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韓国GDP、1~3月0.9%増 民間消費減で不透明感

2014年04月18日 20時22分30秒 | Weblog

韓国GDP、1~3月0.9%増 民間消費減で不透明感

日経

2013/4/25 11:21

【ソウル=加藤宏一】

韓国景気の低迷が続いている。
 
韓国銀行(中央銀行)が25日発表した2013年1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は輸出や設備投資の回復で前期比0.9%増と伸び率が4四半期ぶりの水準に回復したが、民間消費はマイナスに転じた。
 
ウォンは対ドルでの上昇が一服したものの対円では高止まりしており、輸出や設備投資の先行きにも不透明感が漂っている。

 前期比0.9%の成長率は市場の予想を上回った。

韓銀は四半期の年換算成長率を公表していないが、推定で3.5%増。韓銀は4月上旬、13年の成長率見通しを従来の2.8%から2.6%に下方修正しており、今回は見通しを据え置いた。

 1~3月はウォン高・ドル安が一服し、石油化学製品を中心に輸出が伸び、モノやサービスの輸出は3.2%増えた。

半導体材料やディスプレー、航空機用部品などで新規投資が増えたことから、設備投資も3.0%増と4四半期ぶりにプラスに転じた。

 一方で民間消費は0.3%減と5四半期ぶりにマイナスに転落。

昨年末で減税措置が終わり、自動車販売が落ち込んだほか、昨年12月の記録的な寒さで前期に衣料や燃料などの消費が伸びた反動減などが響いた。

韓銀は今回のマイナスを一時的な要因と分析するが、百貨店など大型小売店では一時期の好調が落ち着いており、大幅なプラスに転じる可能性は低い。

 0.9%増の評価について韓銀は「今回の増加は前期までの伸び悩みの反動増という側面が大きい。

今後、経済成長の波が上下するリスクはありうる」と分析する。

政府は今月、補正予算としては過去3番目の規模の約17兆3千億ウォン(約1兆5200億円)の13年の追加経済対策を発表、景気浮揚に向けて大型の財政出動に踏み切っている。

 韓国メーカーの製品は日本企業と競合する分野が多く、ウォン相場が対円で高止まりしていることは価格競争力の低下を意味する。

1~3月の設備投資、輸出は回復したが、今後再び息切れする可能性も残っている。



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