ちょっと前に出会った本、私のお気に入りである
。 育児に関する本に興味があって、偶然手にした本だった。 内容は至ってシンプル。 怒ったり、叱ったりする前に「どちらがいいの?」この一言を言うのだ。 「どちらがいいの?どっちにするの?」で、子どもの自立心、思考力を育て、親子の絆を深めるらしい。 以前、真ん中の娘に試したが、効果覿面
叱ったり、命令、提案ではなく、娘は自分で選択して行動した。 おかげで、ストレスがなくなった。 最近はこれを1歳3ヶ月の娘に試している。 今日も試した。 おやつを選択させた。 右手にパン、左手にせんべい・・・「ねえ~、どっちがいい?」との質問に、娘は左右を見比べ、せんべいを選んだ。 満足そうに完食。 これを、いろんな場面で利用している。 服を二つ用意して、どっちがいい? スプーンと箸、どっちがいい? どっちの本見る?・・・と様々。 まだ1歳だが、意思はある。 こちらの押し付けにならないように、出来るだけ選ばせたい。 子どもではあるが、一人の人間。 向き合っていきたい。 私が子どもの頃、進路にしても、将来のことでも、なかなか選んで決めることが出来なかった。 選ぶ、自分で決めるというトレーニングができてなかったせいか? 自分の出来なかったことを、少しでも子供たちにしてあげたい。 この選択するということが、将来、子どもたちが自分の生きていく道を自分で切り開いていくきっかけになれれば、何よりだ。

