久し振りのバス旅です
心はウキウキ、でも空はどんより 傘をさして家をでる
(でも大丈夫、天候は必ず回復する・・・)と信じ
心軽やかに友人たちと朝の挨拶を交わし、いざ出発
韮山反射炉を見学
2015年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
として正式登録された。
反射炉とは、銑鉄を溶かして優良な鉄を生産するための炉。
溶かした鉄は、鋳型に流し込んで大砲などに加工された。
2015年現在、現地で展示されている24ポンドカノン砲は、
銑鉄製で、レプリカとして製造されたもの。
そこに炎や熱を反射させ、銑鉄に集中させることでその高温を実現する構造となっている。
韮山反射炉は、江戸時代の終わりごろ、外国から日本を守るために
江川太郎左衛門英龍が幕府の命を受けて造ったとのこと。
反射炉の生みの親である、江川英龍の銅像が
江川(坦庵)像
近代的な沿岸防備の手法に強い関心を抱き、
反射炉を築き、日本に西洋砲術を普及させた。
日本で最初にパンを焼いた人(パン祖)としても知られ
小松宮彰仁親王の別荘として造られ、のちに現在の市立公園になった。
楽寿園最大のイベント「菊祭り」は毎年10月下旬から11月下旬にかけて行われ
期間中は、6000鉢を超える菊を使った巨大盆栽が展示され人気がある。
実物の3分の1のスケールで造られているという。
6000鉢を超えると言う色とりどりの菊で形作られた松山城。
まさに驚きの巨大盆栽に目をみはる思いだったが、
雨模様の曇り空だったこともあって
美しく華やいだ色彩が見られなかった
花の盛りの時は、会場のそこここで
どれほど美しい情景がくりひろげられていたことでしょう。
色鮮やかな菊たちが城の屋根をおおって咲き誇り どんなにか 豪華な松山城が 鑑賞できたことでしょう。
中央にある建物は、文化財に指定されている「楽寿館」
周囲にさくらやモミジなどが植えられていて季節ごとの景観がすばらしいという。
「天然記念物及び名勝」に指定されている。
160種以上の樹木、30種以上の野鳥を観察することができるとか
静寂に包まれた、自然の中を散策するのは、とても快く
紅葉の色づき方も奥ゆかしく
のんびりとした癒しのひと時をたのしんだ。