きまぐれ日記

平凡でもいい。楽しく充実した毎日を!
庭の草花の写真を中心に好きな事を気ままにつづっていきます。

嬉しいおすそわけ

2009-07-30 | Weblog

 は どんなささやかな物でも 心に ぽっ と灯りがともるような嬉しさがあります。

お花 お菓子 果物など 頂き物がたくさんある時は、ご近所さんにおすそわけ・・・

先日大きなダンボールの宅配便が届きました。ベリベリッとガムテープを剥がし

ふたを開けると部屋中に芳香がひろがりました。

丈の長い立派な百合が何本も 1人に2本づつ(12輪)のおすそわけ・・・




山梨の果樹園からの完熟水密桃。 ピンクの肌にうぶ毛が白く光っていました。

水道水の下で くるくると やさしく うぶ毛を洗い流したあと 

少しだけ 手の平全体に力を加えて 皮を剥くと、一気に くるん と剥けました。

まさに、蜜が滴るように美味しい 特大白桃でした。 

 

とりたて葡萄は、粒がかっちり硬くて 実がぎっしりと密集し 重みがありました。

下さった方に感謝しつつ  あれも これも おすそわけ・・・ 

 

 ゆりは 中心の雌しべのまわりに 6本の雄しべがあり、先についている赤褐色の葯(花粉)は、

百合の魅力を更に際立たせて美しいものですが、これが服などに付くと たいへん

花粉が飛び散らないように、部屋に飾ったり花束を作ったりする時は 早めに取り除きます。

百合の特徴的な美しさがなくなり さびしくなりますが 

 

 野山や公園などで咲く百合は、伸びやかで おおらかで 自然のままに咲いている姿が美しい !
  

蕾の開き始めに花びらの間から覗く雄しべは まだ色も薄く

花粉が手に付く事はありませんが、下の写真くらいになると、色も濃くなり

もう花粉が他のものに付着する状態です。

  

赤い桃は、まだ硬めなので、もう少し熟すまで待ちましょう。

となりの黄金桃(おうごんとう)は、外見も果肉も鮮やかな黄色で、

香りが良く マンゴーに似た味わいでした。 

 

洗わずそのまま 

桃のお肌を ティッシュで軽く拭いてあげれば もっと きれいに撮れたのに

   

 

今 パッションフルーツにちょっとはまっています。甘ずっぱい味と香りが大好きです。

皮にしわが寄るまでおくと  甘みが増すと言われていますが、新鮮なピンと張りつめた果実を

半分にして 黒い種ごとスプーンですくっていただきます。

ビタミン ミネラルが豊富だそうですので、美容にいいかも (もう手遅れ!

時計草の花に似ているので 和名は「クダモノトケイソウ」 

「パッション」 は 「キリストの受難」の意味とか・・・

そう聞けば、花の中心が十字架をイメージさせますね。

 

下の画像は何でしょう?

オシロイバナの花の中をのぞいてみたら・・・

いつの間にか芽が出て花を咲かせ 黒い種を結ぶオシロイバナ

地味な花だけれど、よく見ればかわいい

真っ黒な種の中には真っ白な粉おしろいがつまっていますよね。

 

先日行われた、或る定期演奏会にゲスト出演した澤田亜矢子さん 

ミュージカル「マイフェアレディー」 から、数曲を披露して喝采をあびました。

司会者とのトークも、ジョークをまじえながら 手ぶり身ぶりも にぎやかに陽気な雰囲気で

1200人満席の会場を盛り上げていました。

さすが女優さんは華がありました。(還暦とおっしゃっていましたが、若々しく綺麗な方でした)

 

  


皇居東御苑の竹林

2009-07-23 | Weblog

梅雨 の戻りです  すっきりしないお天気続き・・・

                                 今日もあめ  

数週間前に出かけた皇居東御苑の竹林の画像をしてみました。

 黄色と緑のツートンカラー 金明孟宗竹(キンメイモウソウチク)

全体が黄色で 一関節おきに緑色の太い条線が入っている 美しい竹の林です。

孟宗竹の根元付近が亀甲状に変化している竹は、

別名「水戸黄門の杖」とも言われているそうです。黄門さまの杖は

亀甲竹(キッコウチク)製なんですね。

御苑には、美しい竹林のほか、季節ごとに目を楽しませてくれる花木や、草花が植えられ

ボランティアの方々でしょうか 大勢の人々がが草取りに汗を流していました。

 薔薇の季節が終わりに近づく頃でしたが、久しぶりに旧古河庭園を訪れました。

小高い丘にたつ洋館と 斜面に作られた洋風庭園、そして低地に配された日本庭園 

 林のむこうには、落ち着いた たたずまいのお茶室が見えました。

池では大きな鯉や鴨が悠々と泳ぎ、

以前見た通りの静かな情景に 懐かしさをおぼえました。

 

 固かったひまわりの蕾が少しずつほどけ、ようやく花が咲きました。


庭の花と新野菜

2009-07-17 | Weblog

梅雨が明け 夏本番!!  太陽じりじり  暑~い!!

でも でも 今日は 雨がぱらつき 少し気温が下がりました。
       

さて今日は新野菜のご紹介です。

ここ数年 新顔の野菜が次々とお目見えし
 新しもの好きとしては、すぐに手を出し 試食に及びます。

栄養豊富とアピールされている物の中には、
粘りや癖のあるものも多く 調理の工夫が必要ですね。

アクのある野草や、ちょっと変わった新野菜などは
まず
   てんぷらにすれば間違いなし Good!! 

表は緑 裏は鮮やかな紫 の 金時草(キンジソウ)

熊本県の水前寺で栽培されていたことから 水前寺菜と呼ばれていました。
今は加賀野菜として知られています。

               
お浸し 三杯酢 天ぷらなどに 

(生命力逞しい夏の花ノウゼンカズラ

ツルムラサキの種類 雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)

和名をアカザカズラ オカワカメなどと呼ばれます。
肉厚の葉っぱの形はドクダミのよう 
                  ちぎってみるとぬめりがあります。

むかごも塊根も食用になり、中国雲南省では、
                
長寿の薬草 百薬と言われています。

抗がん作用 免疫力向上 老化防止 夏バテ予防にも効果あり
とされる、栄養価の高いスーパー野菜です。

                   肉やニンニクと相性が良く 炒め物に
       又 お浸し 味噌汁の具 天ぷらなどにも利用

濃いオレンジ色のやぶかんぞうが、庭の片隅でどんどん増えて行きます。
朝ひらいて夕方にはしぼむ一日花。華やかに次々咲いてくれます。

若い芽は酢味噌和えにしたり 摘んだつぼみは、
ごま油で炒め 塩コショウや醤油などで調味します。
さっと茹でてお浸しやスープの具 てんぷら 酢のものにも。


乾燥した花は金針菜として、中華食材店で売られていますが
摘みたての蕾は歯ごたえがあり、おいしいです。

「金時草 」とは、葉の裏面の色が「金時芋」の赤紫色に似ていることから。

鉄分 ビタミンAなどを多く含む健康野菜
血行不良 貧血 夏バテなどに効果があるといわれています。

アントシアニンの紫色を生かして うどんに練りこんだり
くず菓子に利用したり・・・茹でると やはり少しぬめりが出ます。

クレマチスの花の後 まだ柔らかい金髪です。

アイスプラント(和名 パラフ クリスタルリーフ ソルティーナ など)

南アフリカ原産 サボテンの仲間

血糖値を下げ中性脂肪の増加を抑える健康野菜だそうです。

「摘んでたべてごらん」といわれて口に・・・あれ?薄い塩味がする。
ジョウロで、塩水をかけていましたが 

 

白い花はイワタバコですが もう花はおしまいです。
「今のうちに葉挿しをしておくと幾らでも増えるよ」と言われ

その気になったけれど、まだ鹿沼土買ってきていません。 

きれいな植物なのに拡大するとなんだか感じが違ってしまいました。

葉の表面や茎に見えるプチプチは、水滴ではないんです。
塩分の入った液胞だそうです。

これが まるで 水滴のように見え、葉の表面が凍っているように見えませんか?
アイスプラント クリスタルリーフはそのイメージからですね。 

クリスタルリーフを 氷水に放ち、わさび醤油で食してみました。

プチプチ サクサク の食感と薄い塩味.......(かわってる

小さい蘭の様な花は、「薩摩千鳥」  ウチョウランの一種で貴重な野生ランです。

上と下の画像は外国サイトからの加工です。

ムクゲは紫の八重が3本 ピンクが1本あります。

好きな種類は純白の花
花の中心部が紅色になっている白いムクゲもきれい 
 

下のひまわりは以前撮った写真です。

大きな太陽の花が咲き乱れ 陽気で明るい向日葵畑でした!

 

 純白のくちなし 良い香りと清潔感いっぱいの花(咲き始めが特にいいわ)  涼しそうな色の露草も


揺らぐ水面

2009-07-09 | Weblog

 

梅雨の憂さ ぱっと はらって 少しでも 爽やかに過ごしたいですね

せめて ほんのひと時でも、“ 涼 ” を味わいたいと “ 水のある場所 ” をえらび

水面(みなも)がゆれる加工をしてみました。(外国サイトより) 

 水辺の情景は 三渓園だったり 皇居のお堀だったり 古河庭園だったり 

「歳時記」 には 梅雨の季語として青梅雨 という言葉があるそうです。

新緑に降りそそぐ雨

梅雨の雨に木々が潤って 葉の緑がさらに色増し 

                    美しく映える情景がイメージされますね。

 アニメは、地域の七夕祭りの笹飾り 額あじさい おかめ(おたふく・うづ)あじさい 


かわらなでしこ おかとらのお はまなす ねじばな  ばら  

ハマナスを垣根にしようと 数本植えたことがありました。 狭い庭では無理

とげの鋭いこと!たちまち大きくなり、脅威の的になってしまいました。
花はきれいな紅色 ころっとした実はジャムにもなるし、よかったけれど。。。

カワラナデシコは繊細で色もやさしくて まさに “ 大和撫子 ” のイメージ (今は違うかナ)

ネジバナ 英名では(淑女の編んだ髪 乙女の巻き毛)   花の姿にぴったりの呼び名ですね。
花は下から上へ咲きあがり、 「ネジバナが上まで咲いたら梅雨があがる」 と言われているとか・・・

ネジバナの別名が モジズリ と聞けば、すぐに浮かんでくる うた
みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに
(もじずり とは、福島県で生産されたねじり模様に染められた絹布のこと)

オカトラノオは小さな花が密集しています。一つ一つのお花のきれいなこと!
花穂の先が下を向いてトラのしっぽそっくり!

湿地に生育するヌマトラノオと区別して「オカ」と名付けられているそうです。  

 

 こちらのアニメは アガパンサス ムクゲ ランタナ カンナ デイゴ バラ の花たちと 
駅前の広場をトコトコ歩いていた 鳩さんです。

細い花茎の先に ゆりに似た小花を 咲かせ 、中心から花火のように円形に大きく広がる紫君子蘭
濃緑の幅広の葉は密集して存在感があります。

長くてまっすぐな茎が何本も伸び その一つ一つに白色や薄紫の打ち上げ花火が 花開いています。
涼しげな アガパンサス(英名アフリカンリリー) この花の姿を見かけると、ほっと安らぎを感じます。

アガパンサスとは、ギリシャ語で 「愛の花」

木槿(ムクゲ)は、朝方3時ごろに開花し 夕方には萎んでしまう 「一日花」 
韓国では 国の繁栄を意味する花として 国花になっています。

梯梧(デイゴ)は、沖縄の県の花に指定されています。
沖縄のデイゴは、アメリカデイゴ(鹿児島の県の木⇒かいこうず)
と異なり葉が開く前に花を付けるのが特徴だそうです。

 デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た・・・

(島唄のメロディーが胸の中をよこぎりました)

 

 

いつの間にかフェンネルが 黄色い傘をいっぱい開いていました。

この季節になると毎年 驚くほどの勢いで ぐんぐん伸びて花を咲かせ 種をつけます。

種はパンやクッキーに焼きこんで利用します。

 

 


雨のしずく

2009-07-03 | Weblog

 

ふっては やみ、やんでは降り

花たちは  つゆの雨にしっぽり濡れて いつもと ちょっと違う表情を見せています。

葉の表面には 大きい水玉 小さい水玉がいっぱい。。。

すこし光があたると きらきら かがやいて水晶のよう     

 


 

  マートルの咲く季節がやってきました。 昨年はブログをはじめて2ヶ月あまり の頃でした。

真っ白に木を蔽うように咲いた花、 今年は一つも花をつけません。  
(花後 伸びた枝を切りすぎたせいかな?実を付けすぎて弱ってしまったのかな~)

ところが、ここ数年花が咲かず忘れかけていた木に、ある日 白い蕾がいっぱい現れました。
そして、物置のかげを銀色の花で照らすようにいっぱい咲きました。 “ 私はここにいるよ ” 





この花が咲くと 良いことがあると言われ 西洋では大昔から貴ばれてきました。

旧約聖書 シェークスピア アンデルセン などの作品にも登場し、シューマンの歌曲集「ミルテの花」は
クララとの結婚式の前夜に、ミルテの花を添えてクララに捧げられたそうです。

 花嫁さんが持つブーケにも使用され 「祝いの木」とも呼ばれています。
神話 伝説など 話題には、事欠かない地中海沿岸原産のハーブ
純白(銀)の梅の花(梅花)に似た、清楚で小さい花がマートルです。



 

あたり一面に増えた小さな多肉植物 の上にも 水玉の花がさいていました。

 

バラのつぼみの上で 羽を休めるとんぼ  ピンボケで~す

 

 

額あじさいの中央部分にある花のつぼみ よく見ると花麩みたいでかわいい

 

   皇居のお堀で悠々と泳ぐ白鳥

  

 

ぎぼうしの淡いあわい紫色 今の季節の清涼剤

 はち(あぶ?)は蜜をもとめて忙しそうに花から花へと...... 

時々ラッパの中にすっぽり入り込んで、姿がみえなくなるよ

 

ジューンベリーの葉に雫がきらきら    ぎぼうしは、斑入りの葉も涼しげ 

ヒペリカム(こぼうずおとぎり)の輝く黄色の花の後には、こんな小坊主が実りました。

よく見ればきれいな花だけれど あんたの旺盛な繁殖力には、もうお手上げ
そばの木によじ登り、周りの草木に覆いかぶさり 傍若無人なふるまい!

「藪まで枯らす」 繁殖力を誇る 嫌われものの代表 「やぶからし」
でも雨に洗われた姿はきれいでした。

たんぽぽが敷石の隙間から首を長く伸ばして明るく微笑んでいました。

花の色が 黄色から橙色 朱色 赤紫へと変化する「七変化」の和名を持つ
「ランタナ」  また元気に咲き出しました。

 

 ハニーサックルも次々咲き出しています。 そろそろ終わりかな

レモングラスの上のビー玉と笹の葉の上のビー玉よく似ています。

右下は何の葉だっけな~