きまぐれ日記

平凡でもいい。楽しく充実した毎日を!
庭の草花の写真を中心に好きな事を気ままにつづっていきます。

韮山反射炉・楽寿園の菊祭り

2015-11-21 | Weblog

 

久し振りのバス旅です

心はウキウキ、でも空はどんより 傘をさして家をでる

(でも大丈夫、天候は必ず回復する・・・)と信じ

心軽やかに友人たちと朝の挨拶を交わし、いざ出発

 

 

 

     韮山反射炉を見学

         2015年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に
       「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
          として正式登録された。 

            伊豆に現存している反射炉の遺跡です

  

         反射炉とは、銑鉄を溶かして優良な鉄を生産するための炉。


         溶かした鉄は、鋳型に流し込んで大砲などに加工された。 

 

 

        2015年現在、現地で展示されている24ポンドカノン砲は、
          銑鉄製で、レプリカとして製造されたもの。 

 

             銑鉄を溶かすためには千数百度の高温が必要となる
 
       反射炉の場合、溶解室の天井部分が浅いドーム形となっており、
            そこに炎や熱を反射させ、銑鉄に集中させることでその高温を実現する構造となっている。
 
            そこから、反射炉という名称が与えられた。
 

                  韮山反射炉は、江戸時代の終わりごろ、外国から日本を守るために

                  江川太郎左衛門英龍が幕府の命を受けて造ったとのこと。

 

    現地のボランティアさんの説明はとても解りやすく
   この反射炉の建造から 今日に至るまでの歴史を知ることができ 興味が深まった。

       反射炉の生みの親である、江川英龍の銅像が
             反射炉のある場所から見えていた。
 
                 近くに行き対面したが、威風堂々と
                  恰幅の良い立派な人物像を彷彿とさせる銅像だった。
                                 

 

 

                                 江川(坦庵)像 

 
                 江川英龍(太郎左衛門)は
                 近代的な沿岸防備の手法に強い関心を抱き、
                 反射炉を築き、日本に西洋砲術を普及させた。
 
                 東京にあるお台場も、
                 韮山反射炉で造った大砲を置くために、英龍が責任者となって造ったという。
   
    日本で最初にパンを焼いた人(パン祖)としても知られ 
    絵が非常にうまいなど多才で、人望も厚い人だったらしい。

 

 

   楽寿園
 
  JR三島駅のすぐ南に位置し、うっそうとした森に囲まれた公園
  小松宮彰仁親王の別荘として造られ、のちに現在の市立公園になった。
 

 

 

   楽寿園最大のイベント「菊祭り」は毎年10月下旬から11月下旬にかけて行われ
  期間中は、6000鉢を超える菊を使った巨大盆栽が展示され人気がある。 

 

 

  この巨大盆栽は、
        実物の3分の1のスケールで造られているという。
 
                       今年の作品テーマは、松山城
 
 
 

          6000鉢を超えると言う色とりどりの菊で形作られた松山城。
                  まさに驚きの巨大盆栽に目をみはる思いだったが、
 
          惜しむらくは花の盛りを過ぎていたこと
          雨模様の曇り空だったこともあって
                  美しく華やいだ色彩が見られなかった

 

 

     花の盛りの時は、会場のそこここで

        どれほど美しい情景がくりひろげられていたことでしょう。

 

         色鮮やかな菊たちが城の屋根をおおって咲き誇り どんなにか 豪華な松山城が 鑑賞できたことでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

 中央にある建物は、文化財に指定されている「楽寿館」


   周囲にさくらやモミジなどが植えられていて季節ごとの景観がすばらしいという。

 

 

 

   「小浜池」や「せりの瀬」など天然池泉に富士山の雪解け水が湧きだし
 
      この湧き水と周囲の自然林からなる庭園に対して国の
              「天然記念物及び名勝」に指定されている。

 

 

  広大な敷地には、今でも手つかずの自然が残り、
  160種以上の樹木、30種以上の野鳥を観察することができるとか
 

 

 

 

 

 

 

 

 

      静寂に包まれた、自然の中を散策するのは、とても快く

         紅葉の色づき方も奥ゆかしく

               のんびりとした癒しのひと時をたのしんだ。

 

 

 

 

 

 

 


獅子ゆず豊作 ・ 皇帝ダリア満開

2015-11-15 | Weblog

今年もご近所さんから嬉しいプレゼント

大小12個のジャンボ鬼柚子

大きいのは1キロ近くの重さがあり、存在感が半端じゃない

形の良い小型の3個を友におすそ分け。

残りを加工して瓶詰めにしたりおおわらわ。

中型の2個は丸ごと密煮にするつもりで、まだそのまま。

それとは別に去年試した、一品をを今年も作ってみよう。

甘めにさっと煮た獅子ゆずを2ミリくらいにスライスして

塩とお酒と味醂と昆布だしに漬けこんだのがさっぱりして美味しかったので。 

 

 

 

 

昨夜来の冷たい雨がようやく止んで、今日は午後から気持ちの良い青空が広がった。

待ちかねていたように皇帝ダリアの蕾が次々開いていく。

遠くから撮ったり二階から撮ったり、低く咲いているのはカメラを近づけて。

 

 

左側は一本立ち、右側のはまだ小さい時に芯を詰めて二本立ちにしたけれど、

遅れを取り戻すように頑張って3本とも同じ高さに成長。

 

 

 

 

 

 

今年は八重咲きの苗を買って植えたけれど、ひょろひょろで頂点にかろうじて蕾が見えるのみ

咲いてくれればうれしいけれど・・・

 

 

 

 

雨のしずくに濡れた花びらが光に透けてきれい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日20輪ほどのヘブンリーブルーに交じってパープル系の宿根朝顔が咲き出した。

ヨルガオも小輪になったけれどまだ咲き続け、立派で大きい種がいっぱい実っている。

 

 

琉球朝顔が咲き出した。

 

 

ミナロバータ もう一本見つけたよ。

左下の写真のさざんか

大木になりすぎて、花が散った後があまり大変なので、

太い枝を二本だけ残してあとは剪定、二本の枝先を丸いシルエットに刈り込みました。

 


ミナロバータが咲いた♪

2015-11-03 | Weblog
11月に入り肌寒い日が多くなりました。
 
この時期 元気なのが皇帝ダリア
 
秋空たかく茎を伸ばし、無数の蕾を付けて、花開く時を待っています。
 
大風で折れた茎の脇から新芽が伸び、復活したのも含め大小8本が待機しています。
 
 
 
 
   嬉しいことに、
一度は諦めかけた、ミナロバータが一本、蔓を伸ばし花を咲かせ始めました。
 
 
 
 
 
 
       ヨルガオの陰に隠れて見えませんでした。
       まだまだ蕾がいっぱいついていましたが、
   貴重な一本のミナロバータのために、ヨルガオの蔓を
      半分整理して場所を空けてもらいました。
 
 
 

ミナロバータは、ヒルガオ科原産地はメキシコです。
    英名はSpanish flag(スペイン国旗)
 
蕾をつけた時は緋赤色ですが、開花に向けて
橙、黄、白と変色して、グラデーションのように見えます。 
   霜が降りるまで咲くそうなので花期は長そう

   この花は少し気難しいプランツなのかな?

   非常に発芽率が悪く、何とか発芽しても、
   日照不足と低気温でなかなか開花まで至らないのが普通だとか。 

   夏の植物と思いがちですが、実際に満開になるのは10月に入ってから。
     夕方遅くまで咲いていてアサガオの繊細なイメージはありません
 
 
 
 
もう一種ようやく咲きだしたのが西洋アサガオ「ヘブンリーブルー」
今年は何種類もの朝顔の種をまきましたが(ミックスの種を購入) いつまでたっても咲かないのがあり、
            (何色のどんな花が咲くの)と楽しみにしていました。
 
ヘブンリーブルー「天空の青」 まさにそんなイメージの青
 
   青系の西洋朝顔をソライロアサガオと呼ぶそうですが
                ほんとに美しい空色です。
 
         皇帝ダリアが咲くまでの間、真っ白な大輪の夜顔 
   スペイン国旗のような派手な色合いのミナロバータ
そして「天空の青」ヘブンリーブルーが庭を彩ってくれるでしょう。
 
 
 
      今庭で咲いている花たち
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       フラワーデザイン展示会場で見た作品
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
          文化祭の手作りコーナーに展示してあった可愛い小物
 
 
 
 
        グリーンのバジルソースがさわやかな魚介のテリーヌ
             お皿の二重使いがおしゃれなお料理でした