ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

大館アメッコ市

2018-02-27 | AnotherNL
秋田県大館市の小正月行事「アメッコ市」に行ってきました。


起源は400年前と言われ、現在は「おおまちハチ公通り」で2日間に渡って開催されます。今回、3連休だったので3日間やるのかと思いましたが、2日間で終わりました。

通りの左右に露店が並び、仮設のお宮まであります。夜は片づけてしまうのかと思いきや、夜も交通規制は続き車は通れませんでした。2日間、周辺の商店は大変じゃないんでしょうかね。


枝アメ。
このように飴を付けるのは、大館に限らず他の地域にもありますよね。




「この日にアメを食べると風邪をひかない」
と言われ、露店でも沢山売られています。


枝アメも売られています。
せっかくだからとも思いましたが、俺は電車移動なのでちょっと移動に支障があるので断念。


鳥居の向こうに仮設の「神殿」があります。
とりあえずお参りしておきました。






この地域でもっとも高い「田代岳」から神様がアメを買いにやってくるのだそうで、それを再現した「白ひげ大神巡行」が行われます。
連れている女の子は「おこう」という子で、白ひげ大神に助けられて、病に倒れる人々のために薬のアメを作ろうと頑張った子なのだそうです。民話なのでしょうか。


ご当地アイドル「まちあわせハチ公ガールズ」による餅巻き。


大館市といえば秋田犬。
「白ひげ大神巡行」の他にも秋田犬のパレードや、様々なステージイベントもあるようでした。
この子はパレードではなく、普段は大館駅前で「お出迎え」をしてくれている犬で、俺も駅に着いた時に会いましたが、アメッコ市まで散歩に来たようです。


生憎と雨の中でしたので、あまりじっくりと見ることができませんでしたが、タイミングが良くてそれなりに要点は抑えて見られたのかなーと思います。白ひげ大神が山に帰る時にその足跡を消すために吹雪になるという言い伝えがあるので、アメッコ市の期間中は天気が荒れることが多いらしく、天気が悪いのはいつもの事なのかもしれません。


【NEX-7】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】
【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】

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海に沈む

2018-02-26 | ある日、

また白鳥を撮ろうかなと、車を走らせたのだけれど、天候回復とともに田んぼの白鳥激減。
意地でも探そうかとも思ったのですが、まぁせっかくいい天気だから、久しぶりに夕日でも・・・と夕日ラインへ。


関分記念公園の展望台に上がってきました。
日差しは温かかったのですが、風がひやりと冷たく、凍えそうです。


ちょっと雲はかかっていますが、どうやら海に沈むまで見送ることができそうな雰囲気です。
と、思ったら意外な伏兵出現!ということもままあるのですが。

沖に浮かぶのは佐渡島。
初めてみる人はその大きさに驚くらしいですが、自分にとっては見慣れているので、むしろ他の島を見た時に「小さ!」と思います。


越佐海峡を行くカーフェリーが夕日に照らされています。


海も夕日に照らされて金色に輝いていました。


太陽、着水。
まだ太陽が佐渡よりも南に沈むようです。あとひと月くらいは中央区の浜からも見られるでしょうか。


なかなか天気と折り合いがつかなかったので、こうして海に沈む夕日を見るのは久しぶりなことです。
今シーズンは、「海に沈む季節になりました報告」はしたのは記憶にあるのですが、もしかしたらそれ以来かもしれません。


ちょっとシルエット拝借。
手持ちがほとんどな俺からすると、夕日を撮るのに三脚を使うと、いったいどんな絵が描けるのか、想像がつきません。


マジックアワーの始まりですが、展望台の冷たい風に耐え兼ね、カメラとスマホのバッテリーも限界ギリギリだったので、素直に下りてくることにしました。まぁ、カメラに関しては予備バッテリーがゴロゴロあるので、1個カラになったところで問題ないんですが。


余談ですが、この撮影の間に、6年使っている愛機が撮影枚数10,000を越えました。その話はまたどこかでしたいと思います。


【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


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白鳥おじさん

2018-02-14 | 新潟の風景
午前中だけ晴れるという天気予報だったので、阿賀野市の瓢湖へ。


ちょうど「白鳥おじさん」による白鳥たちへの餌やり時間に来ることができました。

この日の飛来数は3,000羽をすでにきっていました。今シーズンは飛来数が少ないのか、新潟に降雪が多いのでさらに南まで渡っているのか。


圧倒的な数の違いに、カモに押し出される白鳥たち。


エサの用意された箱に頭を突っ込む鳩たち。
もしかしたら一番頭がいいのは鳩なのかもしれない。


この日の瓢湖は半分凍結状態。
冷えこんだ日には来ていなかったので、こちらも今年の状況はあまりよくわかりませんが。
今シーズンはあまり白鳥を見に来てもいないし、探してもいないんですよね。


それでも、いつもよりは飛んでいる白鳥が多かったように思います。
そろそろ食事から、仮の寝床に戻ってくる時刻でしょうか。




やはり青空の下で見る白鳥は映えていいですね。
午前だけ晴れという予報は的中し、この後大荒れになりました。
雪国新潟、晴れは貴重です。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】

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シャイニングストリート

2018-02-08 | AnotherNL
秋田県大館市で開催された「大館シャイニングストリート」に今年も遊びに行ってきました。
新潟県内のイルミネーションはほとんど見に行かなかったのに。


今年は最終日にあがる花火を目的にスケジュールを組んで行ってきました。昨年の場所でもイルミネーションと花火を両方楽しむには良かったのですが、今年は欲を出してもうちょっと打ち上げ会場近くまで。市立病院の周辺に、三脚を立てている「いかにもな人」がいたので、そのお方の付近で待機。


5分ほどのちょっと小さいけどなかなか頑張っているスターマインが上がります。なにげに5分上げるってすごいと思います。

今年は昨年までよりイルミネーションの区間が短くなってしまいましたが、最後は頑張った。

で、写真ですが・・・
肉眼で見ていると電線も気にならないんですけど、写真にはバッチリ写りこみましたね。しかもオートフォーカスが全然ついていかず。事前にマニュアルで無限遠にしておけばよかったのだなと後悔しました。


花火撮影は残念でしたが、今年もこの黄色いイルミネーションを見られて良かったです。
秋田県北部に位置するこの町でのイルミネーション鑑賞は寒さとの戦いですが、心はウキウキします。


トラブルもあった橋の上のイルミネーション。
橋の上から大館駅方面を見ると、延々とイルミネーションのトンネルが続いているようでしたが、今年はガストの前までということで、だいぶ短くなってしまいましたね。毎年少しずつ延長しているという話を聞いていたので、楽しみにしていましたが、ここに限らずイルミネーションイベントの運営はなかなか難しいと聞きます。


ちょっとワタシ、期待が大きすぎたかも?


昨年、ちょっとハマったイルミネーション内を走行する車内からの撮影ですが・・・
今年はあまりうまくいかなかったというか、近頃、撮影に対するモチベーションが低く、細かく設定を追い込んでいく気力がないのですよね。ですから高倍率ズーム1本で、ほぼ基本設定のまんま撮っているわけです。


きれいに撮れたかな?
正直、スマホの方がきれいに撮れている気さえするので、こうして記事にするのも迷ったのですが、まぁせっかく行ったので記録代わりに。


忠犬ハチ公像とシャイニングストリートとアメッコ市のハチ公像二種盛が見られたのはこの日だけ。

ということで、今度はアメッコ市にお邪魔します。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


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小浜の氷瀑

2018-02-05 | 新潟の風景

先回の続き。

角田岬灯台に行ったついでに、少し「越後七浦シーサイドライン」を歩いてみることにした。雪化粧をした景色を見たいところがいくつかあったので。


雪のシーサイドライン。
不思議なことに車が一台も来ない。小浜でやめようと思っていたのだけど、先客がいたのでもう少し先まで歩いてみることにした。じゃあ、立岩まで・・・と思ったのだけど、立岩まで行くと、せっかく気分も乗ってきたから、もう少し先までと歩き続けたところで、前方に車道を封鎖するかのように並べられたポールが目に入った。表側にまわりこんで読んでみると
「車両通行止」
あら。
・・・・・・車両じゃなくて歩きだから許して。「通行禁止」ではなく「車両通行止」だし。
どおりで一台も車が通らないわけである。
あとで調べてみたら、落石があったとかで角田浜から五ケ浜の間が、しばらくの間、通行止めになっていた。角田浜の通行止め箇所まで行く前に駐車場に入り、徒歩でシーサイドラインに入ったので、全然気が付かなかったというわけで。すでに落石は撤去されたのか、それらしい場所はまったくなかった。

ちなみに車両通行止でありながら、車の通った跡があるのは、関係車両や、通行止め区間内に護岸工事の現場があるので、その車両が通行していると思われます。


小浜の氷瀑。

本来は上から流れて来た水がぽたぽたと落ちている程度の場所で、水の少ない時期にはカラッカラしているのだけど、こうして冬季になると見事な氷瀑となる。氷瀑というと元々は滝でなければいけないのだろうから、本来、氷柱というのが正しいのかもしれないけど、聞こえがいいのであえて氷瀑と呼ぶ。


踏み跡が付いていたので、氷瀑に近づいてみた。
凍った状態だけ見ると、ざぞ立派な滝があるような気がするが、真冬意外にくると本当に何もない。

表面上は凍り付いているようだけど、その下で水が流れているのが見えた。氷はそんなに厚くないようだ。
もっと上の方まで行ってみたい衝動に駆られるが、踏み跡もこの辺りまででなくなっていた。ここより上はちょっと上がるのが大変なうえ、周辺は脆い地形なので、頭上の岩はもちろん、この氷瀑もいつ崩れるかわからない。なので素直にやめるのが賢明。


キノコのように並ぶ氷柱。
なんでこのような複雑な形状で凍ったのか疑問。



氷の魔物が手を伸ばす氷壁。


同じことを考える人間はいるもので、道中、カメラを手にした2人とすれ違った。俺はカメラはダウンジャケットのポケットに入れてあったので、きっとすれ違った2人は、コイツは手ぶらでこんなところで何をしているんだ?と思ったに違いない。
シーサイドラインには、他にも雪化粧をした姿を見たいところがいくつかあるのだけど、通行止めが続くようだと別方向からアクセスしないといけなくなるなぁ。

【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

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角田岬灯台

2018-02-04 | 新潟の風景

せっかく雪があるのだから雪景色でも見てくるかと、新潟市西蒲区の角田浜にある角田岬灯台へ。

雪があると言っても、この頃はだいぶ溶けていた頃でしたが。




灯台の真下には流れ落ちてきた水が凍って氷瀑のように氷柱が出来ていました。


義経伝説の「判官舟隠し」に入ると、あちこち凍結中。この先は柵もないので、通行時は滑って海に転落しないように注意が必要です。
ただでさえ天井が低いのに、上からの氷柱に、したたり落ちる水滴に、凍結した足元と、荒れる海。
基本、こんな時には通行しないことをお勧めしますが。


ひぇぇ、波かぶりたくない~
そんなに波は高くなかったが、急に来たらどうしようと思いながら、足場の広いところまで移動して振り返る、
写真のちょうど中心あたりが、1枚上の凍結した遊歩道のあたりになります。

こんな海ではさすがに釣り人もなし。


角田岬灯台を上から見下ろすのが好きなので、角田山の「灯台ルート」を、灯台が見下ろせるところまで登山。登山道には積雪もあり、階段が斜面に近い状態に変わっているのもあって、滑り止めを用意してこなかったのもあり、適当なところでやめておきました。狭い登山道。ここで滑ったら俺はどこまで落ちていくのだろう?という箇所も多い「灯台ルート」なので、積雪期は細心の注意が必要です。俺は滑り止めがあっても基本的に冬季は「灯台ルート」は避けるようにしていますが。

あー、危ない、危ないと言いながら灯台まで戻ってきて、時間もあることだし、ここから「越後七浦シーサイドライン」を少し歩いてみようと思い立ち、駐車場には戻らずに、灯台から徒歩で「シーサイドライン」に降り立ちました。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

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