ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

白鳥初日

2019-10-19 | 新潟の風景
今季初の目視で確認です。


阿賀野市の瓢湖には飛来したようなので、そろそろだと思っていましたが、数日前から鳴き声は聞こえていたものの、姿は見えていませんでした。
出勤途中の田んぼで、食事中の一団を発見し、離れた場所から撮影。
俺の今シーズン白鳥初日となりました。


なかなか姿は見ないものの、鳥屋野潟には1,500羽ほどが来ているそうですし、付近の田んぼで見られる数もだんだんと増えていくことでしょう。

さぁ冬がくるぞ~


【NEX-7】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


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ハギビス去る

2019-10-13 | 新潟の風景
台風19号ハギビスの接近により、10月13日に開催予定だった「新潟シティマラソン2019」は、開催中止となった。
無念だ。


台風は太平洋へ去り、風も落ち着き、河川の氾濫も、どうやら新潟市は大事にならなそうとなった頃、シティマラソンのコースを車で回ってみた。全部ではないけど。




台風一過と言えるような青空。
中止になったけどコースを走ろうというランナーを各地で見かけた。


関屋分水は河口の水門が開放されているので、海からの波が入ってきていて、柵を越えた水が下の遊歩道を濡らしていた。遊歩道が浸水するほどの増水は新潟市内の信濃川では見られなかったよう。上流の大河津分水と、この関屋分水のおかげだ。


開放状態の関屋分水水門。
俺も含めて、見物客が何人もいた。


海は大荒れ。
川の濁流が海水とかき混ぜられ、周囲は硫黄のような匂いが立ち込めていた。結構臭い。










もう少し、コースっぽい写真も撮りたかったけど、日没が迫っていたので終了。

今回は、本当に走りたかったので、ため息ばかり出る。しかし台風接近では仕方がない。開催中止を決断した実行委員会の決断を支持している。
昨年の「えちごくびき野100㎞マラソン」に続き、俺にとっては2年連続の大本命大会の台風接近による開催中止。台風が発生した時は、まあ大丈夫だろうと思ったが、その後の進路予想に愕然とした。




大荒れの日本海に向けて新潟西港を出航していった佐渡汽船のカーフェリー「ときわ丸」。当然欠航だと思っていたのだけど出たんだな。
防波堤を抜けたところで、船体が激しく上下に揺れているのが見えた。
乗っている人大丈夫か?PCに取り込んでから拡大してみたらデッキに人いた。怖いもの見たさでしょうか。意外と出ることが禁止になったりはしないものなのですね。
俺はこんな時に乗りたくないですね。船は得意だと思っていたけど、以前に冬に佐渡に行って辛い思いをして以来、荒れた時は敬遠してしまう。
夜のニュースで両津港に停泊している「ときわ丸」が映り、乗ってもいない俺がなぜかホッとした。




そして日没。雲が広がっているため、輝きはない。
すでに「海に沈む季節」になっているが、それも雲に阻まれて見えなかった。


キレイな月が見えたので、帰宅前にちょっとだけ足を延ばす。
七色ライトアップのビッグスワンと満月(ほぼ)。鳥屋野潟の水面にもライトアップが映っていた。

台風19号ハギビスは、新潟県をはじめ日本各地に爪痕を残した。「こころのふるさと」長野県上田市では鉄橋が落ちた。マラソン大会の中止なんて些細なことに思えてくる。実際、些細なのかもしれませんが。
実害はなかったけれど、ハギビスは俺のこころにはしっかり傷を付けていきました。

復興を祈っております。
俺も、とりあえずマラソン大会のためにとった休みの間は落ち込んでいることにして、終わったら前と上を向いていきたいと思います。


【NEX-7】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】

【Cyber-shot DSC-RX0】

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電車旅~酒田へ~

2019-10-04 | AnotherNL
里帰りしていた妻が車を運転して帰ってくるのを、新潟から電車で迎えに行って途中で合流することになりました。酒田で合流することにし、各駅停車の普通列車で行くことに。新潟酒田間だと特急「いなほ」もありますが、せっかくの機会ですから鈍行電車旅。


新型新潟駅にまだ慣れません。きっぷ売り場を通り過ぎたり、ホームがどこだかわからなかったり……新型になったタイミングくらいで、駅の利用頻度が減ったのもありまして。まるで初めて行った駅です。

酒田まで直通の電車はないので、とりあえず県北の村上まで行く電車に。今の時代、検索するとパパっと乗る電車と乗り換え時間までわかってしまうので便利ですね。


村上行はなかなかの乗車率。なので暫く立ち乗り。先頭車両から見る線路の風景が楽しい。


今回は、単焦点レンズ1本だけで撮る!、と決めていました。選んだのは【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】。【NEX-7】につけるとなんでも撮るにはちょっと長すぎますが、それもまた今回のテーマだと。
……で、いきなりネタばらしですが、どうしても撮れない時のためにカバンの中に【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】を入れてありました。携帯性抜群の沈胴式ボディの標準レンズ。これ1本でほぼなんでもなんとかなります。単焦点1本とか言いつつ最初から負ける気満々です。
……で、その2。ほら、ボディ1個だとボディになんかあった時困るじゃん?と、【Cyber-shot DSC-RX0】も持っていました。

結果として、ほぼ【Sonnar FE 55mm F1.8】(換算82.5mm)で撮りましたが、どうしても広角が欲しい時に【DSC-RX0】(換算24mm)で撮影しました。ブログ掲載分では3枚ほど【DSC-RX0】撮影分が入っています。1本勝負はどこ行った!?




1時間ほどで村上に到着し、50分の乗り換え時間で酒田行に乗り換え。
村上までは新しい静かな乗り心地の電車でしたが、村上からは古めの車両で、発車時の重く動き出す感じがむしろ好みでした。




車窓からは海。
風もなく波も立たない穏やかな海です。


鮭漁でしょうか。




地域の方の足としての鉄道。




だんだんと村上から乗った乗客も減っていき、県境に近づいていくと、乗っていた車両の乗客は俺を含めて2人しかいませんでした。
おかげで俺は撮り放題でしたが。
シートや金属の質感がたまらん!とひとり笑みを浮かべる怪しい人になっていました。【Sonnar FE 55mm F1.8】は初代【α7】と抱き合わせで購入して以来(というか「ボディも今日買ってもらえるならココまで値下げします!」と頑張っていただいた)、いいレンズなのはわかるけど、最短撮影距離も長いし、どうにも使い難いレンズでした。しかし、最近やっとうまく付き合えるようになってきた気がします。


新潟と山形の県境あたりで発生した地震の影響は、まだまだ続いています。


山形県に入ってしばらく進むと、線路は海を離れて内陸へ。
新潟市周辺はすでにほとんど稲刈りは終わっていましたが、この辺りは今が真っ最中という感じに見えました。そろそろ渡ってきた白鳥でもいないかなと思っていましたが、まだ少し早いでしょうか。


鶴岡駅で先日引退した「きらきらうえつ」に代わる新しい観光列車「海里」が停車していた。なにかお披露目の最中であったのだろうか。停車時間が10分以上あったので、電車を降りて撮りに行こうかとも思ったのだけど、学生さんがたくさん乗車してきて、自分の座席の確保もできなくなりそうだし、ドア越しに「海里」。まぁそのうちに走っているところをどこかで見かけることでしょう。


さすがに各駅停車に3時間乗ると長いですね。酒田に到着しました。
当初は俺の方が先に酒田に到着している予定で、駅周辺でも散歩していようかと思っていましたが、妻の方が先に到着していたので、歩いて合流場所まで。


電車旅のあとは、車を運転して海沿いをドライブ。先日も来た加茂水族館あたりで、日没を迎えたので、ちょっと車を停めてカバンの隅で待機していた【E PZ 16-50mm】登場。結局、持ってきたレンズ全部使うんかいという。

無事に妻お出迎えミッション成功です。久しぶりののんびり鈍行電車旅を満喫しました。天気に恵まれたのでそれも良かったですね。

【NEX-7】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】

【Cyber-shot DSC-RX0】
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