きまぐれ日記

平凡でもいい。楽しく充実した毎日を!
庭の草花の写真を中心に好きな事を気ままにつづっていきます。

秋・・・雲・祭・海のエジプト展

2009-09-27 | Weblog

朝 六時半 空を見上げました。

林の向こうに  湧き出るような白い雲

夏の終わり 旅の上空で眺めた 雲海の
    思い出がよみがえり、思わず 

この季節 スポーツ イベント等 催し事が繰り広げられています。

 秋祭りもたけなわ、連休中に出かけた先でも 神輿が出ていました。

大勢の老若男女の威勢の良いかけ声が都会のビルの谷間に響き
辺りは大勢の人で賑わっていました。

タクシーの運転手さんのぼやき。。。
(渋谷も新宿も車、車で、動けやしない、随分遠い他県から来てるようだよ...)

そんな愚痴を聞きながら、
(これじゃ歩いた方がずっと早かったかもね~)と
悔やんだけど、後の祭り・・・

 

 金木犀の香り 今年は9月21日に香り始めました。

開き始めは白っぽく、だんだん黄金色に変っていきます。
今日見たら もうすっかり散ってる。え?はやすぎ~

それに今年は花つきが良くない気が・・・
(他の所はどうかしら。後で買い物に行ったついでに見てこよう)

 

開いたばかりの金木犀の花

 

 

白のフジバカマ まだ蕾です。

 

しその穂  実がぷちぷちに膨らんできました。
野菜の一夜漬けなどに しごき入れ、香りと歯ざわりを楽しんでいます。

 

横浜開港150周年記念事業の一環として開催された 
“海のエジプト展”に行ってきました。

下の画像は海底から引き上げられた貴重な宝の数々の一部です。

茶色い壁のようなものは、プトレマイオス8世のステラで
重さ15トンの巨大な石碑です。

ネクタネボ1世の石碑は、保存状態が良く
古代エジプトの文字がはっきりと読み取れます。(読めませんが

5メートルにも及ぶファラオ(王)の像や神殿の一部 女神像

美しい王妃の像、プトレマイオス12世(クレオパトラの父)のスフィンクス 

豊穣の神様ハピの巨像など見応えがありました。 

 

 

クレオパトラが愛した都をめぐる世紀の大発見
千年以上も海底に沈んでいた宝の発掘の全容があかされています。

海底発掘の様子を撮影した映像を通して、その困難さが
ひしひしと伝わってきました。

チームは、1990年代から活動を始め、現在も続けられているとのこと
ダイバーたちは、10年間で3500回も海に潜ったそうです。

 


芭蕉の花 ・ 栃の実 ・山査子

2009-09-20 | Weblog

 

ひんやりと澄んだ外気が心地よい♪ 

       今日もいい日になりそう\(^o^)/

                 ちょっと散歩にでてみよう~ 

 

水辺の散歩道には、すすき ・ はぎ ・ じゅずだま ・ こむらさき 

など 秋の花々が 早朝のかすかな風に揺れていました。

赤と白の彼岸花  ヘラオモダカの白い花も ちら ほら 咲いていました。

 

 

人気のない空き地に 芭蕉の花が、長い葉柄を伸ばしてぶら下がっていました。


 雌花の後に ばなな に似た実がふくらみ

雄花は長い葉柄の先に。

 

下の写真は、先日、林立している芭蕉を一気に刈り取った時の花穂、
雌花は花序の下に雄花は花房の上につきます。

外側の黄色い部分は苞、苞の奥 にあるのが花です。
一枚めくると 又中にびっしりついています いたっけ?

(それは去年の記憶 今年は観察もしないまましてすぐに




                蛇腹のような茎の下のほうに 数箇所
 小さいバナナ状の実が茎を囲むようについていました。

既に乾いて黒くなっているのもあり、手の平で
さっとなでると、ぱらぱらと全部おちてしまいました。  
            

                                                                 

芭蕉の葉を乾燥させたものを生薬として用い
              利尿や解熱などの薬効があるとか。 

松尾芭蕉は深川の自宅の庭に植えた芭蕉から
                   自分の名前を芭蕉としたそうです。

 

 

栃木県の県木 「トチノキ」

少し黄色くなり始めた栃の木の並木道を通ったら
栗に似て焦げ茶に光る木の実が落ちていました。

ピンポン玉ぐらいの硬い殻にしっかり収まったものや
       少し顔を覗かせているもの
                   殻から転げ落ちてしまったもの

たくさん たくさん落ちていました。

樹形はこんもりとして形良く、葉の形はてんぐの葉うちわみたい。
5月から6月頃白い花を咲かせます。

とち餅は、栃の実を何日も水にさらし皮を剥き、
あく抜きをして多くの工程を経て作られます。


あべかわもちにした栃餅はおいしいですね。

 


山査子(サンザシ)

姫りんごに似た赤や黄色の木の実には、ほのかな甘みがあります。
 中国では子供の食欲不振や消化不良に良く使われるそうです。

サンザシの小枝は、キリスト受難のとき頭につけていたイバラの冠で、
それ以来この木は 魔除けの木として、見られることがあるそうです。

花ことば 「希望」 「唯一の恋」 

 

北原白秋の「この道」には「サンザシの木」がうたわれています。

四、 あの雲はいつか見た雲

ああそうだよ

   山査子の枝も垂れてる  

 


まだ9月半ばというのに・・・

2009-09-14 | Weblog

例年ならば まだまだ残暑のきびしい頃

なのに今年の9月は 早めに早めに あたりを秋色に染めていきます。

近くにひょうたん棚があります。茎も葉もすっかり枯れ葉色になり
ちょっと器量の冴えない ひょうたん達が、所在なげに
ぶら下がっていました。




 生い茂る雑草と同じ高さで、水引が脇枝を広げて元気いっぱいです。
毎年 無数のこぼれ種で、春になると芽がいっぱい!!

去年は4~5本を残し 後は抜き取りました。
白だけ残したので、今年は白が優勢です。
 

秋の七草の一つ 「葛」 の赤紫の花が目立つようになりました。
以前 兎を飼っていた時、葛の葉の食べっぷりに驚いたことがありました。

葛の花は甘酢漬けにすると、色 形 食感とも料理の彩りに重宝します。
若い蔓の先は「野草料理」の良い食材となります。
 




 冴えた青色の西洋朝顔、今やどこででも見かけるようになりました。
愛好者が増えたのでしょうか。

高い場所でも どこでもよじ登り 這い登り 
花付き良く  いつまでも いつまでも
 明るく咲き続ける西洋朝顔「ヘブンリーブルー」

きれいな青空のいろですね。

 

 

ヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)
まだ若い花穂はやわらかい色合いで初々しい感じがします。

秋の深まりと共に紫色、更に黒紫色に、房も大きく重そうに垂れ下がります。
子供の頃、紫色の実をつぶして水で薄め、色水遊びをしませんでした?

別名インクベリーと言うそうです。 

ママコノシリヌグイ
蓼科の植物でトゲソバに似ています。

かわいいピンクの花が咲きますが
鋭いとげが 茎に下向きについていて刺されたら痛そう。

それにしても ひどい名前!! 




ゴールデンレインツリー
ムクロジ科「タイワンモクゲンジ」

黄金色の花びらが、まるで雨が降るようにはらはらと
散り落ちるさまは本当にきれいです。

花の後のホウズキに似た実は、やがてピンク色に色づきます。
種は硬く数珠の材料になるそうです。

(ムクロジの実からは、羽根突きの黒い玉ができますね) 

 

 茶色の枝豆のようなものは何? タマリンドです。 

 豆科の植物で茶色の「さや」の内側にある果肉を食用に使います。
右側にある干し柿のような色の果肉は少しねっとりして、味も干し柿そっくり。

ジュース・ジャム・ドライフルーツ・チャツネの酸味料・ソース等に利用。
アジア食材の専門店などで、手に入るようです。





下の2枚 蕗のような太い茎はルバーブ。蓼科の薬草「ダイオウ」の仲間です。

センイやカルシウムが多くビタミンCも豊富。
アルカリ食品なので、お腹に優しく肉食に欠かせません。

ジャムを作る時は1~2センチに切り、水は入れず10分程煮て
繊維がとろけて来たら砂糖を加え更に10分位煮たら出来上がり!

 

真ん中の鮮やかな赤色の茎を持つ野菜はスイスチャードです。

名前からすると新野菜のように思えますが 江戸時代中期に
既に渡来しているフダンソウの事。ほうれん草と同じアカザ科の植物です。

アクがあるので、湯がいて水にさらし、バター炒め・おしたし・和え物などに。
歯ざわり良し くせもなし、ビタミンA カルシウム 鉄分が多く 味もいい。

最近キッチンガーデンに仲間入りさせている人が
増えているのではないでしょうか。
茎が赤や黄色のスイスチャードの苗が容易に手に入りますから。 


トロピカルフルーツ

2009-09-05 | Weblog

 

 

色 あざやかな 見なれない形の フルーツたちが
         スーパーの棚にも並ぶようになりました。 

派手なピンク色の ドラゴンフルーツ
 
苞葉が外側に反り返るようについているのが
      アクセントになって尚更 目立っていますね。

数年前、一つ買って 包丁で半分に割って中を見た時は
外観とあまりにかけ離れていてびっくり!!
                             

味が淡白なことも意外でした。
真っ白な中に一面 黒いゴマを散りばめたような果肉は、
ほんのり甘く、癖もなく、おいしくかんじました。
(中身が濃いピンク色の種類もあるようです。)

上の列の左二つはマンゴスチンです。
硬い皮を割ると 白濁色の実が房状にお行儀よく入っています。
さっぱりとした上品な甘みの果肉です。

マンゴスチンが「果物の女王」と呼ばれる一方
「果物の王様」と言われているのはドリアンです。あの大きなトゲトゲの果皮
強烈な匂いと栄養価の高さで知られています。

“森のバターと言われるアボカド” に次いで
カロリーの高さは2位 3位はバナナだそうです。

一時アボカドが好きで ワサビでとろ風味・サラダ・ディップなど
度々メニューに登場させましたが・・・
   
                 

以前一回食したきりでしたが、今回冷凍ドリアンをいただきました。

これが美味しいこと!クリーミーで甘く、こってりとしていて 
リッチな アイスクリームそのもの!!

上右の束は ランブータン、
お釈迦様の頭のようなのは、バンレイシ(釈迦頭)

シュガーアップルという名前で売られていました。

よく熟れた果肉は、りんごと洋梨をあわせたような
          くせになる甘みと まったり感があるらしいです。

でも まだ未熟で硬い梨のような味でした。

お皿の中のオレンジ色はパッションフルーツ
深い赤系の果皮を持つ種類の方がずっと美味しいな~

お皿の中のころころの丸いもの ロンガン(龍眼)です。
かさかさの皮を剥くと ライチやランブータンとそっくりな
            半透明で白い葡萄のような果肉が現れます。

芥川龍之介の「 杜子春」にも竜眼の記述がありました。
主人公の贅沢な暮らしぶりを(桂洲の竜眼肉をとりよせるやら・・・・)

たわわな枝ごと売られているこの果実は
べとつかず、さっぱりした甘みで、果肉が 黒い大きな種から
きれいに離れて食べやすいのがなによりです。

ロンガン ライチ ランブータンとも共通した食感は、 ぷるんとした弾力。
ぶどうやナタデココとも似ているような?

味は爽やかな薄い甘み 葡萄のような上品な香り?
(あくまでも個人的な感想ですが)

 

 

上右4つはイチジクを半分に切ったもの。紫色・白色どちらの種類も
実がしまり、味はとろけるように甘くねっとりとしています。
イチゴも実がしまり、味が濃いです。

右下二つは、グァバです。そのまま生食する他 ジャムやジュースに加工
ビタミンCがレモンの6倍もある健康食品です。

 酸味が少なく 少し甘く淡白な味です。現地の人はビタミンCが多いので
「風邪を引いたらグァバ」 というほど・・・

左側にあるもじゃもじゃのなかのツルンとした半透明の実
ランブータン
さっぱりとした甘みと酸味があって、おいしいけれど
種の周りの薄皮が離れにくいのが難点かな。

この “黄色いホヤ” のような物体はなに? 

キワノ 英名「ツノメロン」和名「ツノニガウリ」 といいます。
表皮に角がいっぱい!  包丁を入れてみました。

ゼリー状の 緑っぽい果肉に包まれた種がぎっしり・・・

きゅうりに似た平べったいこの種は、袋の中にくるみこまれているので
口の中で噛んで、種を押し出すしかないのが面倒!
パッションフルーツと違い、飲み込むには抵抗もあるし.....

  へーんなくだもの 

せっかく買ったので薄切りにしてハチミツをかけてみました。(まあまあ・・・)

キワノは20年以上も前から日本に入っているけど普及はしてないらしい
少し酸味のあるキューリの味がしましたよ。
                                     

 

フルーツ山積み (果物が安い国にいる間にジャムを作ろう...)

ブルーベリーとクランベリーのジャム作りに励みました。

 

 センニンソウの花が高い塀の上に群れ咲いているのを
帰宅途中見つけました。

つる性でどこにでもよじのぼります。
白い十字型の花びら(顎片)は遠目にも目立つかわいい花。
でも有毒で「馬食わず」というそうです。

果実には長い羽根のような白い毛が付いていて
これが仙人の白いひげに似ているのでセンニンソウ

このお花 中心のしべもきれいです。

飽きず何枚もアップしてしまいました。