イラクの友人ワリードの手記を読んでください/森住卓 ほか

2011-01-20 22:34:54 | イラク
写真家の森住です。

イラクの友人ワリードの手記を和訳して掲載しているブログです。
http://savewaleed.blogspot.com/
2007年に彼の実家の村で兄弟とともに米軍に逮捕され、2009年3月に釈放される
までの手記を掲載しています。
アメリカが無実のイラク人を貶めるその比人道的やり方が克明に書かれています。
男兄弟3人のうちで誰か一人が罪を認めなければ妻や妹たちがどうなるがかわら
ない」と米兵から家族の写っている写真を見せられ、あと10分以内に罪を認めろ
と迫られ、末の弟が妹や妻を守るために「自分が犠牲になる」と言って無実の罪
を認めてしまう部分は読んでいて思わず、全身に怒りがこみ上げてきます。
アメリカがイラクにもたらした民主主義とは何だったのか?
そして、アメリカがイラクの泥沼に深くはまり込んで抜け出せない理由がよくわかりま
す。
逮捕当時18歳だった末の弟は北部の刑務所に入れられたままです。

すでに、22歳になろうとする青年の大事な青春時代を奪う権利はアメリカにはありませ
ん。
アメリカはこうして、イラクで憎しみを増幅させ敵を次々と生み出してゆくのです。
http://savewaleed.blogspot.com/

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森住 卓
Takashi Morizumi<takashi@morizumi-pj.com>

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高遠菜穂子
http://twitter.com/#!/NahokoTakato/status/27740891284246528
米軍に2年も捕われていたイラクの友人ワリードの手記の日本語訳。
http://savewaleed.blogspot.com/
ぜひ多くの人に読んでいただきたいです
              ↓
http://savewaleed.blogspot.com/2011/01/shakedown.html
守は泥だらけのブーツで毛布を踏んづけ、コーランを蹴飛ばしていきます。

支給された寝具はひどいものでした。毛布はよく言って犬小屋の犬なら使う程度でしょう。

枕はなかったためプラスチックのサンダルを枕にしていました。たった1センチの高さしかありません。これが新しいアメリカ民主主義が与えてくれたものでした。

米軍は1万回も繰り返し尋問しました。「なぜ英語を話すのか?」「なぜ日本のマスコミの書類を大量に持っているのか?」「なぜ結婚しているのか?」「なぜ子どもがいるのか?」「映画ヒバクシャはなんだ?いつ撮影された?」「タカシとは誰だ?」「キャシーとは誰だ?」「誰だっ?誰だ?誰だ?誰だっ・・・・?」

バカバカしい尋問でした。尻の穴の毛の本数さえ数えました。

取調官は何度も入れ替わり、なかには女性もいました。

精神が打ちのめされ一日が暮れていきます。

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はなゆー
http://twitter.com/hanayuu


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