ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

善寶寺

2022-08-31 | AnotherNL
今回の北紀行外伝は三部作です。(外伝?

山形県鶴岡市にある「善寶寺」を訪ねました。
その名を妻から聞いた時には、どこ?でしたが、昔、人面魚で話題になったと聞いて、
ああ、と思い当たりました。
子どもの頃に連れて行ってもらった記憶がありますが、もうほとんど覚えていません。

場所としては、加茂水族館からも近い、海近くの山にあります。






着いて驚いたのは、五重塔やら大きなお堂やらが立ち並び、
でかい彫刻があちこちにあるのが、もう入る前から見えていまして、
こんなに立派なところだったのか……と、入る前にビビりました。

かつてはかなり信仰を集めていたんじゃないでしょうかね。


「竜王尊」のでかい提灯がさがる「感應殿」
寺なのになんで賽銭箱があるんだ?と思いましたが、
こちらのお寺は龍神様が祀られているのだそうです。




「感應殿」の裏にある「竜王殿」
とても面白い形をしています。竜宮城を模して作られているとか。

龍神様の寺ですから、海の安全や大漁祈願する漁業関係者から信仰を集めていたんじゃないですかねぇ。。


竜王殿の裏の森でロケットみたいなの発見。


その奥に小さなお堂「秋葉堂」

まだまだ奥はある様でしたが、ここまでで引き返すことにしました。
こんなに大きなお寺だと思ってなかった。




「貝喰みの池」
人面魚がいるという池です。
子どもの頃の記憶では、こんなに大きな池ではなかった気がするのですが、
人面魚が話題になったちょっと後くらいに、人面魚の池だと連れていかれた記憶があるので、
行ったことがあるのは間違いないと思います。
で、当時はたぶん池しか来なかったんじゃないかな。池の記憶しかないし。


で、人面魚ですが、池についてすぐに見つかりました。
まぁ、どこの池にも結構いますよね人面魚。
黒めの鯉で、正面から見ると陰影の関係で顔に見えるっていう。
写真はちゃんと撮れませんでしたが。

餌付けされているので、人が来ると鯉の方から集まってきます。
なのですぐに人面魚も現れます。
見ると、亀もいるし、スッポンまで混じってました。


池の奥にある「龍神堂」
竜王殿ほど立派ではありませんが、小さいながらもしっかり威厳があるような感じがします。


道中にあった立て看板によると、かの人面魚ブームの時は1日に1万人もの観光客が訪れることもあったそうで、
その名残なのか、寺の周辺には観光客目当てにいろいろ始めたんだろうなぁと思われる、
ブームの果てが多く見られました。

今は静かな善寶寺でした。
見どころ盛沢山で、思っていたより行って良かったと思えました。
今回は時間に限りがありましたから、
今度またゆっくり見てもいいかなぁ。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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川の向こうの花火

2022-08-30 | 新潟の花火
海の向こうの次は、川の向こうでございます。

新潟市西区の「黒埼まつり」の花火を、信濃川の対岸の堤防から鑑賞しました。

ということで、写真内に写っているのは信濃川。
架かる橋は日本海東北自動車道の「ときめき橋」です。






前回までで、絞ると「ブラックミスト」の効果が発揮されないとわかり、
今回は、開放でも撮っているのですが、どうも弥彦や柏崎のようには撮れません。
……うーん、絞りだけじゃないのか。
色々試して、思うようにならなかったので、そこにこだわるのはやめました。
「花火は見るのが優先」ですから。


なんか変なタイミングで花火の音が聞こえたりで、おかしいなと思ったら、
右手の方でもどこかの花火が上がっているのが、小さく見えていた。
この日の花火開催は、黒埼だけだったはずなんだけど、
前日のどこかの花火大会が順延にでもなっていたのかな。








大きな花火は上がりませんし、派手な要素もありませんが、
のんびり見ているには十分楽しめる花火大会です。

【α6500】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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海のむこうの花火

2022-08-20 | 新潟の花火
むこう、という程には遠くではありませんが。


寺泊の花火を見に、弥彦山のふもとの野積浜に。

寺泊まで行ってもいいかとも思っていたのですが、
大河津分水の手前で渋滞が見えたので、野積浜に降り立ちました。

波打ち際に座り、寺泊港であがる花火大会を見物。
上はお月様です。




海面を照らす花火と、白い波が良い感じです。






寺泊の花火は行ったことがありませんが、寺泊港の複数の場所から上がる様です。


柏崎のような、横方向に打ち出される花火もある様ですね。




プログラムもないので、何が上がっているのかわからないんですが、
二尺玉くらいのサイズもあったようです。
わからないので、あれはなんだろう?と予測しながらの花火鑑賞も楽しかったです。

時間もわからないので、21時頃までとは調べていたものの、
20時45分くらいから上がらなくなったのですが、一応、21時まで待っていました。
野積浜にもそれなりの見物客がいたものの、
真後ろのカップルの声はずっと聞こえていたので、まだ皆さん見ているのかと思ったら、
そろそろ帰ろうかと振り返ってみたら、そのカップルしかいなかった。
なんだ、もうみんな帰ったんじゃん。

寺泊の花火も、一度は近くで見てみたいと思っているものの、
その地形上、渋滞の回避が難しそうで、なかなか行けていません。

なお、今回も途中から「ブラックミスト」を使用していますが、
絞っているので効果はほぼ出ていないと思われます。

【α6500】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【E 10-18mm F4 OSS】


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長岡花火

2022-08-15 | 新潟の花火
8月2日。
3年ぶりに開催された新潟三大花火のひとつ「長岡まつり大花火大会」
ですが、「チケットの無い人は会場に近づかないで」と公式から結構な強い調子で言われていたので、
会場は目指しません。
ということで、どうしたものかと考えて、候補地をいくつか絞って長岡入りしたのですが、
どこも予想以上の混雑や駐車場がなかったりで、長岡市内を放浪。
そうこうしているうちに、花火大会が始まり、俺が「白菊」を見たのは、
車のサイドミラーに映る花火でした。


やっと落ち着いたのは、長岡丘陵の長岡市街地を見下ろせる高台。
しかし、ちょうど林があって、花火の下半分が見えません。
「天地人花火」が始まりましたが、
せっかくの3年ぶりの長岡花火なのに、こんな環境でしか見ることができないのか……
と、悲しくなってしまいました。


遠くに見える「復興祈願花火フェニックス」


会場で見れば視界を埋め尽くさんばかりに広がる花火も、
ここからでは小さいなぁ。

ラジオから聞こえる「Jupiter」が、あの花火がフェニックスだと物語る。


幸せの青いフェニックス。
小さいながらも確認。


今はこんな環境でしか見ることができない。
しかし、フェニックスは帰ってきた。
その花火はそこにある。


せっかくの長岡花火だ、いつまでもしょげててもしょーがねぇ。
気持ちを撮影にシフトして、楽しもう。


望遠レンズ(70-300mm F4.5-5.6 G)なら、あんなに遠い花火もこの迫力。


今年も、FMながおかの特別番組で実況を聞きながら。
この実況が好きすぎて、今じゃ会場にいてもラジオ聞いてますからね。


ここに来る前に、以前、元同僚から勧められた東山ファミリーランドに行ってみたのですが、
スキー場あたりから混雑が始まり、こりゃ上はダメだなと早々に悟ったのですが、
試しに上まで行ってみたら、ものすごい人でビックリした。
そんなにいるのか!?って笑えるくらいいた。
前々から、町の中であがる花火を撮るには良さそうだけど、せっかく長岡行くのに遠くからはもったいないなぁと思ってて、
今年、こんな機会だからと行ってみたんですが。


ほかにも、以前行ったことがある高台にも行ってみたんですが、
以前は花火始まってからでも車置けたのに、今年はもういっぱいでした。
(今年だからというのもあるかもしれませんが)

どんどん人気が高まって、長岡を訪れる人が増えているのか、
長年、車を置いていた場所も段々と混雑が激しくなってきていて、
車を置く場所も含め、長岡花火を鑑賞する方法を、今後、再検討しないといけないなぁとは感じていました。
今年は新コロのせいで、結局、こんな形になってしまいましたが。


一応、ブラックミストフィルターは付けているのですが、
この時は、絞ると効果がないことに気が付いていなかったので、
効果はでていないと思います。


正三尺玉と長岡の町のあかり。
三尺玉がきれいに撮れたので、それなりに満足できた。

8月3日は、事前の天気予報でも、天気が荒れる可能性が高かったため、
大人しく自宅で公式のネット配信を視聴しました。
雨花火もいいもんですけどね。
中継映像って、いくら生でも本当にライブなのか怪しいのと、
音が貧弱なので、やっぱり俺は花火は現地派です。
花火の時だけは、人込みも耐えられる。
公式は音声がFMながおかなのも良いです。
テレビ局の中継だと、余計なゲストとか喋りが気になって、
「花火を見せろ花火を」と思うので。


長岡に花火が帰ってきた。
今はこんな状況でしか見られないけど、
来年こそは会場入りしたい。
今年はとりあえず、長岡花火の復活を喜びたい。

しっかし、チケット来場者数が2日間で23万人ってどんだけだ長岡花火。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


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海の柏崎

2022-08-08 | 新潟の花火
3年ぶりの開催となった新潟三大花火のひとつ「海の柏崎」こと、「ぎおん柏崎海の大花火大会」です。


毎年、昼過ぎから行って観客席に場所をとっていましたが、
人込みには入らない、という方針に決めたので、
花火大会が始まる頃に会場入りできる時間に着き、会場内を歩きながら花火を楽しむことにしました。
歩きながらなので、撮影も手持ちです。


柏崎といえば、水平に打ち出され会場で開く海中空スターマインですね。


カメラも手持ちで高感度もいける設定ですから、型物もいい感じに撮れました。
三脚に載せて撮るのがアタリマエになっていましたので、
手持ちで撮れる花火が新鮮な感じです。












「ブラックミストNo.05」を使用しています。
この後、柏崎以外でもこのフィルターで撮影したのですが、弥彦・柏崎のような絵にならず、
撮影画像を見返していて、絞るとフィルターの効果がでない、ということに気が付きました……






柏崎港という環境をフルに活用した、尺玉100発同時打ち上げ。
しかも今年は、×2!!
圧巻です。






はじめは歩きながら見ていましたが、いい感じに歩道が開いているところがあったので、
半分以上は立ち見で見ていました。




終盤、風向きが変わったのか、煙のハケが悪くなり、火薬の香りも。
最後の尺玉100連発を歩きながら見上げていたら、花火の殻なのか、
紙がすごく舞っていました。目にもなんかゴミ入るし。
帰宅してから眼鏡を外してみたら、黒い粒々がたくさん付いていました。
煤なのかな。

3年ぶりの柏崎は大迫力でしたし、
新しい撮影方法に挑戦したのもあって、正直、写真を選びきれませんでした。
柏崎はやっぱり迫力が凄い。

おじさん、柏崎に花火が帰ってきましたよ。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】(ブラックミストNo.05使用)


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やひこ燈籠まつり

2022-08-02 | 新潟の花火
3年ぶりの「やひこ燈籠まつり」です。
なんて書くと、待ちに待ってた感がありますが、
すっかり忘れていて、前夜になって「あ!弥彦!」と思い出した次第です。


新コロ感染拡大中ということで、我が家では今年の花火鑑賞方針を策定しました。
それにしたがって撮影関係も、まだ新コロ前と同じようにはできないので、
「翌日の本番」のために、考えている方法が現実的かどうかのテストを兼ねて、
弥彦村まで行ってきました。


3年前までに比べたら、まぁ温泉街は見物客は少ないかなぁという印象。

【α6500】+【18-50mm F2.8 DC DN | C】に加えて、
もっと明るいレンズじゃないとダメだろうか?という時のために、
【α7 II】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】も持って行きましたが、
そちらは使わなくても良さそうという結論に早々に達し、
3~4枚使ってみただけで、あとはウエイトでした。

歩きながらプラプラと撮影し、
三脚も持たず、すべて手持ち撮影です。


AF-Sでいつも通りに撮っていましたが、なかなかピントがこずに、
こんな写真を量産。
これはこれで嫌いじゃないし、これもまぁ仕方ないかと思いましたが、
ふと、AF-Cで撮ってみたらどうだろう?と思い付き、
切り替えて見ると、とても楽になりました。
まぁ、動体ですしね、花火。


神輿巡行の神輿は、「おもてなし広場」の前でスターマインコンテスト鑑賞中。
左が天香語命の神輿で、右の照明にかぶっている方が、その奥さんの神輿ですね。

「おもてなし広場」は大変な混雑で、このところの感染急拡大を感じさせない人込みっぷり。
まぁ、そうなるよねぇ。
広場前の道も、人の空いているスペースを見つけながら進んで行くのですが、
もはやこうなると、人込みに入らないというのは無理……














新コロ前に花火撮影に使ってみたいと導入した「ブラックミストNo.05」フィルター、
ようやくの実践投入です。

うん、思った感じになりそうです。
これで長時間露光したいんだけどなぁ。

広場前の普段は駐車場になっているあたりは、そんなに混雑もしておらず、
ちょっとだけしゃがんで花火鑑賞することができました。


狭いところに密集するのを避けるためなのか、神輿巡行も大通りだけで、
「おもてなし広場」でUターンしていきました。


コースが大幅にショートカットされたためか、
花火が終わって神社に戻った頃には、もう神楽も終わりかけ、
拝殿前に来た時には、仮設舞台に合体していた花燈籠が分離していくところでした。
いつもより2時間は早い終了です。

3年ぶりのやひこ燈籠まつり。
まずは間近で花火を見ることができるようになったことが嬉しいですね。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】(ブラックミストNo.05使用)



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