韓国のスマホメーカー、業績不振で人員削減へ
韓国華字メディア
2015-09-27 10:45
韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版は21日、
業績不振に陥ったサムスン電子やLGエレクトロニクスなど韓国のスマートフォン・メーカーが人員削減などの“調整”に着手したと報じた。
業績不振の背景には、世界的に携帯電話市場は飽和状態になったことがあるという。
記事によると、
LGの従業員数は2005年の最盛期に比べて減少を続いており、
同社は「業績の割に人員が過剰」との認識であり、
人員の20%を整理する計画だ。
さらに、
LGの携帯電話部門の社員数は2013年には8047人で、
14年には7905人、
15年には7941人となっていることを伝え、
「全体の20%の整理が行われるとすれば、
約1500人の社員が他部門への異動もしくはリストラの対象となる」という。
また記事は、
15年4-6月期に7兆ウォン(約7100億円)の営業利益を稼ぎだしたサムスンも
構造調整を行う計画だと伝え、
その背景として「13年以降、収益が減少し続けていること」のほか、
李在鎔(イ・ジェヨン)副会長への経営権移譲などがあると主張。
さらに、
サムスンは現在はまだスマートフォン事業を中心に事業を展開しているとしながらも、
今後は「モノのインターネット(IoT)」や電動自動車などにも力を入れる方針と紹介した。
(編集担当:村山健二)
(写真は亜洲経済の21日付報道の画面キャプチャ)
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