「この商売で一番大事なのは、客を喜ばすことだ。人は精神的な満足と喜びさえ味わえれば、
金なんかいくらでも出す。」
この物騒なお言葉は、この小説のなかの編集長の営業方針なのです。
この出版社は、書きたい! 表現したい! 人達をターゲットし、出版を持ちかけます。
それからです。この編集長の凄い手腕が披露されます。巧みな話術で、本人を喜ばせるながら
金を出させるのです。はたから見てるれば、詐欺まがいの行為を本人は感謝しながらお金をだす。
「夢を売ってるのだ」と編集長は、意気軒昂。 自費出版とは違うところを強調し、営業を続けます。
自分の思うことを述べたい衝動を巧みに利用して、営業する?
出版界の、裏事情こんなものと思わせる、本でした。
ついでの話ですが、今日 埼玉県警なる所から電話がありました。「振り込め詐欺防止協会からです。
息子さんや警察官を名乗る、振り込め詐欺が横行しています。十分お気を付けください。」
これを娘に話したら、「その電話もおかしいから、その後の電話に気を付けて」ですって。
暫くの間、何も信じられなくなりました。
金なんかいくらでも出す。」
この物騒なお言葉は、この小説のなかの編集長の営業方針なのです。
この出版社は、書きたい! 表現したい! 人達をターゲットし、出版を持ちかけます。
それからです。この編集長の凄い手腕が披露されます。巧みな話術で、本人を喜ばせるながら
金を出させるのです。はたから見てるれば、詐欺まがいの行為を本人は感謝しながらお金をだす。
「夢を売ってるのだ」と編集長は、意気軒昂。 自費出版とは違うところを強調し、営業を続けます。
自分の思うことを述べたい衝動を巧みに利用して、営業する?
出版界の、裏事情こんなものと思わせる、本でした。
ついでの話ですが、今日 埼玉県警なる所から電話がありました。「振り込め詐欺防止協会からです。
息子さんや警察官を名乗る、振り込め詐欺が横行しています。十分お気を付けください。」
これを娘に話したら、「その電話もおかしいから、その後の電話に気を付けて」ですって。
暫くの間、何も信じられなくなりました。
かつて、自費(家)出版が広告に良く出ている時期がありました。
何冊か私の知り合いの方々の書いた本が、回ってきたりしたものでした。友人知人の作品は、大変興味深いものでした。
ただ、ある親しい方が、自分の本を周囲に送ったところ、半数から礼状の一つも来なかった、と気を悪くして私に語ったことがありました。一個人の経験談は、どれだけ素晴らしいものであっても、少し離れた関係者になると、関心を持たれないものなのですね。ただし、知っている人から送ってきた本なら、葉書の一つを出すのも、ちょっとした礼儀かしらとも思いましたが、複雑な気分になったことを覚えています。さて・・・
「振り込め詐欺防止協会」は、無いかも知れませんね。本当に何を信じてよいか、戸惑いますね。
いや~な、気分です。
何を信じたらいいの?と思いながらも、
この編集長が憎めない気分になってしまいました。
読んでみてください。読後感楽しみにしています。