北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

横田基地“グルメ横丁(?)” ・・・大した物量だ・・・、羨ましい・・・

2009-08-24 23:48:27 | 在日米軍

◆横田基地フレンドシップデイ2009

 ラプター飛来!地上展示と、大きな話題となった土日のアメリカ空軍横田基地日米友好祭。しかし、直前、アクセス解析では“横田基地 肉”という謎のキーワードで訪問される方が少なからずいた。

Img_8998  F-22戦闘機をはじめ、地上展示機リストを並べるだけでかなりの時間を要するくらいの規模を誇るのが、横田基地日米友好祭。F-16戦闘機だけでも、実に8機が展示されており、横田基地は輸送機の基地、つまりF-16は全て外来機となるわけだから、なるほど、物量の米軍だなあ、という印象。

Img_9144  C-32A輸送機(ボーイング757派生型の米空軍要人輸送機)が着陸する頃には、「大した物量だ・・・、羨ましい・・・」という、映画「遠すぎた橋」にて、マクシミリアン・シェル演じる第2SS装甲軍団長ディートリッヒ中将がC-46輸送機の大編隊を見上げて呟くシーンと重なる。「葉巻を忘れるな」。

Img_7746  横田基地日米友好祭は、夜にも続くので、こういった夜景の写真も撮ることが出来る。戦闘機の夜景というのは、航空自衛隊だと、部外者の場合、浜松基地広報館夜間特別公開でもなければ見ることは出来ず、その様子は航空専門誌の表紙を飾るほど貴重だ。しかし、一日中米軍機を撮っていれば、お腹も減ってくる。そこで、広大な模擬店の方に何度も行くこととする。

Img_8419  ペパローニピザ。12$/1200円。横田基地といえば、このピザが有名。ピザ生地ではなく、厚みのあるパイ生地を用いて、ピザソースとサラミ、チーズを載せたシンプルな味わいがヤミツキになる。を二人で分けても充分なボリューム、満足感を味わえる。なんでも、このピザを第一目的に横田に来る人も少なくないのだとか。

Img_9173  ステーキ。F氏が同僚にお願いして買ってきてもらったら、なんとスプーンだけで、ナイフが入って無かった。ステーキは肉汁が溢れるミディアムレアで、ミックスベジタブルとライスが付いている。米軍基地といったらステーキだよな、と言いながら頬張っていた。なるほど、海自の基地ならカレー、米軍基地なら肉なのだ!。

Img_9372  ホットリンクス。リンクスといっても、ヘリではない。スパムのような塩辛さのリンクス(ソーセージの一種?)がパンに挟んである。3ドル/300円。ケチャップとマスタードも置いてあるんだけど、そのままの味が個人的には好き。こちらは昼食で食べました。ミネラルウォーターは100円、熱中症予防には必須。

Img_8570  それにしても、航空自衛隊の航空祭や、陸上自衛隊の駐屯地祭では、タイミングを逃すと模擬店では、食べ物がすべて売り切れてしまったりしていて、委託食堂で遅い昼食、もしくは外で、ということもあるのに、米軍基地では、そういうことは中々無い。物量の米軍というが、これは地上展示機だけではなくて、食事関係でも当てはまるのだな、と感心。

Img_9874  ステーキセット。夕食は、米軍ステーキにしよう、ということで、こんがり焼いたステーキとクルミパン、そしてコーンのセットで12ドル/1200円を注文。コーラは100円。ちょうど、遠くの方で花火も上がっており(横田基地の花火は日曜、当方一行が行ったのは土曜日)、夜風とともに、米軍基地での夕食を楽しんだ。

Img_7769  横田基地グルメ横丁。ナトリウムランプが煌々と照らす基地内には、濛々とステーキを焼く煙が立ち上る。そうか、エプロン地区で航空機を撮る時にかかっていた靄は、ステーキを焼く煙だったのか!、といまさらながら気づく。大味だけれども、基地の外では味わえないものがある、それがフレンドシップデイの、もう一つの醍醐味なのかもしれない。

HARUNA

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コメント (6)
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