気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

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松浦武四郎止宿の地「上カバト下カバト」の碑へ辿る道ー二日目

2016-03-22 12:25:26 | 旅行
前日、栗山町から迷いに迷って辿り着いた南幌温泉ホテルをスタートして9月30日、目的地の浦臼方面へ進んだ。
途中、気になる石碑や神社、無人駅などがあり立ち寄った。
午前8時40分、篠津神社と石碑
 篠津神社の全景


篠津開基百年碑には北海道開拓の歴史の一つが刻まれていた。

『篠津村は、明治十四年七月七日、屯田兵十九戸の入地によって開かれ次いで、仝十八年三十戸、仝十九年十戸が配置され屯田村として北辺の警備と開発に当たり兵農一如以って開拓の草創とする。』とあり、現在は国道整備や農業、その他の事業などで繁栄したものと推測されるが、当時の記録によると
『推するに往時この地は巨樹蒼々として天日を尚( )丈余の熊笹人畜を没し、熊狼跋扈千古不斧の道燐たり、先人克す艱難辛苦風雪に耐へ・・・・』郷土創生の偉功繁栄を孫昆に嘱せんとする・・・と昭和五十六年に建立されていた。

「開村記念碑」

『篠津村明治十四年移青森・岩手・山形二十戸、仝十八年移鹿児島、佐賀、鳥取、石川、熊本五県三十戸越・・・』と各地から開拓に入っていることが分かる。
神社境内にはその他「忠魂碑」「日露戦争・満州事変、大東亜戦争」の戦没者慰霊碑がある。


国道275号を月形に向かい、途中無人駅の中小屋駅に立ち寄った。私は鉄道マニアではないが、無人駅や秘境の駅という処には何か気になっている。それは、なんでここに駅があるの・・・とか無人駅は誰が掃除しているのかなど、付近に住んでおられる方の駅への思いやかつては賑やかだったのだろうかなど勝手な想像をさせられるところなのだ。
中小屋駅・・・ホームは田園風景の中に


更に進んで「豊ヶ岡駅」

駅舎内部

札比内神社があり、立ち寄る。

坂口茂次郎翁の顕彰碑があった。
札比内神社の由来を調べてみた。
『札比内でも厚軽臼内地区は他の地より早く開拓され、明治5年神社を創祀、厚軽臼神社として祀るも、大正9年岩本農場の高台に移し、社郷を大沼神社と改称したが、年々移住者も増えて広範囲に開発が進み、札比内全域の中心となる所に再度神社を移すことになり・・・・(中略)合併により合祀された歴史を持つ御祭礼とのこと』
坂口翁のことはまだ調べていない。

鶴沼道の駅の案内板から少し進んだところにある「樺戸川駅逓跡」を探したが、目印の廃屋となった商店の家の横に雑草に埋もれた石碑があったが、それかな~と思い、近寄るが雑草と樹木に覆われていた。草刈鎌があったら確認できたのだが・・・と

松浦武四郎止宿の碑「上カバト下カバト」の地へ到達。この碑は今まで何度か訪ねて来たが、見つけることが出来なかった。今回ようやくたどり着けたところでもあり、碑を見て感動。

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