ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

膨らむ気配

2018-03-30 | ある日、

気配、というにはすでに存在感をヒシヒシと感じるほどになっていましたが・・・

今シーズンは特別、桜の蕾をチェックしたりはしていなかったのですが、開花予想日が迫ってきたので、どうなんだろうなぁと久しぶりに鳥屋野潟に行ってみたら、思っていたよりかなり大きくなっていた。
やっぱりここの桟橋の残骸あたりが好きな場所ですね。


開花予想日まで1週間ほど。さっきニュースをチェックしていたら上越では開花したとか、しないとか。
(ちらっとチェックしたんだけど、咲いたって書いてあったか、開花宣言されたか、よく覚えていない・・・)

これが全部、花に変わるのだから、ソメイヨシノってすごい。


予想日は1週間後くらいだけど、しばらく暖かい日が続くようなので、もしかしたら前倒しもあるかもしれないですね。


まだ新潟は開花前だけど、さて今年はどこに花見に行こうか・・・と気が逸ります。
5月に行く旅行はまだ行先も決まってないというのに。ごめーん。


【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】

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福島潟夕景

2018-03-24 | ある日、

まだ風が冷たさを残しているものの、ようやく暖かさを感じられるようになり、この冬はすっかり冬眠気味だった俺も、そろそろ動き出そうかという気分になってきました。
物欲にまかせて家を出たものの、途中で振り切って、久しぶりに福島潟へ。
「ビュー福島潟」の年間利用権が期限切れになったまま、だいぶ経ってしまいました・・・・・・


夕日が顔を出すか出さないか、微妙な空の模様でしたので、まぁ散歩している途中でいい光に恵まれたらラッキーくらいな気持ちで、車を降りて散策へ。
夜勤の後に帰宅して、昼寝した後なので、せっかくの暖かい晴天でしたが、動き出したのは夕方です。それでも、ちょっと出てこようと思ったんですから、やはり暖かくなって気分も上がってきたってことでしょう。ま、まぁ家を出たきっかけは物欲でしたが。


冬の渡り鳥たちは北へ帰り、すっかり静かになった福島潟。頭上ではヒバリがやかましく鳴いていました。
五頭山はそれなりに青くなってきましたが、二王子岳はまだまだ雪山が楽しめそうに見えますね。その奥の飯豊はもちろん真っ白ですが、あそこは俺が立ち入れるレベルではないので見るだけ。


やっぱりこんな「絵」を描きたいので超広角は手放せず。
標準ズームだけでは、やはり途中で「もうちょっと・・・」という思いが出てきてしまうので、自分にはレンズ交換式のシステムが必要なんだと思う。


眩い西日が射しこんで、辺りや雪山を赤く染める・・・ような光はありませんでしたが、刻々と表情を変える空にレンズを向けているだけでも楽しい散歩。
歩いた範囲は「ビュー福島潟」から潟沿いに出て、そこから「雁迎火」の範囲までですから、そんなに広くはないですし、日没前に到着し、日没と同時に引き上げましたから、時間としても長くないのですが、久しぶりにカメラからエネルギーを取り込んでいる感覚を得られました。


せっかく暖かくなって出歩けるようになりましたが、冬のクリアな空気はなくなり、春先からはやはりどこかぼんやりとした空に変わってしまいます。


水鳥が立てる波紋が揺れていました。


一面の菜の花畑までもう少し。

地平線と雲のわずかな隙間から、丸く大きな赤い太陽が沈んでいくのが見えました。遮蔽物が多かったうえに望遠レンズを持ってなかったので、こんな感じで。
来週からはだいぶ暖かくなるようです。
菜の花はもちろん桜に梅に。ああ、こうしている間に山は雪割草やカタクリの時期が過ぎてしまう。
ホント、そろそろエンジンかけなおして再起動したいわ。


【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【FE 50mm F2.8 Macro】

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新潟ハーフマラソン

2018-03-18 | フォトラン♪
本日開催の「第2回 新潟ハーフマラソン」の応援に行ってきました。
昨年は出た大会ですが、諸事情でスケジュールが立てられないので、今年はランナーとしての参加は見送りました。今年もサッカー場こと「デンカ ビッグスワン」が会場になっています。


第2回ということですが、参加者は増えたんでしょうか?減ったんでしょうか?やっぱり昨年は「第1回という魅力」があったと思うんですが、俺がエントリーしなかったのも、その辺もあるんですけどね。


昨年から、なにかとマラソン大会のたびに入るようになったスタジアム。
今回は魚眼をもちこんでみました。


「チームつるかめ」からは12人がハーフマラソンに出場。「つるかめ」にとっては地元大会のひとつなので、やはり参加人数が多いです。
この冬は雪も多かったというのに、3月にハーフを走るためにみんな走りこんで・・・きました。


なんだか、名前ゼッケンのひとがたくさんいたスタートライン。
午前8時、スタートです。

スタートゲートすぐのところで、全ランナーを見送ったあと、俺は移動開始です。
今回は、逆走ランしたり、コース上各地に出没して「つるかめランナー」を応援しようと思っていたのですが、どうも夜勤の後から昼夜逆転気味に前夜ほぼ眠れず、体調を考えて車で移動することにしました。


今年も曽野木地区のエイドでは、イチゴが給食に出ていました。俺は今年は見るだけ。
選手の皆さんいっぱい「もぐもぐタイム」していって~と思ったら、お1人様1個限りという制限があった模様です。


まだスタート号砲から1時間も経っていないというのに、俺が立っていた約15km地点をトップランナーが駆け抜けていきました。
ちゃんとイチゴ食べた~!?と心配せずにはいられない俺ですが、彼らにとってはイチゴより記録なのでしょうね。

俺もハーフくらいなら(暑くなければ)ほとんどエイドには寄りませんけど。


「チームつるかめ」カイチョー藤田市男さんがやってきました。半月板手術からの復帰戦ということでちょっと苦しそうでしたが、カメラを向ければついサービスしてしまうようです。


今年も天候に恵まれた大会。
遠くに雪をかぶった山々が良く見えて、今日は清々しく走れるだろうなぁと思っていました。
まぁ遠景はきれいだけど、近景はひたすら田植え前の田んぼですが。新潟らしいコース・・・

ああ、俺も走りたいなぁ。


ビッグスワンに戻ってきました。メンバーをこの人数から探し出すのは無理なので、スタンドからゴールゲートを見ていました。


去年、寒い中待たされた完走タオルは、ゴールゲートをくぐったところでかけてもらえるように改善されたようです。


つるかめランナーはもちろん、走ったすべてのランナーの皆さん、関係者の皆さん、お疲れさまでした。
各地に有名なハーフマラソンの大会があるので、この大会もそんな大会に成長するといいですね。まぁ時期とかコースの魅力とか、もうちょっとどうにかならんかなーというところもありますけど。

さて、暖かくなってきたことだし、走っているみんなにパワーをもらったので、俺もそろそろランニングを再開しようかな!


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】
【NEX-5T】+【E16mm F2.8】

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越後一宮

2018-03-13 | 新潟の風景
降ってわいた、という表現がぴったりな有給休暇。天気もよさそうだし、山に登ってくるかーと家を出たのですが、途中で、まだ今年になってから越後一宮をお参りしていないことを思い出して、ちょっと足を延ばしてみました。

弥彦村にある「弥彦神社」です。
越後一宮であり、俺が年間でもっとも足を運ぶことが多い神社ですが、今年はある事情もあって、今日まで来ていませんでした。


弥彦神社拝殿。
2礼4拍手1礼でお参り。お参りの時には皆さん、何かしら「お願い事」をしていると思うのですが、なんか拍手をし終わった段階で頭が真っ白になり、なんとなく心の中で「ありがとうございます」か「よろしくお願いします」を呟いて礼をして終わっています。あまりお願い事をした記憶がありません。まぁお願い事をしたところで、賽銭を出さない俺なんて、神様は見向きもしないかもしれませんが。当たり前のように皆さん賽銭を出しますけど、なんというか神様にお願いするのにチップを出しているようで、なんか納得いかなくて、疑問に思って以来、賽銭を出すことはほとんどなくなりました。


境内に雪の残る拝殿と、弥彦山山頂方向。

もちろん、拝殿前にこんなに積もっているわけではなく(1枚上の写真のとおりですから)、人が通る場所を開けるために境内内に山に積んでよけておいた結果、こうしてまだまだ解け残っているわけですね。


拝殿から「弥彦山ロープウェー」乗り場までの「万葉の森」


ロープウェー乗り場の手前にある弥彦山「表参道登山口」
いまだに登山道は完全封鎖されているようです。

1月に登山道1合目付近で登山者が倒木により亡くなる事故があり(はじめは雪崩という報道だったのでそう思っている方も多いと思いますが)、それから完全に封鎖されてしまいました。
弥彦の表参道は、俺も積雪期でもスノーシューやらアイゼン装備で登っていたのですが、この事故のこともあって足を向けることができませんでした。もちろん、この冬は積雪が非常に多かったので、ちょっと安全性に自信がなかったので、もうちょっと雪が落ち着いてからにしようと思っていたのもありますが。そうしているうちに完全封鎖されているという話を聞いたので、今年も3月だというのに、こうして今頃、初詣にきたわけです。

山の事故はなんでもいつかは自分が遭うかもしれない事故。今回の事故が積雪による倒木だとしたら、この表参道コースにかかわらずどこの登山道でも遭う可能性があるものです。まぁ、そんなことを言っていると何もできないので、せめて心にとめておかなくてはいけませんね。


拝殿脇の「万葉の道」でも、杉の木が下から折れてしまっています。


「神様が渡る橋」という神様への無茶ぶり。


ようやくの初詣を済ませ、登山道の様子を確認して弥彦神社を後にしました。
なお、表参道コースは使えませんが、弥彦山には他にも登山道はたくさんありますし、ロープウェーも運行されているので、山頂へ行くことは現在も可能です。
可能ですが、今日はお隣の角田山に登りに行ってきました。


【NEX-7】+【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】

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光の花畑

2018-03-08 | 新潟の風景
先回の「雪花火」の下に広がっていたのが「光の花畑」です。


会場である「あてま高原リゾート ベルナティオ」に着いた頃の様子です。
雪原に沢山の円が描かれているのがわかります。


入場ゲートで配られる「光の種」です。

この小さな種が、大きなアート作品を作り出します。
始まった頃の「雪花火」では、イベント終了後にコレを拾って持ち帰ることができたのですが、ボタン電池を内包しているためか現在は環境保護のため持ち帰りができなくなっています。


夕焼け。
辺りが暗くなってくると、次第に「光の花畑」がその姿を見せ始めます。「光の種」のスイッチが入った状態で撒かれているので、明るい時間でもよーく見れば光っているんですけどね。


今年は「雪花火」に5,700人が訪れたそうです。チケット売り場や、着いた頃のベルナティオが空いていたので、今年はあんまり人がいないのかと思いましたが、暗くなる頃にドッと人が来て、結果的には過去最高だそうです。






「雪花火」が終わってから、「光の花畑」のなかに突入です。
しかし、今年は天候に恵まれたからか、冷え込みが凄くて、明るい時間を思い出してください、あの円の縁の歩くことができるのですが、つるっつるなんですよね。しかも、平面に見えますが、意外と傾斜があります。何度かコケそうになり、あまりにも滑るので今年は無理!と、いつもイベント終了時間までいるのですが、早めに出ることにしました。
なので、あまり撮ってないんですよね。もう4回目なので同じような絵面しか撮れないなぁと思うのもあって・・・
いやまぁ、今年は単純に寒さに負けたんですが。


「光の花畑」からの月の出。

昨年は雨降りだった上に、屋根のないところでシャトルバスを長時間待たなくてはいけないので、諦めてベルナティオの館内で時間をつぶし、最終バス近い時間まで待ったのですが、今年は会場からそのままシャトルバズに向かってみました。去年と比べてシャトルバスの運行がスムーズになったわけでもないようですが、今年はわりと時間かからずに乗ることができました。
何がつらいって、そこからまた新潟市まで下道ドライブをすると、日付が変わりそうになるところなんですが、今年はいい気分で「雪花火」の鑑賞ができたので、いい気分のまま帰宅することができました。


【α7 II】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】
【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

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越後妻有 雪花火2018

2018-03-07 | 新潟の花火
今年もやっぱり行ってきました「雪花火」
昨年から会場は十日町市の「あてま高原リゾート ベルナティオ」に変わりました。昨年は新会場ということで、まったく見当もつかない状態で行き、予想以上に広い打ち上げエリアに驚いたので、今年はあえて奥まで攻め込まず、少し距離をおいて見ることにしました。セッティングしていると俺の他にも「去年は近すぎたからあえて後方から」という声も聞こえてきました。まぁ確かに肉眼で見るなら近い方がいいんだけど、広角端16mmのレンズで収まりきらないのは、撮るにはちょっと困るのですよね。

ちなみに今年で4回目の「雪花火」鑑賞。今回が5回目だというので、なにげに常連・・・


午後7時、三尺玉で「越後妻有 雪花火2018」がスタートしました。

最初から主役の登場に、花火好きとしてはテンションが一気に上がるのですが、これまた「撮る方」としては、なんのテスト撮影もできてないのにいきなり主役登場はちょっとツライですね・・・・・ピントの微調整も、構成も収まると信じてシャッターをきるしかない。
大きい1発でなく、細かい花火が広がるタイプの「三尺玉」だったのですが、ちょっと写真には中が抜けたようになってしまった。

もちろん、肉眼見た目はサイコー!でした。このタイプの方が好きだし。


三尺は最初だけですが、ドンという他とは全然大きさの違う発射音が聞こえてから、大きく開く花火があるので、おそらく二尺も2発くらい入っていたのではないかと思います。打ち上げ場所が近いので、もしかしたら尺玉くらいなのかもしれませんけど。



今年も打ち上げ場所はワイドです。


基本的には写真左側から高い花火が上がり、常にワイドというわけではありません。

派手な音楽が流れる中、音楽に合わせて(音楽が合わせて?)ワイドスターマインがあがる感じですね。


「雪花火」の下には「光の花畑」が広がっているのですが、基本的には花火の光の方が強いので、普通に撮影する分には「光の花畑」が映りません。プロなら両方を同時に収める機材やらテクニックがあるのでしょうけど、生憎と俺はそんなテクニックを持ち合わせていません。
これまた近くにいた方の話ですが、「別々に撮ってあとでフォトショップで合成すればいいんだ」なんて声もあり、まぁそれが一番宣伝ポスターのような「雪花火」写真にするには現実的なのかなーという気がします。

「光の花畑」の写真は次回としたいと思います。






今年も素晴らしい「雪花火」でした。天候にも恵まれましたし。

画角にしっかり収めようと思って後方から撮りましたが、もうちょっと先なり、軽く望遠側にふれば良かったですね。
新潟市からだと車で3時間はかかり(オール下道で)、正直、十日町まで行くのはいくら晴天でも、ちょっと気が重いのですが、こうして花火を見ると来て良かった!と思えます。また来年もたぶん来るでしょう。


ちなみに会場には一般車は入れないので、十日町市内の各所からシャトルバスに乗らなくてはいけないので、総移動時間となると4時間くらいかかります・・・・・・

【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】

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welcome

2018-03-02 | ある日、

マスコミでは「春の嵐」と言っているが、新潟としてはまだ「冬の嵐」という気分。暦の上では春なのだろうけれど、この縦に長く四季に富んだ日本で、暦の上で春だからと言って、いったいどれほどの人が春だと思っているのだろうか。どこ基準?東京?京都?

しかしまぁ3月になった。2月は雪がいつ来てもいいように、少し気を張って過ごしているけれど、やはり「3月」と聞くと冬の終わりを感じ、少しホッとする。淡い桜色の景色を想ってニヤニヤする。

この嵐の終わりは、冬の終わりとなるのだろうか。

そんな嵐の終わりに、小さな世界が生まれた。
おめでとう、ようこそ世界へ。
キミの世界はこれから春だ。
春はやがて終わり、夏が来て、秋が訪れ、また厳しい冬がやってくるが、大丈夫だ、冬のあとには春が来る。


※ウチノコデハアリマセン

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】

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