仁木町稲穂峠の松浦武四郎の歌碑を見て、岩内町の郷土資料館を訪ねた。目的は、館内にある松浦武四郎や案内の人たちの様子を描いた絵があるからである。館内の二階に上がり、階段を振り向くと壁一面の大きな描絵がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/31/e6f543c03950e95e919fbd934f918da4.jpg)
『安政三年四月二十七日、松浦武四郎はスイド、サケノカロ(アイヌの案内人)和人庄内の常吉、松前の富次郎の四名を伴い、磯谷よりライデンの難所をこえて岩内の地に立つ。 山岸正巳作』とある。
岩内には郷土資料館の探検の様子の絵があるのみであるが、西蝦夷日誌の「岩内領」の編には付近の雷電にある弁慶の刀掛岩の記録もある。興味があるので・・・『雷電山の新道開墾は箱館奉行の鎮将の功勲實に萬世不朽の業、誰か仰がざらん。扨其境アプシク(断崖)より数丈の岸屏恰も掌を立し如く、是に添いて(十二町廿間シレパ(岩岬)、廻り(ニ町)エトウシホロシレパ(岬)磯谷より望むに第一岬とす。和人是を弁慶の刀掛といへり。
千萬の仇をなびけし やき太刀の ひかりは遠く 名に残りけり 』と読んでいる。
(個人的には雷電海岸の弁慶の刀掛け岩は夕陽もきれいなので、その辺に武四郎の歌碑が有ったら北海道人としては嬉しいが・・・)
資料館1回展示室には夏目漱石が岩内に戸籍を映してた資料があった。また、古いが能く手入れされた、立派なリードオルガンがあった。珍しく左右には円形の台が付いており、電燈のない時代の燭台か・・・譜面台も芸術的でクラッシック。近年、オルガンを復活させて調律し、コンサートも行ったという。現存で現役の日本最古のオルガンのようです。100年の時を超えて演奏できるオルガンに興味を持った。ジッと見つめていたら、職員の方が「弾いてもいいですよ!」・・・貴重なものには手をふれないでください・・・という所が多い中、誰でも触れていい・・・本当に良いんですか?なんて懐が広いのでしょう・・・。どんな音色なのか興味あったので、つい私も手を触れ踏み足台を動かした。柔らかい・・・いい音です。学生時代、オルガンの曲を聞きにいった教会にはまだパイプオルガンが入っていなかったがその音色、記憶に残っている響きと似ていた。
ピカピカに手入れされているオルガン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/23/6bec0d67ca3a578abe66aca9b6e9d530.jpg)
また、郷土資料館前には「野生のホップ自生の地」という碑があり、ホップを撮影。
岩内はアスパラ発祥の地として知っていたが、ホップもあったんですね。(岩内ビールでもあったのでしょうか・・・?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b5/4e97294414a0133c34a0aaa8344cbc3a.jpg)
岩内郷土資料館の敷地内には「ニシン街道」の看板が建てられている。かつて日本海側は鰊御殿が建つ栄えた時代があった。
(南は江差から北は小平の花田番屋など・・・ソーラン節がその華やかさや漁師の生活を物語るのでしょう・・・)
岩内から次の目的地へ泊原子力発電所の横を通って、神恵内に向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/31/e6f543c03950e95e919fbd934f918da4.jpg)
『安政三年四月二十七日、松浦武四郎はスイド、サケノカロ(アイヌの案内人)和人庄内の常吉、松前の富次郎の四名を伴い、磯谷よりライデンの難所をこえて岩内の地に立つ。 山岸正巳作』とある。
岩内には郷土資料館の探検の様子の絵があるのみであるが、西蝦夷日誌の「岩内領」の編には付近の雷電にある弁慶の刀掛岩の記録もある。興味があるので・・・『雷電山の新道開墾は箱館奉行の鎮将の功勲實に萬世不朽の業、誰か仰がざらん。扨其境アプシク(断崖)より数丈の岸屏恰も掌を立し如く、是に添いて(十二町廿間シレパ(岩岬)、廻り(ニ町)エトウシホロシレパ(岬)磯谷より望むに第一岬とす。和人是を弁慶の刀掛といへり。
千萬の仇をなびけし やき太刀の ひかりは遠く 名に残りけり 』と読んでいる。
(個人的には雷電海岸の弁慶の刀掛け岩は夕陽もきれいなので、その辺に武四郎の歌碑が有ったら北海道人としては嬉しいが・・・)
資料館1回展示室には夏目漱石が岩内に戸籍を映してた資料があった。また、古いが能く手入れされた、立派なリードオルガンがあった。珍しく左右には円形の台が付いており、電燈のない時代の燭台か・・・譜面台も芸術的でクラッシック。近年、オルガンを復活させて調律し、コンサートも行ったという。現存で現役の日本最古のオルガンのようです。100年の時を超えて演奏できるオルガンに興味を持った。ジッと見つめていたら、職員の方が「弾いてもいいですよ!」・・・貴重なものには手をふれないでください・・・という所が多い中、誰でも触れていい・・・本当に良いんですか?なんて懐が広いのでしょう・・・。どんな音色なのか興味あったので、つい私も手を触れ踏み足台を動かした。柔らかい・・・いい音です。学生時代、オルガンの曲を聞きにいった教会にはまだパイプオルガンが入っていなかったがその音色、記憶に残っている響きと似ていた。
ピカピカに手入れされているオルガン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/23/6bec0d67ca3a578abe66aca9b6e9d530.jpg)
また、郷土資料館前には「野生のホップ自生の地」という碑があり、ホップを撮影。
岩内はアスパラ発祥の地として知っていたが、ホップもあったんですね。(岩内ビールでもあったのでしょうか・・・?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b5/4e97294414a0133c34a0aaa8344cbc3a.jpg)
岩内郷土資料館の敷地内には「ニシン街道」の看板が建てられている。かつて日本海側は鰊御殿が建つ栄えた時代があった。
(南は江差から北は小平の花田番屋など・・・ソーラン節がその華やかさや漁師の生活を物語るのでしょう・・・)
岩内から次の目的地へ泊原子力発電所の横を通って、神恵内に向かった。