北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

ありがとう!おかげさまで120万アクセス突破 Weblog北大路機関アクセス解析開始より

2009-08-01 22:34:10 | 北大路機関特別企画

◆HARUNAKURAMA.BLOG

 Weblog北大路機関、写真も記事も充分とは言い難いものの、実直に毎日更新を心がけてきましたところ、一日平均のアクセス数も当初の予想よりも多く、昨日、アクセス解析から120万アクセスを突破いたしました。

Img_6906  120万という一つの区切りのアクセス数達成に際して、北大路機関特別企画としては何を特集するべきか、答えは自ずと一つに集約。ヘリコプター搭載護衛艦くらま特集だ。護衛艦くらま、の一風変わった姿を撮影するべく、本日、清水港に展開した。電燈艦飾ではなく、夜の常夜灯に浮かぶヘリコプター搭載護衛艦の姿。

Img_6833  満載排水量7200㌧、5インチ砲2門とヘリコプター3機の運用能力を有するヘリコプター搭載護衛艦くらま、は、はるな型護衛艦の拡大改良型である、しらね型護衛艦の二番艦として就役、京都の北辺にて毘沙門天を祀る霊峰鞍馬の名を冠し、先代の巡洋戦艦鞍馬から二代目の襲名となった。

Img_6839  くらま、は母港を九州佐世保に構え、現在、直接脅威を受けている南西諸島を間近に望む護衛艦隊第2護衛隊群の旗艦という位置づけを有している。また、ヘリコプター搭載護衛艦以外に哨戒ヘリコプターを搭載する護衛艦が無かった護衛艦隊編成時には、護衛艦はるな、とともに、くらま、は第52護衛隊を編成していたことでも知られる。

Img_6775  艦首に輝く艦番号144は、はるな、の艦番号141から続くヘリコプター搭載護衛艦の系譜で、全通飛行甲板を有する最新のヘリコプター搭載護衛艦と比較すると、ヘリコプター巡洋艦型ともいえる艦容となっている。くらま、は、いわゆる従来型ヘリコプター搭載護衛艦としては、最後に就役した一隻であり、近代化改修や延命工事を受け、今後もしばらくは日本周辺、そして日本への脅威に睨みを利かせることとなる一隻だ。

HARUNA

[本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる]

コメント (10)
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