山の頂から

やさしい風

ミミズの受難

2010-09-09 23:47:27 | Weblog
 毎朝、愛犬・モモの散歩に出るのだが、
道路に転がるミミズの死骸を踏まぬように歩くのに苦労する。
こんな夏は初めてである。
毎朝数え切れないほどのミミズが死んだり、のた打ち回っているのだ。
気味のいいものではないが、彼らが土を造ってくれる。
だから心が痛い。

 ミミズは皮膚呼吸で、体表がぬれていないと呼吸ができない。
ごく浅い土の中か枯れ葉などの下にいる「表層性」と、
低地に生息する「浅・深層性」のミミズがいるが、
乾燥や高温が続くと地中にとどまり難を逃れる「浅・深層性」に対し、
「表層性」は“新天地”を求めて移動する。
ということが、或るサイトに書いてあった。
恐らく連日の異常高温で新天地を求めつつ、
多くのミミズが死んでしまったのだろう。

 しかし、今朝の涼しさは救いだった。
あぁ、やっと秋の気配が実感できる!!とホッとした。
が、気になる情報を目にした。
今後地球では夏には熱波が襲い、
冬には寒波が襲う事態が恒常化するというのだ。

 地球を守る【層】を大気というが、
その中の【熱圏】が崩壊してしまっているというのだ。
【熱圏】は太陽から最大の紫外線を吸収し、
太陽活動が活発なとき太陽からの紫外線は熱圏を暖め、
太陽活動が不活発だとその反対となる。
つまり、地球の体温調節をしてくれるのだ。

 米海軍研究所のジョン・エマート氏の研究によると、
この【熱圏】が大きく収縮し(そう珍しい現象ではない)、
今年の収縮はこれまでの3倍から4倍の規模で、
まさに「崩壊」といって良いレベルにあるそうだ。

 今年だけ我慢できたが、いや生き延びたという感想だが、
来年もまた、こんな夏が来るのかと思うとウンザリする。
今月15日前後には大地震もある!なんて、
言っている人もいるし、政治の混乱も続きそうだし、
ホント、一挙に解決してくれる【ウルトラマン】が現れて欲しい!!

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