ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

慈光寺

2019-11-30 | 新潟の風景
五泉市の慈光寺へ久しぶりに行ってきました。
少し手前の「黄金の里」目当てだったのですが、イチョウは見ごろだったのですが生憎の曇天でどうにも映えず、通過。せっかく来たので慈光寺のお地蔵様たちに会いに行くことにしました。








慈光寺までの参道にはたくさんのお地蔵様がいらっしゃり、それぞれ表情が違うので、ひとりひとりご挨拶をしたくなります。


紅葉はさすがに終了していました。
日差しがあれば、山肌などはまだ少し楽しめたような感じにも見えましたが。


水中は紅葉の盛りのようです。


今回は【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】一本勝負です。手振れ補正のおかげで、かなり使いやすくなりました。まぁ【α7 II】でも使っていましたから、いまさら手振れ補正が付いたからどうって話でもないのですが、やはりあるとないでは違いますね。俺のようなテキトーな振り回し方をしている人にとっては特に。


F1.8開放でAPS-Cでも被写界深度は、だいぶ浅くなります。
……おかげでお地蔵様の顔がボケボケだったりしましたが。花に合わせるのか、顔に合わせるのか、あいまいなまま撮影してしまったのが反省です。


以前に来た時は気が付かなかった「龍神杉」
どこにあるんだろうと思ったら、案内看板の目の前でした。なるほど、龍に見えますね。

【α6500】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弥彦菊まつり

2019-11-22 | 新潟の風景
彌彦神社の菊まつりです。

【α6500】初撮影。あらかじめ色々試して慣らしておきたかったけれど、そんな機会を作れず、まぁここで試していけばいいか、と。設定は長年の「α」ユーザーであるので、だいたいもう決まってますから、それは設定をいじった時にすべて完了しています。


菊まつりには毎年のように来ているので、とくに目新しさはありません。客寄せのために新しい目玉があるわけでなく、伝統って感じです。それもまたいいですね。


品評をしている現場を初めて見ました。
いつも来る頃にはすでに賞の札が菊にかかっていましたけど、今まさにそれをかけているところでした。
毎年のように来ていても、こうして新しい場面に出会うこともあります。
拝殿の隣では、受賞作品の撮影も行われていました。




【α6500】を試すには手振れ補正のないレンズがいいだろうと思ったのですが、現地に到着してから持ってくるのを忘れたことに気が付く。

搭載されたものの評判はイマイチのように感じられたタッチパネルですが、ファインダー覗いたままモニターをタッチしてフォーカスエリアを移動できるのが最高に便利です。これならあとでPCに取り込んでから「そこにピント合ってたんかい!」とガックリする可能性が減りそうです。これまでは結構だいたい、でしたからね。
【NEX-7】のトライダイヤルに慣れてしまっていたので、絞りを変えようとして撮影モードが変わったり、露出補正をしようとして絞りが変わる……これは慣れるしかないんだけど、やはりダイヤルもう1つは欲しいよなぁ。言ってもどうにもなりませんが。

毎年のように来ていても、菊の美しさはもちろん変わることはありません。


今年の「大風景花壇」は「御大礼」。
ああ、毎年変わる客寄せといえばコレがありました。毎年、今年のテーマはなんなのか楽しみにしています。


今年は、さらーーっと通して会場を歩いて、彌彦神社をあとにしました。






ついでに弥彦公園もみじ谷。
今年はどこも紅葉はイマイチ良くないですね。一応、見ごろという案内でしたけれど、葉も少なく、全体的にパッとしない印象を受けました。紅葉直前に立て続けに来た台風の影響でしょうかね。

【α6500】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤芝峡

2019-11-15 | AnotherNL
ずいぶんと久しぶりに山形県小国町の「赤芝峡」に行ってみました。
新潟県北部から山形県南部へ抜ける時に、通過はしているのですが、降り立ったのは久しぶりの事です。前回はちょっと思い出せませんが、【α700】を使っていた頃、ある試験が終わって、そのまま試験勉強でどこにも行けなかった憂さ晴らしに行ったのが、最後だったように記憶しています。写真を撮り始めた頃はよく訪れていた場所です。

平野部を走っている時は天気が良かったのですが、山に入っていくと次第に空模様が怪しく。

山形県に入ってすぐなのですが、入り口がわかりにくいです。下流側はとくに看板もありませんし。はじめ下流側から入ったのですが、駐車場に他に2台しかおらず、山深い場所なので、あまり静かだと熊の危険もありますから、とりあえず上流側に移動して、そちらの駐車場にはそれなりに台数が止まっていたので、そちらから散策することに。上流側には一応、小さく駐車場の案内看板があります。
しかし、歩き始めてすぐに雨がポツポツと。このまま気にならない程度ならいいけれど。


紅葉はちょうど見ごろのようですが、空模様が残念。雲の切れ間から光が射してくれないかと期待するのですが。




赤芝峡の中にはいくつか小さな滝もあり、目を楽しませることが出来ます。

駐車場には車が何台かありましたが、戻っていく人はいても進むのは我々くらいでした。まぁ雨の気配も近づいてきたし。


空から光どころか、どんどん空は暗くなっていき、ポツポツどころではなくなってきました。
妻に、カメラ用のレインスカーフを渡して頭にかぶらせる。本来はカメラ用ですがその撥水効果は素晴らしく大判なので、こんな場合にも使えますね。




笑ってられないくらい降ってきました。傘すら持っていなかったので、戻ることも進むこともできず、とりあえず頭上にかかる枝が多いところで雨宿り。俺はまぁ多少濡れても気にしないので。


雨の勢いは強くなっていく一方で、なかなか弱まる気配は見えず、途方に暮れる。10分くらい雨宿りしていたでしょうか。少し弱くなったタイミングで、戻るぞ、と引き返すことを決断しました。
赤芝峡の三分の一くらいは進んだでしょうか。この先にも行きたいところはあったのですが、冷たい雨には敵いません。




駐車場まで戻ってきた頃、ようやく雨は小降りになってくれました。戻ってみれば、我々だけでした。

久しぶりに下りましたが、やはり気楽に紅葉と渓谷を楽しめていい場所ですね。ちょうど紅葉も見頃でしたし。でもまぁ、雨は雨でそれなりに楽しめたような気がします。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある日、ロールアウトする

2019-11-12 | デジタル写真生活
誰が予想したであろうか。「いよいよ後継機を考えねばならぬ気配がしております」とブログに書いた翌日の昼に、新しいカメラをポチっとしてしまうことになるとは。


【α6500】ロールアウトです。

これまで使っていた【NEX-7】は、致命的な故障を抱えていたわけではありませんが、まだ動くうちに一線を退いてもらうこととなりました。【NEX-7】2度目の勇退。
なぜ最新の【6600】ではなく【α6500】を選んだかも含め、レビューは後日また改めて書きたいと思います。




昨夜は雷雨でしたし、不安定な空模様が続きますが、久しぶりにキレイな日没が見られそうだったので、青山海岸へ。




先日の豪雨の影響か、青山海岸には大きな木がいくつも流れ着いていました。


太陽が水平線に近くなると、人が集まってきました。






望遠レンズで手振れ補正が効くようになりました。「手振れ補正がないのが難点」なんてブログに書いた翌日の昼に、手振れ補正のあるカメラを買うことになるとは。ですが、なんとなく、そんな流れがあったのだろうと思えています。

夕日は佐渡に沈まず、海に沈む季節です。


【α6500】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【E 10-18mm F4 OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tunnel of Light

2019-11-11 | 新潟の風景
新潟で今、一番「ばえる」ポイントではないでしょうか?

十日町市の清津峡渓谷トンネルにできた「大地の芸術祭」のアート作品「Tunnel of Light」を見に行ってきました。


清津川の流れ。紅葉にはまだ少し早い感じでした。秋山郷辺りまで行けば見ごろだったのではないかと思いますが。
近い駐車場は満車だったので、少し離れたところから歩くことに。
到着は15時頃でしたが、まだまだ観光客の車や観光バスが何台もやってきます。10年前に来た時は、それなりに観光客はいたけれど、混雑している感じはまったくなかったんですけどね。


清津峡には、渓谷を鑑賞するために掘られたトンネルがあります。
俺が本当に幼い頃にはまだ渓谷の歩道を歩くことが出来たのですが、その後の落石事故などを受けて、歩道は立ち入りが禁止されることになりました。そこで渓谷を見るために作られたのが「清津峡渓谷トンネル」です。トンネルを訪れたのはこれで2回目となります。10年前に訪ねた時にはまだアート作品はなく、1回くれば十分かなと長年思っていました。有料施設だし。
ちなみに10年前に訪ねた時のブログがコチラ→「清津峡」キラキラノカケラ
しかし、アート作品がおかれ、その景色は一度行ってみたいと思えるものでしたから、どうにか行けないものかと模索していました。そんなある日、「月イチ日帰り温泉」をどこに行こうか見当している時に、妻が行きたいと言ったのが十日町市だったので、これ幸いと清津峡に来ることができたのです。

この写真の場所が「第1見晴所」
トンネルの中には4カ所の見晴所があって、それぞれに清津峡渓谷を眺めることができます。
第1にはアート作品はなく以前のままでした。


柱状節理の岩肌が素晴らしい場所です。


時間が遅いので、渓谷の眺めはちょっと暗め。できれば太陽が照らしてくれる時間帯に来るのがベストかと思います。


トンネル内の照明も通常とは違う色になっています。
以前はなんてことないトンネルだったのですが。


「第3見晴所」
ここはトンネルの壁面に鏡が貼られ、オレンジ色の光を発していて、ちょっと不気味な空間になっています。


トンネルの一番奥、「パノラマステーション」が、話題になっているあの場所です。
さも自分が写っているかのように載せていますが、写っているのは知らない人です。シルエットお借りしました。




トンネルの壁面にはステンレス板が貼られ、床一面には渓谷の湧水が張られ、周囲の景色を映してこの光景を作り出しています。


湧水プールの水深は浅く、端はかなり浅くなっているので、歩いて入っていくことができます。
一応、プールの手前に靴を脱ぐ場所がありますが、はだしで入っていく人は少ない様子でした。俺はサンダルにはだしなので、そのまま濡れることを気にせずにザブザブと。靴のままでもゆっくり進めばあまり濡れないと思いますが、そこは人気スポット。他の人が歩いて起こした波が容赦なく襲ってきます。さらには一方通行であるハズなのに、逆走してくる人が絶えないもんですから、濡れてしまう可能性は高いかと思います。


「パノラマステーション」からの清津峡。
やっぱりもう少し光が欲しいですね……
トンネル入り口から清津川上流に向かって歩いてきて、トンネルの一番奥からの眺めは清津峡のさらに奥……のように思いますが、じつは「パノラマステーション」手前でトンネルはくるっとヘアピンカーブとなっていて、見ている景色の先にトンネルが入り口があるのです。ここからは見えませんが。
歩道の跡が見えますが、そこは今は立ち入れない場所となっています。まだ物心つく前に清津峡に来たことがあり、当時はトンネルなんてありませんでしたから、今は入れない歩道で撮られた写真があります。俺はもちろん記憶していませんし、写真を撮った場所がどこなのかもわかりません。


トンネル入り口前にできた「エントランス施設」の2階に足湯があります。この日は特にタオルとか用意していかなかったので、見に来ただけ。
ここも含めて全体で「Tunnel of Light」という作品となっているようです。




以前来た時は、トンネルから少し見えるだけの清津峡に、清津峡は素晴らしいけど、もう来なくてもいいかなーと思っていましたが、アート作品が出来たおかげで、また訪ねるきっかけになり、そして、楽しめる再訪問となりました。


ちなみに、この日の「月イチ日帰り温泉」は、十日町市の旧 川西町にある「千年の湯」に行ってきました。

【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たんぼ花火会

2019-11-06 | 新潟の花火
台風の影響で延期になったのは新潟マラソンだけではなかった。「そのきたんぼ花火会」も台風通過後の開催に延期されました。
今年もたくさん巡ってきた花火大会ですが、今年はここで〆となりました。色々あって3年ぶりくらいに来ることができました。行くってほど遠くでもないのですが。


車の中からゴロゴロと鑑賞。初めて至近距離まで近づいてみました。しかし、近すぎてシートを倒して寝転がると上が見えないという。車から出て何枚か撮ってみましたが、即、蚊に刺されまくり、撤収。
手持ち撮影なので、これまでにない表現をしてみようと、高感度で撮ってみました。


曽野木(そのき)という、新潟市江南区のとある地域の花火なのですが、いち地域が開催しているとは思えない、立派な花火大会です。






以前は他の花火大会のように夏場に開催されていましたが、田んぼという会場のため花火の殻がどうしても田んぼに落ちてしまい、収穫を控えた稲に影響を与えてしまうことから、稲刈りの終了した10月に開催されることになりました。
季節外れな気もしますが、花火は季節を問わずいつ見てもいいものです。




ホント、いち地域の花火とは思えない豪華さで打ち上げは終了。

俺の今年の花火撮影もこれで終了です(たぶん)
今年は、「花火撮るの面倒くさい病」に罹ってしまい、持っている最高スペックをもって花火撮影に臨む!なんてモチベーションが持てませんでしたが、振り返ってみれば色々な撮影手段への模索みたいな感じにもなってきて、それはそれでいい副産物を得られていたのかなという気もします。
来年はもっと尖がってみようかな、なんて思い始めました。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瓢湖

2019-11-04 | 新潟の風景
今季初瓢湖です。
といっても、日中、白鳥たちは周辺の田んぼへ食事に行っているため、俺も周辺の田んぼをブラブラ。



他県の方からは驚かれますが、本当に、すぐそこに白鳥がいます。


この日の瓢湖の白鳥の飛来数は4,000羽ほどでした。
今季はどこまで増えるでしょうか。






瓢湖でのんびりしている白鳥たち。

夕刻ということもあって、正直、手振れ補正なしの換算450mmは厳しいです。LA-EA4でのAF-Cも【NEX-7】では食いつきがなかなか厳しい。以前は気にならなかったけど世代の新しいカメラを使うと、動体撮影は旧式にはつらいですね。新しい世代と言っても俺の中では【α7 II】でストップしていますが。
以前は【α55】を使用していたので手振れ補正が効いたのですが、なんか壊れたらしくてコントロールダイヤルを回しても設定値が変わらないんですよね。それ以外は元気なので、カメラに完全おまかせなら使えますが。
……って、大人しく【α7 II】を使用するのが、手っ取り早いのは確かですので、今季は白鳥を撮る時には持ち出したいと思います。ただフルサイズ機だとせっかくの換算450mmだった画角が300mmになってしまうのが辛いところ。白鳥との距離が近い瓢湖でも300mmだと足りないと感じることが多いんですよね。

【α55】に続き、その後【NEX-7】も不調を感じていて、いよいよ後継機を考えねばならぬ気配がしております。






白鳥たちが帰ってきて湖面がにぎやかになってくる頃、陽が沈みます。
まだまだ秋の気配の残る瓢湖ですが、冬はもうすぐですね。


夕日の中を滑空する白鳥たち。

【NEX-7】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする