門。

重要文化財  「旧天瑞寺寿塔覆堂(じゅとうおおいどう)」と梅
寿塔とは、長寿を祝って生存中に立てる墓のことだそうです。

重要文化財  「聴秋閣」 へ向かう 「亭樹」

「亭樹」 の 屋根は 優雅な 檜皮葺き

 

 


霜と霙の花 春はまだ?

2010-02-17 | Weblog

      

            寒い日が続いています

                  春の足音は近づいたり・・・ 遠のいたり・・・

先日雪が降った後、ひどく冷え込んだ日がありました。

         窓ガラスには霜の花が咲き
               植え込みの葉ボタンの上には みぞれが積もっていました。

 

 

何枚かの画像を (冷た~い感じのする枠に入れてみたいな) と思いました。

 

 

「JTrim 透明・半透明枠」で検索、すてきな枠と
丁寧な作成手順が示されているサイトに巡り合えました。

○半透明ウェーブ枠 ○みぞれのような枠を作らせていただきました。

「パソコン de あれこれ」のmmi331さま 有難うございました。
 

 

葉ボタンの上の氷・土の上の霜柱・ガラスの裏側についた霜
冬牡丹などを 「みぞれのような枠」 に入れてみました。


    植物園の温室の中は汗ばむほどです。  
         純白の睡蓮の美しさが際立ち、小輪の薄紫の花も可憐 

      華やかな大輪のピンクの睡蓮 中心部分の黄色いアクセントがすてき 



たわわな 青いバナナの房が重そうにぶら下がっていました。

    満開の白しだれ梅 紅や薄桃色の花
 
       どの木も 枝いっぱいに花をつけ 青空の下で
                     最高の晴れ姿を見せてくれました。
 


ゆきわりいちげの 花と 「半透明のウェーブ枠」

 
ご近所からフキノトウとタラの芽を いただきました。 

 ふきのとうは春の使者  

 

 

               大きなみずみずしい若緑の苞と固い蕾

          もうすぐ訪れる春の息吹を届けて頂いたようで、
                 とても嬉しく 気持ちがホッとあったかくなりました。
 

 

 


早春の花木・・・まんさく

2010-02-10 | Weblog

 

ぽかぽか陽気に ホッと気がゆるんだのも束の間
今日は早朝から冷たい冬に逆戻り  しかも雪の予報まで .

ほんの少し近づいた春の足音が また遠のきました

 

 

春に先駆けて ま(ん)ず咲く と言われる「まんさく」

豊年満作に通じ、枝いっぱいに花をつける「満作」が今満開です。

花びら4枚で 一つの花を形成しています。

 

 

「まんさく」 「しなまんさく」 「両種の交配種」 などの種類によって

花の付き方などが違い、花付き良く 甘い香りがする「しなまんさく(金縷梅)」は、

茶色に枯れた前年の葉を たくさん残したまま、花を咲かせます。

 

 

「交配種」は、赤やオレンジなどいろいろな種類があるそうです。

アニメ5枚です。 

蠟梅(ロウバイ)は青空が似合う花。

 まだ冬の冷気が厳しい中 、ろう細工のように美しい花を咲かせます。 

 

 

黄色い実が輝く 千両。 黄金(おうごん)もち。

黄金色の新芽が遠くから見ると、まるで花のようで、人気のある庭木です。

 

黄色は希望の色  心が明るく晴れる色 

福寿草 睡蓮 太陽の色

ねこやなぎが やわらかい日差しの中で銀色に光っていました。

(アニメ5枚) 

 

りゅうのひげ 株をかき分けてみると、ころころの青い玉。。。

毎年気がつかなかったけれど、葉っぱの奥に隠れていたのね。

 

 

 ブーゲンビレア(アニメ6枚)  

3枚の苞葉が1個の花を形作り その中にかわいい小花が3個。

苞はドライフラワーのようにかさかさです(英名 Paper Flower)

花言葉は情熱

 

 

大船植物園では、園長さんが植物の説明をしてくださいました。

温室の中は暖かく、南国の花々があふれ、

蓮池の中のおたまじゃくしは、元気いっぱい泳ぎまわっていました。 


雪の朝 つらら

2010-02-03 | Weblog

 

2月1日 夕方からしんしんと降っていた雪 
2日朝 窓を開けるとまぶしい銀世界が広がっていました。

 


 

窓の外側は、屋根からの雪が凍ってつらら状になり
朝の光にきらきら輝いていました。

少しづつ解けて水滴になって落ちていきます。
 




 部分によって凍っている先端の形はいろいろです。
 


 

外はどうなってるの? 
 

 

内側からみたところです。 
 


 
 どんどん解けて形が変わっていきます。
 


 
庭木の枝にも 雪と氷の花が咲いていました。

 

 

 アニメ6枚です。
 


 

写真を撮っているうちに 青空のいろが濃くなってきました。

つららが解け 雪のひさしの先端が なめらかになっていきます。

その向こうにみえる 林の雪も少し薄らいだ感じです。 
 





庭は雪が積もって真っ白、土の部分は見えません。

暖かい部屋の中に 冷たい外気が流れ込んできます。

 ガラス越しの つらら を面白いと思ってに熱中した朝のひとときでした。


 

 

 早いもので明日は立春 暦の上では春なんですね。

あちらこちらで梅が美しく咲き匂い
可愛いめじろの姿も見かけるようになるでしょう。

でも 朝晩の冷え込みは厳しくなる一方 との予報です。

風邪をひかないように 暖かくして過ごしましょう。