終わらざる夏 上・下 浅田次郎著。
8月敗戦の月に読む最も相応しい本だったと 読後強く感じました。
一つの立場からだけでなく、疎開した子供、疎開先の教師、私生児として生まれ自虐のある男、
赤紙を届け続けた男、軍需動員の女学生、診断書を捏造し若者を兵役から護った医師、
英会話が出来るということで応召された 老編集者、終戦を承知で 戦後尚戦わざるを得なかったソ兵・・
の夫々の立ち位置で、物語を織成し 戦争の悲惨を訴えています。
本土から遠い 千島列島に取り残された兵を含む住民が、
敗戦の放送をキャッチできなかった為の混乱、
ソ連の アメリカ上陸前にという策略で 8月15日後の挑戦に 応戦し 多くの死亡者が出たというのは初めて知りました。
”戦争に勝ち負けはない。戦争する奴は皆が負けだ。一生戦争しないで畳の上で死ねたらその時が勝ちだ。”
国民全部をその気にさせてしまった 聖戦・勅語 言葉の恐ろしさに 戦慄を覚えました。
一部の上層幹部の見通しの過ちで 多くの命を失いました。
再び有ってはならない戦争を あらためて 憎む気持ちになりました。
今日の日めくりカレンダー This heat wears me out. この暑さでもう くたくただ。
8月敗戦の月に読む最も相応しい本だったと 読後強く感じました。
一つの立場からだけでなく、疎開した子供、疎開先の教師、私生児として生まれ自虐のある男、
赤紙を届け続けた男、軍需動員の女学生、診断書を捏造し若者を兵役から護った医師、
英会話が出来るということで応召された 老編集者、終戦を承知で 戦後尚戦わざるを得なかったソ兵・・
の夫々の立ち位置で、物語を織成し 戦争の悲惨を訴えています。
本土から遠い 千島列島に取り残された兵を含む住民が、
敗戦の放送をキャッチできなかった為の混乱、
ソ連の アメリカ上陸前にという策略で 8月15日後の挑戦に 応戦し 多くの死亡者が出たというのは初めて知りました。
”戦争に勝ち負けはない。戦争する奴は皆が負けだ。一生戦争しないで畳の上で死ねたらその時が勝ちだ。”
国民全部をその気にさせてしまった 聖戦・勅語 言葉の恐ろしさに 戦慄を覚えました。
一部の上層幹部の見通しの過ちで 多くの命を失いました。
再び有ってはならない戦争を あらためて 憎む気持ちになりました。
今日の日めくりカレンダー This heat wears me out. この暑さでもう くたくただ。
私も面白く読みました。自由闊達な人たちの生き様が 清涼水のようにすっきりさせてくれました。
何時も有難う。
8月は 是非戦争について 思いを馳せてね。
是非読んで見たい1冊です
いつも有難う! 今 非常識家族を熟読中です
読んでみたいと思ったわ!!