【コラム】中国の軍事パレードと朴大統領宛ての請求書
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
2015/09/13
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の抗日戦勝記念行事への出席は必然的に、
韓米同盟の強化と韓日関係の改善という課題をわれわれに投げ掛けた。
これからは華やかな外交的儀礼の背後に迫ってくる請求書をどう計算するかについて頭を悩ませなければならない。
特に米国と日本の一部で取り上げられている韓国の「中国傾倒論」の懸念を払拭(ふっしょく)し、
韓米同盟関係を確実に続けていくことに集中する必要がある。
日本とは未来志向的な次元で速やかに旧日本軍の従軍慰安婦問題を解決し、
協力に向けた共通点を拡大すべきだ。
そのためには北東アジアの平和協力構想の中で語られる北東アジアの小多者主義(ミニラテラリズム)協力をより一層拡大しなければならない。
韓米日、韓中日、韓米中といったさまざまな枠組みに先制的にアプローチする外交面での大胆さが必要な時期だ。
イ・サンヒョン世宗研究所首席研究委員
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