goo blog サービス終了のお知らせ 

上善如水

ホークの観察日記

『フォー・ウェディング』

2006-05-20 23:46:55 | 映画

ヒュー・グラント主演の映画、『フォー・ウェディング』を借りて来ました。4つの結婚式と1つのお葬式の物語。

異性の友達に、「実はあなたのことが好き…」と言われたらどう答えるか?

結婚というものにどうしても踏み切れないちょっとだらしのない男性役にヒュー・グラント。この男性、決してもてないわけではないけれど、彼の言うところの”真実の愛”をささげる相手にめぐり会えず、未だ独身。

監督はマイク・ニューウェル。製作総指揮、脚本をリチャード・カーティス。『ラブ・アクチュアリー』のスタッフが、それ以前に作った映画ということで、ちょっと期待していたのに、前半はなんともまどろっこしい展開。ブラックなユーモア満載の結婚式のスピーチや、無くてもかまわないヒュー・グラントのベットシーンなど、まったくもってやぼったい内容。

(これは失敗したかな?)と思いつつ見ていると、これが意外にも後半はどんどん面白くなっていく♪

ヒュー・グラントを取り巻く個性豊かな友人たち。結婚式に集まる人々。魅力的なアメリカ人の女性。

かつての恋人たちと披露宴で同じ席に座るはめになってしまったヒュー・グラントが可笑しい☆

たった1つのお葬式のシーンにはちょっと感動。また、耳の不自由なヒューの弟、という青年がいるんだけど、この青年とヒューは手話で会話するから周りの人にはその内容がわからない。みんなのいる前でとんでもなく下品な会話を繰り広げていたりする(笑)

いつもふざけたりしている友達からの意外な告白。「会った時からあなたのことが好きだったのよ」…でもヒュー・グラントは彼女のことは友達としてしか見ることが出来ない。彼女もそれはよくわかっている。その後のセリフは彼女の気持を代弁するかのように「…辛いな」と一言。

そして彼女の手をそっと握る!(友達として…)

こういうシーンは好きだなぁ☆

最後はそれなりに満足しました♪

ただし、最後まで結婚にはどうしても踏み切れない様子の主人公。結婚しなくても二人でいたい、みたいなセリフがあって、女性もそれでいい、とうなずいてしまう。

ヒュー・グラントのような二枚目の口から言われると、何だか無性に納得できない。何か責任逃れのように聞こえてしまう。う~ん、これって単なるヒガミなのかな?


最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホークたちが、無くても独身をカーティスしなかっ... (BlogPetの小雪)
2006-05-21 10:41:06
ホークたちが、無くても独身をカーティスしなかったよ。


返信する
「フォー・ウエディング」は映画公開前、試写会に... (ひろのしん)
2006-05-23 16:25:17
「フォー・ウエディング」は映画公開前、試写会に行った記憶が。
だから、ちびっとあらすじ忘れかけてます。(^_^;)
でもこの映画、ヒュー様のハリウッドでの地位がいよいよ確立された作品ではなかったかな?
そうですか・・・「ラブ・アクチュアリー」と同じ監督。

>ヒュー・グラントのような二枚目の口から言われると、何だか無性に納得できない。何か責任逃れのように聞こえてしまう。

うふふ・・・そうですね。
まあ、ハンサムに生まれた特権とでも言いますか。(^_-)-☆
そういえば確かこの映画、すごくじれったい感じを覚えた記憶は残ってます。
返信する
あ~・・・同じ監督ではなくて同じスタッフですね。 (ひろのしん)
2006-05-23 16:26:19
あ~・・・同じ監督ではなくて同じスタッフですね。
失礼しました~。
返信する
>ひろのしんさん、ありがとう☆ (ホーク)
2006-05-25 07:19:13
>ひろのしんさん、ありがとう☆

そうなんです!
前半、すごくじれったくて!!
でも、後半はのちの作品に通じるところがたくさんあって面白かったです♪
友達の結婚式にばかり出席していたヒュー・グラントが、いよいよ自分が結婚式を挙げることに。
ところが、神父さんの前に立った時、本当に好きなのは隣に立つ女性ではなく、別の女性なのだと気付き…
この映画のいいところが『ノッテングヒルの恋人』や『ラブアクチュアリー』でうまく表現されているなぁ、って感じました☆
ヒュー・グラントの二枚目半のキャラクターも楽しかったです♪
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。