イラク戦争なんだったの!?-イラク戦争の検証を求めるネットワーク メールニュース号外 3月25日

2012-03-25 10:37:51 | イラク
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イラク戦争なんだったの!?-
イラク戦争の検証を求めるネットワーク
メールニュース号外 2012年3月25日

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 全国の賛同者の皆さま、こんにちは。「イラク戦争なんだったの!?
―イラク戦争の検証を求めるネットワーク」事務局の志葉です。
間近のイベントがあるため、号外のメールニュースを発行しました。
今回のトピックです。 

1. 「イラクと福島シンポ」の動画
2.関連イベントの紹介
3.高遠菜穂子さんよりイラク国内避難民支援報告
4.JIM-NETよりサイードくん支援情報

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1. 「イラクと福島シンポ」の動画
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先日、東京・御茶ノ水で催された、当ネットワーク主催のシンポジウム、
「イラクと福島―佐藤栄佐久元知事と“国策”を問う」の記録動画が
ネット上にアップされました(撮影・竜縁拓さん)。
以下リンクでご覧になれます。
http://youtu.be/wFLiltIYoyg

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2.関連イベントの紹介
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・3/26 森住卓さん東京講演「フクシマが見えますか?」
・4/7 忘れていませんか?イラク戦争―開戦9年を考えるトーク―

【3/26・東京・関連イベント】*当ネットワークメンバーが協力
◆フクシマが見えますか? 古居みずえさんに聞く飯舘村

 原発事故後、国内難民が全国に存在することになりました。理不尽に
追放され戻れないまま半世紀以上難民とさせられているパレスチナの
人々と故郷を奪われた福島の人々の苦悩が重なります。これまで、遠い
国の出来事としてきた私たちは、今こそことの本質と、どう考え、どうして
いけば良いのかを、自らに問う時だと考えました。

 以前より
パレスチナでの取材を続け、昨年からは飯館村に入り女性の視点で取材を続ける
フォトジャーナリストの古居みずえさんに映像を見せていただき、お話を伺いな
がら会場
の参加者と共に議論を深めたいと考えます

お話/古居みずえさん(フォトジャーナリスト)
日時/2012年3月26日(月)午後7時~9時
場所/らくだ&TUBO (定員50名)
世田谷区南烏山6-8-7 楽多ビル2F 03-5313-8151 
京王線千歳烏山駅下車徒歩3分
参加費/800円

古居 みずえさん

1948年島根県生まれ。アジアプレス所属。JVJA会員。1988年よりイスラエル占領地を
訪れ、パレスチナ人による抵抗運動・インティファーダを取材。パレスチナの
人々、特
に女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。98年からはインドネシア
のアチェ自治州、2000年にはタリバン政権下のアフガニスタンを訪れ、イスラム圏の
女性たちや、アフリカの子どもたちの現状を取材。新聞、雑誌、テレビ(NHK総合・
ETV特集、NHKBS1、テレビ朝日・ニュース・ステーション)などで発表。

ニコンサロン、コニカプラザなどで写真展開催。著書に『インティファーダの女
たち』
(彩流社)、 写真集に『瓦礫の中の女たち』(岩波書店)など。
ドキュメンタリー映画 『ガーダ パレスチナの詩』(2005年)、
TVドキュメンタリー 『封鎖された街に生きて ~ガザ ウンム・アシュラフ一家の
闘い~』(NHK BS1 2008年)、
『子どもたちは見た ~パレスチナ・ガザの悲劇~』(NHK BS1 2009年)など。2005年
DAYSJAPAN審査員特別賞受賞。
2006年10月、第1回監督作品「ガーダ パレスチナの詩」が第6回石橋湛山記念
早稲田ジャーナリズム大賞受賞。
最新作はドキュメンタリー映画 『ぼくたちは見た』(2011年)。昨年より福島県
飯舘村
で撮影を続ける。

主催:パレスチナが見えますかの会 03-3326-8187
協力:今とこれからを考える一滴の会 03-5313-1525
申込み:03-5313-1525(FAX)またはhitosizukunokai@gmail.comまで

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【4/7・神戸・共催イベント】
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■□■市民社会フォーラム第73回例会■□■
   忘れていませんか?イラク戦争
    ―開戦9年を考えるトーク―

日時: 4月7日(土)19:20~20:40(開場19:00)
会場: こうべまちづくり会館ホール
話題提供:志葉 玲さん
(ジャーナリスト、イラク戦争の検証を求めるネットワーク事務局長)
共催:元町映画館   
参加費:500円 どなたでも参加できます。
(当日、元町映画館で、『IVAW(反戦イラク帰還兵の会)明日へのあゆみ/
~いま時代はかわる~』『ポスターガール』を鑑賞された方は、チケット半券
と交換で無料)

 『IVAW(反戦イラク帰還兵の会)明日へのあゆみ/~いま時代はかわる~』
と『ポスターガール』が元町映画館で4月7日(土)~13日(金)に公開されます。
その記念企画として、初日上映終了後、今年3月20日で開戦9年の節目を
迎えたイラク戦争について、あらためて想い起こすために、日本政府にイラク
戦争の検証委員会の設置を求める運動を続けている志葉玲さんにお話しを
うかがいます。

【志葉 玲(しば れい)さん 】
 1975年東京生まれ。大学卒業後、番組制作会社を経て、2002年春から
環境、平和、人権をテーマにフリーランスジャーナリスト。バグダッドを中心に、
ファルージャやサマワなどイラク現地取材は7度経験。パレスチナ自治区
ガザ侵攻中に現地取材し、イスラエルの戦争犯罪を告発。
イラク戦争の検証を求めるネットワーク事務局長。
著書に『たたかう!ジャーナリスト宣言 ボクの観た本当の戦争』(社会評論社)、
共著 『イラク戦争を検証するための20の論点』(合同出版)、
編集協力・写真提供 『図解 原発のウソ』(小出裕章・著/扶桑社)など。

『IVAW(反戦イラク帰還兵の会)明日へのあゆみ/~いま時代はかわる~』
『ポスターガール』 元町映画館での上映スケジュール(2本立て)
4/7(土)~13(金) 17:15~19時頃終了

※事前申し込みなしでどなたでもご参加できますが、人数把握のために
ご連絡いただければありがたいです。
市民社会フォーラム civilesocietyforum@gmail.com まで

【会場アクセス】こうべまちづくり会館
http://www.kobe-toshi-seibi.or.jp/matisen/img/map_kaikanl.gif
元町商店街4丁目西端の南側角 地下鉄海岸線「みなと元町駅」西1出口から北 1分 
神戸高速「花隈駅」東口から南へ3分、「西元町」東口から東へ5分 
JR・阪神 「元町駅」西口から西へ8分

主催:市民社会フォーラム
共催:元町映画館、イラク戦争の検証を求めるネットワーク
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3.高遠菜穂子さんよりイラク国内避難民支援報告
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 イラク支援ボランティアで、当ネットワークの呼びかけ人である、高遠菜穂子さん
の、先月のイラク国内避難民の支援実績が報告されたので、以下、高遠さんの
ブログ「イラクホープダイアリー」より転載します。ブログのほうには、写真もあり
ます。

イラク・ホープ・ダイアリー http://iraqhope.exblog.jp/17896766/

以下、転載。
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'12年2月国内避難民サポート(Al Rashidiya, North East of Baghdad)

<支援対象>
Al-Rashdiya(North east of Baghdad) アル・ラシディーヤ地区(バグダッド北東)

<支援内訳>
100 blankets(毛布100枚)         $20 x 100 = $2,000

toys for 100 kids(おもちゃ100人分)         = $300 

transportation(交通費)               = $100

Payment for staffs(スタッフ日当)          = $100

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合計                         = $2,500-

[Memo from Baghdad]
at the attachment below are some pics for this new distribution in
area called Al-Rashdiya, it is a small farm area north east Baghdad
and many poor families live there. I found a lots of widows there.
There is a very important project there. It is about un-alphabet
people and there are many teachers are teaching them how to
read and write as voluntary work.
I distributed the donation in this school.
I asked the teachers to bring the widows and orphans who study at
this school and I gave them some gifts from you friend 
and they
appreciated that to you and to IHO as well
.

<バグダッドよりメモ>
添付の写真は、アル・ラシディーヤ地区で行った配付の様子です。
そこは、バグダッドの北東に位置している小さな農村で、みな貧しい
暮らしをしていました。
夫を失った女性もたくさんいました。
そこで、とても大切なプロジェクトが行われていました。
教師たちがボランティアで読み書きを教えていたのです。
そこを訪ね、そこで学んでいる女性や子どもたちを集めてもらい、
配付を行いました。
みな、イホネットのみなさんに感謝していました。

※横断幕にある「ARI-KATO」は「アリガトウ」、「I-H-N」or「IHO」は
「Iraq Hope Network(イラクホープネットワーク)」の意味です。

◆◆◆寄付金振替先◆◆◆
緊急支援、プロジェクトへのご協力ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
郵便振替口座番号:02750-3-62668
加入者名    :イラク支援ボランティア 高遠菜穂子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このカンパは全額、支援物資の購入、輸送費、現地人件費、医療支援、
食料支援などに充てられます。

高遠菜穂子(^人^)
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転載ここまで。


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4.JIM-NETよりサイードくん支援情報
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 日本イラク医療支援ネットワークより、白血病に苦しむ3歳の男の子
への支援情報が届いていますので、転載します。

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2012/03/21
サイード君の支援を決定
http://www.jim-net.net/news/report/2012/03/post-243.php

イラク国内では、骨髄移植ができません。そこで、隣国ヨルダンのキング
フセインガンセンター(KHCC)で治療を受けますが、イラク人に関しては
医療保険などが適用されないために、莫大なお金がかかってしまいます。
そこで、NGOキングフセイン癌基金が、イラク人のために募金を募って
きました。
しかし、国連難民高等弁務官事務所などの予算も底をつき、KHCCでは、
限られた資金を有効に使うために、新たな患者の受け入れは行うわず、
継続治療の患者を優先する方針を打ち立てました。2011年度分の支援
として、KHCCからリクエストのあったサイード君の骨髄移植等の治療費
の一部を補てんすることを決定しました。

患者プロフィール

名前:サイード
年齢:3
国籍:イラク
疾患名:B細胞急性リンパ性白血病

支援額:$35,311(25,000JD)
JIM-NETの支援金(寄付金)$14,124(10,000JD)

症状:
サイードは6歳上の兄弟と遊び、不自由することも無く生活していました。
サイードは幼くもたくさんの語彙を覚え、幼くも話ができるサイードに多く
の人が驚きました。活発な男の子でしたが、あるときサイードの両親が
サイードの異変に気づいたとき、サイードは高熱が出ていて口内には
腫瘍ができ、とても痛がっていました。
診断した結果、白血病でした。直ちに治療が必要で、家族も相当な
ショックを受けました。サイード君には治療が必要です。
サイードの父親は家族7人をなんとか支えていましたが、ましてや白血
病治療には高額な治療費が必要で払うこともできません。
サイード君はいま3段階目の治療「造血幹細胞移植療法」骨髄移植の
段階で、この治療では移植前に大量の抗がん剤投与や、放射線照射
を行い、骨髄中の白血病細胞を徹底的に破壊します。
彼の家族は経済支援を必要とし、サイード君が治療を終えられること
を切望しています。
サイード君が元気になり、新しく健全な生活を送ることに戻れることを
願っています。

******************
イラクのがん、白血病の子どもたちとJIM-NETの活動のためのご寄付は
下記にお願いいたします。

郵便振替
▼ 郵便振替口座:00540-2-94945 
▼ 口座名:日本イラク医療ネット

銀行からお振込み
■ 銀行名:ゆうちょ銀行
■ 金融機関コード:9900
■ 店番:059
■ 預金種目:当座
■ 店名:〇五九 店 (〇は漢数字のゼロ)
■ 口座番号:0094945

日本イラク医療支援ネットワークのサポーターになるにはこちら。
http://www.jim-net.net/supporters/

**************
 以上、ご報告とご協力のお願いでした。今後とも、応援いただけます
よう、ご期待申し上げます。


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イラク戦争なんだったの!?―
イラク戦争の検証を求めるネットワーク

〒171-0033
東京都豊島区高田3-10-24 第二大島ビル303
Web:http://iraqwar-inquiry.net/
mail:office@iraqwar-inquiry.net
Tell: Fax:03-3209-5122
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