ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

月下つぼみ

2007年08月23日 | 月下美人
   甲子園大会も終了しました。念願叶って、九州、佐賀北高が逆転満塁本塁打で決着をつけました。素晴らしい逆転劇でしたね。仕事真っ最中でしたので、帰ってゆっくり熱闘甲子園とスポーツ番組を切り替えながら交互に見ました。佐賀北高は県立の進学校、私立の特待生制度とは縁がないとは、スポーツニュースのキャスターや朝のワイド番組で、そう話していました。甲子園は7年ぶり二度目の出場だったかな。昨年の甲子園佐賀県予選は1回戦敗退と、県立高らしい好不調、波のあるチームのようです。メンバーも170cm以下は半分と、大型化してきた高校野球チームともここでも縁がないような。

 ともあれ、地元佐賀に凱旋したナインは、3週間ぶりの故郷に錦を飾り、地元では一目活躍したナインの姿を見ようと市民3000人が集まったというから、彼らは地元佐賀のヒーローでしょう。佐賀県知事も県民栄誉賞を贈りたい、と表明していますので、すっかり“時の人”ならぬ“時のナイン”になっているかもしれません。

 エースナンバーを付けていた投手・久保はしかし、同郷出身の芸人「ななわ」に似てましたね。はなわも早速彼らの歌を考えているようです。“がばい”=かなり、という意、もかなり有名になりましたし。

 さて、大会も終了。明日からは補習授業が待っているそうです彼らも。大阪に滞在中3週間の宿舎住まいもしっかり参考書を持参して、夜は勉強もしていたといいますから、大したものです。私立の有名校ばかりが優勝できるというものでもありませんでした。ただ、優勝に近いのは確かに私立でしょうけど、県立でも勝てることが今回の優勝で立証されたわけです。でもやはり優勝回数は私立にはかないませんが。

 昨年の優勝投手斉藤佑樹(ゆうちゃん)は、ハンカチ王子として有名になり、決勝の駒大苫小牧・田中将大投手(マー君)との投げ合いは記憶に新しいところでした。決勝は引き分け再試合、球史に残る素晴らしい戦いでしたね。今年はそういったスター性のある人間もいなかったわけではありませんが、佐賀北高のさわやか旋風とスター不在の普通の高校生というのが好感持てたようです。球児の皆さん、たくさんのドラマをありがとうございました。

 


 さて、前置き長くなりました。ヘルストピアの話。プールで育てています月下美人にまたもつぼみがつき、今日、明日中には開花の時期を迎えております。今回はフロントのカウンター前に移動しました。プールの中では鑑賞される人が少ない、というのがその理由なんです。なにせ、花が開き切るのは20時以降ですので、その時間にプールで泳いでいる人が少なく、それなら多くの方々に楽しんでもらおうとのことでフロント前に移動しました。結構人気のある当社の月下美人です。夏の一夜だけに咲くはかない植物なんです。確かに夜だけ、一晩だけしか咲きません。これは稀少価値に匹敵するのでしょうけど。咲いている間に願い事をかければ、願いが叶う、という新たな戦略でうわさを呼べばきっと人気でてくるんでしょうけどね。どなたか「願いが叶った」と喜びの言葉を寄せてくれる人いませんか。