インターンシップの面接を受けるために飯田橋へ・・・と思ったらいきなり間違え水道橋で下車。飯田橋についても目標のビルを通り過ぎ、まだかまだかと一駅歩く。時間は余裕だったのが不幸中の幸い。またいったん駅前に戻り、ドトールコーヒーで一息つく。初めての本格的な面接を前に非常に落ち着かない。たかがインターンの面接・・・と昨夜は余裕綽綽だったがいざ目の前にすると、肝の小ささが露呈し始めた。
で、12:30、定刻の15分前にきっちり入室。最終的に21名が一堂に集められた。女性係員が15分後に開始します、それまで周りに人と情報交換などをしておくつろぎください、との案内。それまで静かだった室内が、一組、また一組と話し始める人たちが出てきてにぎやかになってきた。しゃべるのめんどいな、と思い一人ぼけっとしてたら、隣の人から話しかけられた。仕方なく談話。でも少し気分が楽になった。
また係員がやってきて、面接の会場に案内される。集団面接なので、7名が1室に集められる。面接官は2名。若い男性と中年のおじさん。
「お集まりいただきまして、ありがとうございます・・・云々・・・では肩慣らしに一人1分くらいで自己紹介をしてください」
きたー!
一番右からあてられる。「~と申します。大学では~をしてきて、~を学び、さらに今年の文化祭では・・・・・・・」
軽く3分はいっていただろう。1分って言われたでしょ!いま1分分の原稿を頭の中で考えたのに!隣のやつも軽く2分は越し、1分で終わらせるのが物足りない雰囲気。
ついに順番が回ってきた。緊張はしていたが、ええいままだ、と適当にしゃべり、頭で考えてないことが勝手に口から出てき、まあもう疲れた、と2分くらいでしゃべり終えた。
次に「では、大学のときに最も力をいれ、自分の力で達成できたことはなーに?」との質問。2分の時間が与えられたが、これまたトップバッターが軽くオーバー。自分は趣味とバイトについて語ってみたが、「一番大変なお客様は?」「仕事をする上でもっとも大切にしていることはなに」など矢継ぎ早に質問が飛んでくる。一瞬考え、即座に解答。だから質問にきちんと答えられてなかったかもしれない。
なんとかかんとか答え、一応周りの人の解答も聞いてあげる。待ち時間の態度もチェックされてるかも、と恐れてのこと。そして気づいた。自分の右に座ってるやつ、なんか小学校のときに通っていた塾の知人に似ている・・・話を聞けば聞くほど、なんか雰囲気が似ている。このしゃべり方、この笑い方、このしぐさ。
気になって仕方なかったので、面接後に聞いてみた。「間違っていたら大変失礼なのですが・・・」
正解。やはり彼本人だった。塾のときも2、3回しゃべっただけだったが、そのときに「駅からバスで通ってるよ」と話していた内容が異様に頭に残っていた。そして少し特徴的な雰囲気も決定的だった。サークルの人の顔すらよく見分けられないのに、10年も前の知人を覚えていた奇跡、そして何よりも同じインターンに応募し、同じ日同じ時間に面接を受け、しかも隣という奇跡。面接の合否はともかく、この出会いが何よりの収穫だった。ちなみに向こうもそれとなく気づいていたようで、同じ大学に通っていることも判明した。
じゃあね、またね。受かっているといいね。そう告げて電車のなかで別れた。
で、12:30、定刻の15分前にきっちり入室。最終的に21名が一堂に集められた。女性係員が15分後に開始します、それまで周りに人と情報交換などをしておくつろぎください、との案内。それまで静かだった室内が、一組、また一組と話し始める人たちが出てきてにぎやかになってきた。しゃべるのめんどいな、と思い一人ぼけっとしてたら、隣の人から話しかけられた。仕方なく談話。でも少し気分が楽になった。
また係員がやってきて、面接の会場に案内される。集団面接なので、7名が1室に集められる。面接官は2名。若い男性と中年のおじさん。
「お集まりいただきまして、ありがとうございます・・・云々・・・では肩慣らしに一人1分くらいで自己紹介をしてください」
きたー!
一番右からあてられる。「~と申します。大学では~をしてきて、~を学び、さらに今年の文化祭では・・・・・・・」
軽く3分はいっていただろう。1分って言われたでしょ!いま1分分の原稿を頭の中で考えたのに!隣のやつも軽く2分は越し、1分で終わらせるのが物足りない雰囲気。
ついに順番が回ってきた。緊張はしていたが、ええいままだ、と適当にしゃべり、頭で考えてないことが勝手に口から出てき、まあもう疲れた、と2分くらいでしゃべり終えた。
次に「では、大学のときに最も力をいれ、自分の力で達成できたことはなーに?」との質問。2分の時間が与えられたが、これまたトップバッターが軽くオーバー。自分は趣味とバイトについて語ってみたが、「一番大変なお客様は?」「仕事をする上でもっとも大切にしていることはなに」など矢継ぎ早に質問が飛んでくる。一瞬考え、即座に解答。だから質問にきちんと答えられてなかったかもしれない。
なんとかかんとか答え、一応周りの人の解答も聞いてあげる。待ち時間の態度もチェックされてるかも、と恐れてのこと。そして気づいた。自分の右に座ってるやつ、なんか小学校のときに通っていた塾の知人に似ている・・・話を聞けば聞くほど、なんか雰囲気が似ている。このしゃべり方、この笑い方、このしぐさ。
気になって仕方なかったので、面接後に聞いてみた。「間違っていたら大変失礼なのですが・・・」
正解。やはり彼本人だった。塾のときも2、3回しゃべっただけだったが、そのときに「駅からバスで通ってるよ」と話していた内容が異様に頭に残っていた。そして少し特徴的な雰囲気も決定的だった。サークルの人の顔すらよく見分けられないのに、10年も前の知人を覚えていた奇跡、そして何よりも同じインターンに応募し、同じ日同じ時間に面接を受け、しかも隣という奇跡。面接の合否はともかく、この出会いが何よりの収穫だった。ちなみに向こうもそれとなく気づいていたようで、同じ大学に通っていることも判明した。
じゃあね、またね。受かっているといいね。そう告げて電車のなかで別れた。