2018年7月20日、北海道博物館の松浦武四郎特別展」を見学の後、北海道開基100年記念塔の見て開拓の村に向かいました。
百年記念塔は昭和43年(1968)北海道開基100年を記念して着工され、翌年完成したという。現在は老朽化して中には立ち入りが出来ません。
記念塔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b4/589393d0da68a3fac1a14d320a86d21f.jpg)
開拓の村は明治、大正、昭和の初期の3つの時代にかけて北海道の開拓時代の産業と生活・文化を伝える歴史的建造物を全道各地から一九、復元し保存している。
村内は市街地・農村・山村・漁村のエリアに分け、当時の情景を再現しているというレトロな村。
夏は馬車鉄道、冬は馬橇で巡るのもいいとのこと。
案内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/e6/419869cf4154744f83fbf4e7f19f5371.jpg)
入り口は旧札幌停車場の建物が管理棟になっている。個人的ですが印象に残った主な建造物。
(1)旧札幌停車場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7c/5a3fa4138e9bb7c6723426f0b7e840d4.jpg)
(2)旧開拓使札幌本庁舎
入村してすぐ目につくのが、左側にある旧開拓使札幌本庁舎。白とグリーンのモダンな雰囲気。
明治6年(1873)に建てられ、再現したもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/20/bc83c294a41c40f75a37912baddd8ec0.jpg)
(3)旧開拓使爾志通洋造家(白官舎)
明治11年(1878)開拓使の感謝として建てられた。アメリカ中西部の建築様式を模範として外観は様式だが、内部は畳敷きの和洋折衷。外観の白ペンキが塗られていたことから俗称「白官舎」と言われていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1e/a09cd0cbdbf5b83c6e3fbe28978f8d46.jpg)
(4)旧浦河支庁庁舎
ピンクの美しい建物。
明治30年(1897)北海道道庁が郡区役所を廃止し、支庁制度を設けた結果浦河支庁が置かれた。建物は大正8年(1919)浦河村および道庁の費用で建築されたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a0/80db3bacae1db2838724e882f3e5bdba.jpg)
(5)南一条巡査派出所
明治18年(1885)、札幌創成橋の脇に最初に建てられた交番。木造だったのが、その後個人の篤志寄附で建て替えられたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4b/5d83fb1621a438287ab76f5cfdb137c4.jpg)
(6)旧青山漁家住宅
説明版には「安政6年(1859)に山形県から渡道し、小樽沿岸を中心に鰊建網などを経営した漁家。番屋をはじめ、網倉、船倉のほか海産物干場、船入間など多くの施設、設備を必要とした。
鰊猟場の建物がこのように集約的に保存されている所は少なく、貴重な文化遺産の一つであると説明がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c8/54027c95159376c83b7c2cf1a9af7baa.jpg)
(7)漁網のつくろいの実演風景
実際にご婦人が網をつくろっていた。声をかけて伺うと「漁師さんがいたので、教えてもらいました」とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4b/5825e46974f5bdcae435c8dda438855c.jpg)
(8)馬車鉄道の車庫
村内には馬車鉄道が運行しており、村の中央部にレールが敷かれている。ソーケッシュオマベツ駅逓の方まで往来している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/af/9ded7b77d302a9eac61c637bc0b04b13.jpg)
馬車の運行風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/78/c8869dd411d35548165346658eafff1e.jpg)
業務を終えた馬さん・・・この日の札幌は30度、ご苦労様。(人間も暑さでグッタリ・・・しそう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/aa/9fd4747bdb918587bc27c4985373d4e1.jpg)
(9)旧ソーケッシュオマベツ駅逓所と説明版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/25/25e557681d0e24cb0beea9f8adeea91d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/7b/de228e2f4b9702510bc4937b90ea6f34.jpg)
この駅逓は喜茂別の史跡巡りで訪ねたが、開拓の村に移設されているので、この村を訪ねた目的の一つでもある。
夷茂別館跡村と徳舜瞥村(現在の大滝)の中間地点で、明治42年(1909)から昭和9年(1934)まで営業していた官制駅逓所。他に現存するものが少ない。
駅逓は荷物の搬送や郵便、宿泊などの営業を行い北海道の発展に大きな役割を果たしていた。
(10)ソーケッシュオマベツ駅逓所の厩舎
駅逓では、人家の持つの運搬、農作業に馬が遣われていたので、付属する建物として厩舎(馬小屋)が設けられていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/9c/113c86d23c811d11b733d6d6a4727a58.jpg)
百年記念塔は昭和43年(1968)北海道開基100年を記念して着工され、翌年完成したという。現在は老朽化して中には立ち入りが出来ません。
記念塔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b4/589393d0da68a3fac1a14d320a86d21f.jpg)
開拓の村は明治、大正、昭和の初期の3つの時代にかけて北海道の開拓時代の産業と生活・文化を伝える歴史的建造物を全道各地から一九、復元し保存している。
村内は市街地・農村・山村・漁村のエリアに分け、当時の情景を再現しているというレトロな村。
夏は馬車鉄道、冬は馬橇で巡るのもいいとのこと。
案内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/e6/419869cf4154744f83fbf4e7f19f5371.jpg)
入り口は旧札幌停車場の建物が管理棟になっている。個人的ですが印象に残った主な建造物。
(1)旧札幌停車場
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7c/5a3fa4138e9bb7c6723426f0b7e840d4.jpg)
(2)旧開拓使札幌本庁舎
入村してすぐ目につくのが、左側にある旧開拓使札幌本庁舎。白とグリーンのモダンな雰囲気。
明治6年(1873)に建てられ、再現したもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/20/bc83c294a41c40f75a37912baddd8ec0.jpg)
(3)旧開拓使爾志通洋造家(白官舎)
明治11年(1878)開拓使の感謝として建てられた。アメリカ中西部の建築様式を模範として外観は様式だが、内部は畳敷きの和洋折衷。外観の白ペンキが塗られていたことから俗称「白官舎」と言われていたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1e/a09cd0cbdbf5b83c6e3fbe28978f8d46.jpg)
(4)旧浦河支庁庁舎
ピンクの美しい建物。
明治30年(1897)北海道道庁が郡区役所を廃止し、支庁制度を設けた結果浦河支庁が置かれた。建物は大正8年(1919)浦河村および道庁の費用で建築されたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/a0/80db3bacae1db2838724e882f3e5bdba.jpg)
(5)南一条巡査派出所
明治18年(1885)、札幌創成橋の脇に最初に建てられた交番。木造だったのが、その後個人の篤志寄附で建て替えられたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4b/5d83fb1621a438287ab76f5cfdb137c4.jpg)
(6)旧青山漁家住宅
説明版には「安政6年(1859)に山形県から渡道し、小樽沿岸を中心に鰊建網などを経営した漁家。番屋をはじめ、網倉、船倉のほか海産物干場、船入間など多くの施設、設備を必要とした。
鰊猟場の建物がこのように集約的に保存されている所は少なく、貴重な文化遺産の一つであると説明がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c8/54027c95159376c83b7c2cf1a9af7baa.jpg)
(7)漁網のつくろいの実演風景
実際にご婦人が網をつくろっていた。声をかけて伺うと「漁師さんがいたので、教えてもらいました」とのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/4b/5825e46974f5bdcae435c8dda438855c.jpg)
(8)馬車鉄道の車庫
村内には馬車鉄道が運行しており、村の中央部にレールが敷かれている。ソーケッシュオマベツ駅逓の方まで往来している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/af/9ded7b77d302a9eac61c637bc0b04b13.jpg)
馬車の運行風景
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/78/c8869dd411d35548165346658eafff1e.jpg)
業務を終えた馬さん・・・この日の札幌は30度、ご苦労様。(人間も暑さでグッタリ・・・しそう)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/aa/9fd4747bdb918587bc27c4985373d4e1.jpg)
(9)旧ソーケッシュオマベツ駅逓所と説明版
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/25/25e557681d0e24cb0beea9f8adeea91d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/7b/de228e2f4b9702510bc4937b90ea6f34.jpg)
この駅逓は喜茂別の史跡巡りで訪ねたが、開拓の村に移設されているので、この村を訪ねた目的の一つでもある。
夷茂別館跡村と徳舜瞥村(現在の大滝)の中間地点で、明治42年(1909)から昭和9年(1934)まで営業していた官制駅逓所。他に現存するものが少ない。
駅逓は荷物の搬送や郵便、宿泊などの営業を行い北海道の発展に大きな役割を果たしていた。
(10)ソーケッシュオマベツ駅逓所の厩舎
駅逓では、人家の持つの運搬、農作業に馬が遣われていたので、付属する建物として厩舎(馬小屋)が設けられていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/9c/113c86d23c811d11b733d6d6a4727a58.jpg)
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