気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

菅江真澄和歌シリーズ:江差の歌碑

2018-01-18 17:47:26 | 旅行
2016年4月松前から江差方面に出かけ、レストラン江差家の所にある菅江真澄の歌碑を訪ねた。
歌碑は大きな看板の傍にあり分かりやすい。
因みに、菅江真澄の足跡をしらべたら、秋田の菅江真澄の資料からマップを発見

歌碑
 『すくも焚く 煙りの末も治まれる 風にしたがふ 沖の夕なぎ』

説明版には

『寛政元年(一七八九)初夏。この年もまた鰊が不漁のうちに漁期を終えた。
不漁に泣く沿岸漁民を見てきた旅人の目に、それでも、次なる昆布の豊漁を祈りながら、砂浜を清める人々の姿が美しい夕日に染まる影絵のように見えた。
 やがて、すくも(藻くずや塵芥)を焼やす煙も細くなった。
容量も不漁も天の定め、風に流れる煙りのように、運命を受容するたくましい人々の住む浜街に音もなく夕凪が訪れる。
一時、薄暮の静寂に包まれた江差浜の情景を詠んだ一首である。・・・
この歌を記した「えみしのさえき」は松前と久遠の霊場太田山を往復した旅の記録である  平成十四年九月』とある。



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