つい先ごろ植えたばかり(そんな気がする)サフランの球根
暖かい日差しの中で、元気いっぱい 細い葉を伸ばしていった。
秋晴れが続いた ここ数日の陽気の中で、
蕾は一気に大きくふくらみ、昨日から次々とほころびはじめた。
薄紫の花の中には黄色い雄蕊、そして鮮やかなオレンジ色のめしべが3本。
日なたに干しておいたら数時間で、乾燥して、細い絹糸みたいになった。
左上の方に少し見えるのが昨日摘んで干したもの、下の方は摘んだばかりのめしべ。
午前中、太陽の日差しを浴びためしべは、かなり縮んで細くなったので、
ぬるま湯に、しばらく浸して、黄色いサフラン水を作る。
魚介やしめじパブリカ、アスパラなどあり合わせの材料を使い 5人分の材料で調理。
色とりどりに盛り付けた後、レモンのくし型やパセリを添えて特大の皿に二つ(一皿はお隣へ)
(作るのと食べるのに夢中になり過ぎて写真を撮り忘れた)
(まだまだ沢山咲いているので次回の為に摘んでおきましょう)
行く前にお墓参りをした。
辺りの草を抜き、墓石を清め リンドウやキクなど秋の花を供えた。
立ち上る線香の煙の中で、それぞれの思いを込めて手を合わせた。
水場の横の柿の木は、たわわに実をつけ枝が重みでしなるほど。
突然 犬の鳴き声がして、いつまでも鳴きやまない。
(どこで鳴いてるの 上から聞こえるけど....)
みんなで きょろきょろ探したら、
大きな高い木のてっぺんにカラスがとまって ワン~ ワン~と鳴いていた。