ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

亀田の梅

2019-03-30 | 新潟の風景
新潟市江南区、旧 亀田町の梅が見ごろを迎えました。

まずはアスパーク亀田の外周道路をプラプラと散歩。

今年は望遠レンズを持ち出してみました。
花を撮りに行くのに、そういえばあまり望遠レンズって使ったことがないなーと思いまして。圧縮効果でぎゅうぎゅうに詰め込みまくります。


晴天とはいえ、冷たい風が吹いていたので、寒いと言われるかと思い、車で回って見るだけのつもりだったのですが、ちょっとそこだけ撮ってくると車を降りると、ついちょっとではなくなってしまう。見れば妻もスマホで撮りまくっている。
それなら……と、ちょうど「かめだ梅まつり」も開催されていたので、コースを少し歩くことにしました。



亀田の梅は、観賞するための梅園ではなく、果樹園としての梅畑です。ですが時期にはこうして梅の花を見ながらウォーキングが楽しめたりします。










久しぶりに「梅まつり」期間中の日曜日に休みだったので、テントが出たり沢山の人が歩いていたりしたのですが、15時で撤収が始まるんですね。早っ。自分たちが歩き始めた頃にはもうほとんど人がいなくなりました……
そして、ちょっとだけ歩くつもりが、気が付けばコースを踏破してしまっていました。


余談ですが、この亀田の梅が見られるコース内で一番気に入っていた場所に道路が開通しました。
工事自体はかなり以前から始まっていて、昨年あたりにはすでにだいぶ梅の木の伐採も進んで、ここが道路になってしまうんだなと思っていたのですが、実際に開通すると、やはり寂しいものがありますね。もちろん新しい道路のおかげで、我が実家周辺は大変便利になって、ありがたい限りなのですが。
ここの他にも、いつの間にか梅畑がなくなって真新しい住宅地が出来ていたりするところもあったり、下草や梅の木が伸び放題になっていたりと、梅の産地として知られた亀田も、知らないうちに変わってきているのだなぁと感じさせられました。

【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】

【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】



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雪割草

2019-03-24 | 新潟の風景
「県庁の森」には雪割草の群生地がある。新潟市中央区の新潟県庁の敷地内に。
「新潟県の草花」に雪割草が指定されているから、ということもあるのかもしれないけれど、有志により「県庁の森」内に植えられて整備されている。


角田山で見ごろを迎えているんだろうなと思いつつ、休日に久しぶりに行ってみた。
自宅から車で10分で雪割草の群生地に行けるというのは、なんだかお得な気分。
しかも山歩きをしなくていいので、登山が苦手な人でも安心。……いや、俺は登ってでも見たいが。


今年は園芸センターでしか雪割草を見ていないので、路地の雪割草が咲いているのか不安があったが、それなりにいい感じで咲いていた。












足場が安定しているので撮りやすくていい(そこか!?)

しばらくすると、もう少し数が増えていそうな気もする。数年前に来た時はもっと多かったと記憶していますし。
可愛らしい雪割草にこころ癒されてきました。
でもやっぱり山のものは山で見たいですね。

【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【FE 50mm F2.8 Macro】


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トキみ~て

2019-03-18 | 新潟の風景
休日に公園でパン屋パンを食べながら佐渡を見ていて、ふと思い出した。
「そういえば寺泊の方にトキが見られる場所があるんだよ」
トキとは、あの特別天然記念物の朱鷺である。
以前は佐渡でしか見られなかったが、分散飼育ということで寺泊でも飼育され公開(一部)されているのです。
行ってみたいということで、いざ長岡市(旧 寺泊町)夏戸にある「トキと自然の学習館」へ~


トキを見ることができる観覧棟には「トキみ~て」という愛称が付けられたようです。
俺もここを訪れるのは初めてです。もともとは小学校だった建物が「トキと自然の学習館」となり、その敷地内に観覧棟が建てられたようでした。


マジックミラー越しに5羽のトキを見ることができます。
公開されているのはすべてオスで、現在、この5羽の愛称を決める投票が行われているようです。

トキの撮影もOKですがフラッシュは禁止です。
しかし、マジックミラーになっている窓、そして黒いネットがトキとの間にあります。こうなるとオートフォーカスはネットにピントを合わせてくれるので、トキを撮るにはマニュアルでピントを合わせなくてはならない~。
ということでMFで頑張りました。見やすいEVFとピーキング機能のおかげで、止まっている状態ならピント合わせは容易です。


ネットの存在感が激しいですが、心の目で除去してお楽しみください。

俺は佐渡で放鳥されたトキが越佐海峡を渡ってきた時に、新川と上堰潟公園で2度ほど生で見たことがあります。意外とこうして管理下で公開されているトキを見るのは初めてだったり。


今の時期のトキは繁殖色という色をしており黒っぽい見た目です。時期になると自分で色付けをするそうです。そして「みゃーみゃー」とネコのような声を出すのも繁殖期の特徴だそうで。


トキといえば、朱鷺色と呼ばれる鮮やかな色ですが、羽を広げると見ることができるのですが……
MFで飛んでいる鳥は俺には無理です……

以前に生トキを撮影した時のブログを探したのですが、ちょっと検索しても出てこないので、まぁだいたいこんな色なんだなぁという感じで。


エサの時間は1日3回。これは3食目のペレット。
この手の施設って職員がエサを持ってくると、動物が駆け寄ってきて置くやいなや食べ始めるイメージですが、トキは警戒心が強く、エサを置かれても、食べに行っても絶対に大丈夫だと思わない限り近寄って来ないのだそうです。


池があり午後1時の2食目はドジョウが池に放されるのだそうですが、午後3時すぎでもトキは探しているようです。
で、この日はたまたま捕食を免れていたドジョウを発見し、いただいていました。


寺泊でトキみ~て来ました。貴重な鳥が身近に見られて、感激しました。色々と県のマスコット的に新潟県では使われているトキですが、生で見られることはほぼないですからね。

観覧棟の隣の「トキと自然の学習館」では、トキについて学ぶこともできるほか、非公開になっているツガイのトキを、モニター越しに見ることもできます。そちらも面白かったです。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

【Cyber-shot DSC-RX0】

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ある朝の日の光

2019-03-14 | ある日、
早朝に出勤すると、この間まではまだ暗い中だったが、始業時間よりも日の出の方が早くなってきた。


そうなると、天気の良い朝は、眩しい日の出に向かって車を走らせていくことになる。


始業時間は迫っているものの、写真を撮りたくなる。
カメラのある生活っていいね。

まだまだ撮っていたいけれど、仕事に行かなくてはならないジレンマ。
最近、いつもそんな感じ。
……最近、早番多くね?

ある新潟市江南区の田んぼから。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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白山神社の梅

2019-03-13 | 新潟の風景
3月になり、はやいところでは梅の花が開いてきました。先日までの暖かさで咲き始めに見に行ったのが、ブログを書く前に開花が進み、新潟市中央区の白山神社へ、再度撮りに行ってきた次第です。今頃には咲き始めているんだなぁと近年は思っていましたが、早いものでは昨年末にはもう咲いていたようです。


拝殿前の「合格祈願の梅」は受験シーズンに合わせて、ちょうど見ごろを迎えていました。

なぜ「合格祈願の梅」なのかですが、太宰府天満宮から拝受されたもののようです。
縁結びの白山神社に「学問の神様」が加わったら、そりゃあご利益ありそうな気がしますね。


梅園も華やかになってきました。






もっとも、見ごろにはまだまだ早いのでしょうけれど、先日までの暖かさも過ぎて、また寒さが戻ってきましたし、そんな中でこれだけも花が咲いていると、春を感じることができますね。

【NEX-7】+【FE 50mm F2.8 Macro】【E 10-18mm F4 OSS】

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光の花畑

2019-03-08 | 新潟の風景
「越後妻有 雪花火/Gift for Frozen Village 2019」に行ってきました。今回は「光の花畑」です。
花火の打ち上げが終わると早々に帰りだす人が多い中、機材を片づけたら「光の花畑」に突入です。
今年は「光の花畑」の外周に周遊通路ができたおかげで、暗闇の中、足場の悪い作品内を歩かなくても楽しめるようになっていて良かったです。
俺ひとりならもちろんガシガシと突入していくのですけどね。


花畑は「種」と呼ばれる、小さなLEDが雪原に植えられていて、それが光ることで姿を現します。
事前に植えられている分がほとんどですが、入場時にひとつずつ配られるので、それを好きなところに植えることもできます。今年は6,000人程の観客があったそうですので、それだけでも6,000個の花が咲くことになります。


俺にとっては今年で5回目となる鑑賞なので、どう撮ろうか考えて、【NEX-7】に【E16-70mm F4】を付け換算105mmという望遠端を使うのと、【α7 II】にはソフトフィルターを付けた【FE 50mm F2.8 Macro】をセットして撮影するというプランを考えたのですが、のっけからマクロレンズのピントが合わない。なぜかいくらリングを回しても、再起動しても回復しない。ここにきてトラブルかよ!まさかの修理行き!?と凹んだのですが、しばらく経って気が付きました、何のことはないフォーカスリミッターがかかっていて、思ったところまで移動しないだけのことでした。
そんな初歩的なことにも気が付かず、やけくそ気味にピント外しまくって1枚。……まぁ普段からわざと外すことはよくやりますけど。






年によってLEDの光の傾向が違いますが、今年は黄色が多かったようですね。写真で見ると肉眼以上に黄色が多く見える感じがします。




もう5回目なので、俺は毎年来なくてもいい感じもしますが、今年は妻に見せてあげたいという気持ちで行きました。この風景は冬の新潟で一度は見た方がいいとおススメできる光景だと思っています。
雪上ですから寒い環境下ですが、妻も楽しんでくれたようで良かったです。
ただまぁ、ただでさえ高い鑑賞料金が×2になるのが……まぁ一度は見せたい光景だよね。

さて、今年の撮影プランですが、暗い状況なので望遠端では手振れしまくるわ、もともと雪の中に埋まっている光なので、ソフトフィルターかけてもあまり効果なかったりと、まぁ意味のねぇ作戦だったと思われます。


ついでに、日没前の「光の花畑」の様子を。
雪原(じつはゴルフ場)に、花畑をイメージして沢山の輪が作られています。以前は丸い花畑が点在してる感じが強かったのですが、近年はLEDが増えたために暗くなるとこの輪の意味がだいぶ薄れてきているような気もします。


陽が沈み、空が夜の闇に包まれていくと、しだいに「光の花畑」が姿を現してきます。
「雪花火」が始まる前のマジックアワーの花畑もまたいいですね。

【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

【α7 II】+【FE 50mm F2.8 Macro】

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越後妻有 雪花火

2019-03-07 | 新潟の花火
今年も十日町市で開催された「越後妻有 雪花火/Gift for Frozen Village 2019」へ行ってきました。何気に今年で5年も通っています。
前後編に分けまして、今回は「雪花火」です。

始発から3台目のバスで行ったのに、三脚設置可能エリアはすでに満杯状態。仕方なく、エリア入り口近くに場所をとりました。まぁエリアとしては端っことなる場所だけど、過去の経験から少し引いた方がいいと思っているので、余計なものも写りこまなさそうだし、そんなに悪くないかもなという印象。それもまぁ花火が上がってみないことには、なんとも言えないのは確かですが。


午後7時、「雪花火」は三尺玉で始まります。
最初に主役級登場という、画角も設定も追い込めてない状態での打ち上げは、写真家泣かせです。広めに撮ってトリミングという手段もあるかとは思いますが。
一応、広めにとっておいたつもりでしたが、思ったより高かったですね。














「雪花火」は数分間(総打ち上げ時間は非公表)の間、音楽にのせて花火がワイドに打ちあがりまくるというミュージックスターマインな感じです。
三尺は最初だけですが、途中に二尺も1発あります。

最初に28mmくらいかなーと設置していたのですが24mmくらいでした。いい感じに収まりましたね。せっかくの広角ズームでしたけど……なんとなく打ち上げ前に自分の予想した感じに収まったので気分が良かったです。



風向きもいい感じで煙がたまることもあまりなく、とてもきれいに見ることができました。5年見てるけど「雪花火」はいつもいい感じに見られていると思います。今年はダメだったってことがないかも。
花火の下には「光の花畑」こと「Gift for Frozen Village 2019」が広がっています。こちらは次回。

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
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